ミツバチの巣を安全に駆除・除去する方法|特徴と見分け方、注意点


「家にミツバチの巣が!」
「駆除するのもなんだか可哀想だし、どうしようか迷う…」
「穏やかって聞くけど、何か被害あるのかな」
ミツバチの巣を見つけてしまった、ミツバチがずっと近所を飛び交っているというあなたは、こんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?
「ミツバチは温厚な性格なので、こちらから危害を与えない限りは刺さない」なんて聞いたこともありますよね。
しかしミツバチは家の壁の中や換気扇の中、屋根裏など気づいにくいところに巣を作る傾向があるため、私たちはうっかり巣に近づいていることもしばしば。
お子さんがいるご家庭だと「外に出たときに興味本位で触ってしまったら…」といった不安もあります。
申し遅れました!みんなのハチ駆除屋さんの日向と申します。
結論から申し上げると、ミツバチは危険性や被害を加味して早めに駆除してもらうのがいいでしょう。
ミツバチの駆除は専門の業者に依頼するのが安心です。
自分での駆除も可能ではありますが、蜂の数が多いのでかなり困難を極めます。
とはいえ、ミツバチはいい面も悪い面も両方あるために駆除すべきか迷ってしまう方も多いです。
この記事では、ミツバチの適切な対処方法と、ミツバチがもたらす被害と有益な点の両面を詳しく紹介していきます。
「実はミツバチではなく、危険なスズメバチだった」というケースがあると本当に危ないので、見分け方や巣の特徴も解説します。
すぐに駆除方法を確認したいという方は、こちらのボタンからチェックしてみてください。
※駆除方法を解説したブロックにジャンプします。
すでに被害が出ている場合、また対処が難しい場合はみんなのハチ駆除屋さんにお気軽にご相談ください!
ハチの巣駆除のプロが、すぐに駆けつけて解決します。
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【駆除の前に確認】ミツバチの特徴と巣の場所
まずはじめにミツバチの特徴や巣が作られる場所、攻撃性をカンタンにお伝えします。
ミツバチの特徴と見分け方
日本で飼育(養蜂)されるミツバチは「ニホンミツバチ」と「セイヨウミツバチ」の2種類です。
ニホンミツバチ | セイヨウミツバチ | |
---|---|---|
見た目 | ![]() |
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活動時期 | 3月から11月 | 2月から11月 |
見た目の特徴 | ・日本の在来の蜂 ・セイヨウミツバチと比べて体が少し小さい(働き蜂で10から12mm) ・縞模様の黒色が目立つ ・女王蜂、雄蜂は黒色系 ・34℃以上の高温で、東南アジアや日本の働き蜂の腹部第3、4節背板が黄色化する |
・外来種の蜂 ・ニホンミツバチと比べて体が大きい(働き蜂で13から15mm) ・黒色や黄色の体に、橙色や黒の縞があるものなどさまざま ・腹部の縞模様の幅が広い |
生態 | ・東アジア、東南アジア、南アジアに分布するトウヨウミツバチの亜種 ・人を刺しにくく、トウヨウミツバチで一般的なジャワミツバチヘギイタダニに強い抵抗を持つ ・異常気象に適応し、飛行距離が長い ・巣やレタスの葉をかじる習性がある ・スズメバチに対して46℃以上の温度で蒸し殺す「熱殺蜂球」と呼ばれる方法ですべを持つ |
・ヨーロッパ、中東、アジア、アフリカなどの養蜂で広く活躍する ・南米、中米に持ち込まれたアフリカ起源の亜種は、イタリア、スペイン起源の亜種と交雑が進み、攻撃性が高い「キラービー」とも呼ばれるように ・天敵はオオスズメバチ ・幼虫を育てるため、巣の中の温度を冷やす「扇風」や「水撒き」を行う |
巣 | ・閉鎖空間につくることが多い ・新巣は白色から淡黄色 ・巣板は5枚から10枚前後(1枚板の場合、野生のコミツバチという種類の可能性あり) ・1群あたり5千から2万頭のコロニーをつくる ・セイヨウミツバチにはあまり見られない逃去性(転居性)をもち、分蜂を行う |
・開放的な空間につくることが多い(飼育) ・ただし、世界の野生のセイヨウミツバチは適応力が高く、閉鎖空間に巣をつくることも多い ・巣の大きさはニホンミツバチの約2倍 |
分布 | 本州、四国、九州、奄美大島 | 日本全国 |
- 体長は10から15mm
- 色は黒っぽく、細い黄色の縞模様がある
- 体全体に毛が生えている
- 数は小さい巣で3,000頭、大きい巣で50,000頭
ミツバチは他のハチ(スズメバチ、アシナガバチ)に比べて体が小さいです。
一方でスズメバチは体が太く、アシナガバチは細長い見た目をしています。
なので、小さくて、腹部に黄色と黒色の縞模様があり、体全体に毛が生えているハチを見かけたら、ミツバチと判断していいでしょう。
最近では、縞模様の黒が目立つミツバチだけでなく、黄色の部分が目立つミツバチも増えてきました。
1つの巣にいるミツバチの数は、大きい巣でなんと50,000頭にものぼります。
スズメバチは最大4,000頭、アシナガバチは最大300頭ほどなので、ミツバチはかなりの大家族で暮らしていることがわかりますね。
ミツバチの巣の特徴と場所
ミツバチはこのように、下に垂れる板状の巣を作ります。

巣の大きさは最大1m。 蜂の巣の中でもかなり規模が大きい方の巣と言えます。
巣を作りやすいのは以下のような閉鎖的な場所です。
- 屋根裏
- 床下
- 木の空洞(樹洞)
まれに木の枝や軒下といった開放的な場所に巣を作ることも。庭作業をすることが多い方や、頻繁に通る場所に巣が作られた場合などは十分にご注意ください。
こちらも実際に駆除に伺ったお宅の写真です。

巣の規模はまだ小さいのですが、働き蜂が巣にびっしりとついている状態ですね。
写真のように、雨を防げる場所は、巣を作るのに絶好のポイントなので、急激に巣が大きくなることも珍しくありません。
スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの違い
強い毒をもつスズメバチ、アシナガバチの巣と、ミツバチの巣の違いは次の通りです。

ミツバチの攻撃性
「ミツバチは大人しいから刺さないよ!」「なんでそんなに怖がるの?」
という人、いますよね。
家の近くを飛んでいることに怖がっていても、家族に相手にしてもらえない…とお悩みの方もいると思います。
ではその人たちが言うように、本当にミツバチは刺さないのでしょうか?
実は、普段温順な性格のミツバチも攻撃的になる瞬間が2つあります。その2つを詳しく見ていきましょう。
1. 一度刺すと他のミツバチも次々に襲ってくる

ミツバチは一度人を刺すと周りの仲間も次々と刺しにきます。
というのも、ミツバチが人を刺すと周りのハチにも刺激が伝達されるから。
ミツバチが人を刺すと、ミツバチの体内から毒針が抜けます。
そうすると、近くにいるハチを刺激する臭いがあたりに広がるんです。
こうなってしまうと、多数のハチに次々と執拗に襲われる可能性があります。
実際に2003年には、愛媛県において、草刈りをしていた女性がセイヨウミツバチに全身を数十カ所さされて死亡する事件も起きているほど。
何百匹といった働き蜂が一気に襲ってきたらと考えると、体がザワッと震えます。
普段は温順だとしても、一度危害を与えてしまうと攻撃的になってしまうんです。
2. 冬でも攻撃性が異常に高い
ミツバチは、意外にも冬でも攻撃性が高いです。
その攻撃性は、巣に近づいただけでも刺しにくるほど。
巣に振動を加えただけで執拗に刺されるケースもあるようです。
ミツバチはスズメバチやアシナガバチと違って、女王蜂と働き蜂が集団で冬を越します。
その間の食料は、巣に貯蓄している蜜。
エサが限られる冬の時期はとくに、生存のために周りからの刺激に敏感になっているんですね。
知らないうちに巣に刺激を与えていた!なんてことがないよう、冬もミツバチの巣には要注意です。
近くにミツバチの巣がある場合は、みんなのハチ駆除屋さんへお気軽にご相談ください。
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ミツバチに刺されないための方法は?
頭皮を露出していると真っ先に攻撃を受けます。これは、よくある「ハチは黒に反応する」のではなく、髪の毛や皮膚の匂いがミツバチの攻撃を誘発していると言われています。
頭髪は帽子で隠すなど対策をしましょう。また、化粧品や整髪剤、汗臭さにも反応します。
ミツバチは巣を離れていても匂いに敏感に反応するので、化粧品や整髪剤の使用はなるべく避けましょう。
ミツバチを駆除したい人・迷う人それぞれの対処法
ミツバチを駆除する方法は、大きく次の3つです。
ミツバチの駆除は、蜂の数が多くて危険な上、蜜の処理が大変なため基本的には業者にお任せするのが賢い選択です。
とはいえ「駆除するのはかわいそう…」と感じる方もいらっしゃいます。
それぞれの対処法を詳しく解説していきますね。
迷う方は養蜂家の方へ連絡してみることをおすすめします
ミツバチを殺してしまうのはちょっとかわいそう…と思っている人もいるはずです。
その場合は、一度近隣の養蜂場や養蜂家の方、愛好家の方に連絡し、引き取ってもらうという方法があります。
連絡するにあたって、最低限次のことがわかればOKです。
- 巣の写真(なければ、場所や規模の説明)
- 巣の高さ(ざっくりと住宅の1階軒下なら2メートル、2階軒下なら4メートル)
- セイヨウミツバチか、ニホンミツバチか
一部の養蜂場では、ハチミツの回収や養蜂のために殺虫剤を使用せず巣を回収してくれることもあります。
すべての養蜂場で対応しているわけではありませんが、駆除にためらいがある方は一度お住まいの地域の養蜂場へ連絡してみるのもひとつの方法です。
もし近くに養蜂場がない場合、また断られてしまった場合は、ハチ駆除の専門業者に依頼しましょう。 また、最近では、ミツバチ愛好家の情報交換サイトや、ジモティーなどの地域情報サイトでも有償・無償を問わずミツバチの巣の取引が盛んに行われています。 ちなみに、個人で養蜂をスタートする場合、ニホンミツバチとセイヨウミツバチでは、ニホンミツバチのほうが費用をかけずに始められます。
余談ですが、農林水産省の統計によると、日本国内のハチミツの生産量は年間約2万6千トンで、輸入ハチミツは約41千9百トン、そのうち66%が中国からの輸入に頼っている状況です。
なお、蜜ろうの国内生産量は約15トン、ローヤルゼリーは約3トンです(参照PDF:養蜂をめぐる情勢|農林水産省 畜産局|令和5年の結果より)。
このような背景から、日本養蜂協会や日本はちみつマイスター協会では、国内の養蜂事業と産業を活性化させようと、さまざまな活動を行っています。
すぐに解決したい場合はハチ駆除専門業者へ
「壁の中や屋根裏など入れない場所に巣ができて、自分ではどうしようもない…」
「大量のミツバチが怖すぎて自分では退治できない」
被害が出る前に退治したいとは思っているものの、どうにも自分では対処できない場合もあるかと思います。
その場合は、一度ハチ駆除業者に相談してみましょう。
屋根裏や床下の巣を放置すると、蜂蜜によって柱や床材にカビが生えたり、腐ってしまったりなど被害が拡大してしまいます。
大掛かりな工事が必要になるなど手遅れになる前に、早めに対処するのがおすすめです。
先日みんなのハチ駆除屋さんでも、床下のミツバチの巣の駆除を承りました。
床下ということでお客様ご自身での対処が難しく、ご依頼をいただいた次第です。
実際にお家に訪問して調査を開始。
お客様の許可をいただいてお部屋の床板を取り外し、床下に潜って調査します。

確認してみると巣がかなり大きくなっており、蜜による汚れもかなりひどい状態だったためすみやかに巣を撤去しました。
駆除前 | 駆除後 |
---|---|
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ミツバチの巣の駆除は、蜜の掃除や大量のハチの処理などかなり手間がかかります。
床下や屋根裏などはとくに身動きが取りにくく、刺される危険性も格段に上がってしまうんですね。
このように、自分で対処するのが難しい場合やすぐに解決したい場合は、専門の業者に相談すると安心です。
▶︎プロのハチ駆除業者に相談してみる
お見積もりは無料、もちろんそのあとに駆除を申し込むかご検討いただくことも可能です!
自力で駆除したい場合は?
費用の心配もあるし、自分で駆除したいという方もいますよね。
「自分でどうにかしたい」という人は、殺虫剤や巣を回収するための袋、ハチから身を守る服装の用意など、準備をしっかり行ってから駆除を始めてください。
蜂の巣駆除を自分で行う方法や準備物は、こちらの記事で解説しています。
▶︎蜂の巣駆除の方法をプロが解説|スプレーの選び方、手順、費用相場
ただ、巣がかなり大きいようであれば自分での駆除は避けましょう。
巣が大きければ蜜の被害も大きくなり、建物に付着した蜜やシミをぬぐいきれないことも。
そうすると建物の腐敗が進んだり、虫がわいたりなど二次被害が大きいんですね…。
加えて、なんと言ってもハチの数が多いので、すべてのミツバチを一気に駆除できずに逆に刺激して刺されてしまうリスクが大きいです。
あなた自身の安全を第一に、自分でも安全に駆除できそうか考えてみてくださいね。
一度刺されてしまったらどうすれば?対処法を紹介
一度刺されると集中攻撃がはじまる可能性もあるミツバチ。刺されても他のハチから攻撃を受けないためには以下のように処置してください。
- まずはできるだけその場から離れ、水で洗い流す
- 指先かピンセットを使用して毒針を抜く
- 刺された部分をつまむか、ポイズンリムーバーを使って毒を抜き、水で流したり患部を氷嚢で冷やして他のハチを刺激する臭いを消す
- 患部に抗ヒスタミン系のステロイド軟膏を塗布する
刺されてから30分以内に吐き気や蕁麻疹、呼吸困難、意識の低下などの全身症状が出る場合は、アナフィラキシーショックの可能性があるため、119番に電話をかけて救急車を呼びましょう。
ミツバチを放置することで起こる被害
「養蜂場での引き取りは難しそうだった。」
「でもやっぱりミツバチを駆除するのはかわいそう…」
とお悩みの方、いらっしゃいますよね。
しかし、ミツバチの巣が人の生活や民家に及ぼす被害はかなり深刻です。ここでは、起こりうる2つの被害について紹介します。
1. 糞による車や洗濯物の汚染
ミツバチは巣の外で飛行しながら長さ数mm〜数十mmの糞を排泄します。排泄される場所は、建物の壁や車、洗濯物など様々です。
とくに白いものに対して集中的に排泄されることが多く、ベランダに干しているシーツ1枚に数百の糞が撒き散らされているという事件もありました。
せっかくの洗濯物が台無しになり、悩む人もいます。
2. 蜜や死骸の体液による屋根裏・壁の汚染

ミツバチの蜂蜜や、死骸の体液による屋根裏や壁の汚染による被害もあります。
ミツバチはその名前の通り、巣に蜜をたっぷりと溜め込みます。そのため、屋根裏や壁から溜まった蜜が染み込み、壁に染みや汚れをつくる可能性があるのです。
その蜜に誘われて、ゴキブリやアリが家に住みつくといった二次被害も想定できます。
また、死骸の体液も汚れや染みの原因です。夏の終わりから秋にかけて、オオスズメバチが幼虫を食べるためにミツバチを殺しにきます。たった16頭のスズメバチが、1万2000頭以上のミツバチを殺すのです。
おびただしい量の死骸がミツバチの巣の周りに残されます。その死骸がそのまま放置されると考えるとゾッとしますね…。
自分で屋根裏のミツバチを駆除しようとするときも同様です。
スプレーは届いたものの、自分で屋根裏に上がることができなければ、蜜の溜まった巣や死骸は放置することに。
このような被害を考えるとそのまま放っておくのはよくないことがわかります。
被害が深刻になる前に、早めに対処することが重要です。
3. スズメバチやダニ、その他の虫が寄ってくる
ミツバチの天敵は、アブ、オニヤンマ、カマキリ、そして同じ蜂であるスズメバチです。
とくにオオスズメバチやキイロスズメバチは、ミツバチの幼虫だけでなく成虫を捕食するため、集団で巣箱や巣穴を襲います。
それ以外にも、ミツバチの巣はさまざまな生き物と共生しています。
ダニで言うと、ミツバチヘギイタダニやケナガコナダニが、成蜂の胸や腹部に、幼ダニは幼蜂に寄生し、コロニーに被害を与えます。
自然界のミツバチの巣では、クロゴキブリ、ワラジムシやダンゴムシ、ガ、ムカデ、ナメクジ、ヒキガエル、トカゲ、ヘビなどが巣に入り込み、一緒に生活していることがあります。
これらの生き物は、生きている蜂にはなんの害もないものの、「糞がき気になる」「自宅に集まってこられるとイヤだ」という人も多いでしょう。
(参照:『ニホンミツバチ誌』著:岡田 一次)
ミツバチが軒下でうじゃうじゃしていて怖いです…これって一体なに?

4月〜6月にかけて、軒下や庭先の木におびただしい量のミツバチがいることがあります。一見するとおぞましい光景なのですが、これはハチのお引越しである「分蜂」という行動。
ミツバチは何年も同じ巣で生き続けます。そこに毎年、新女王が誕生するんです。
新女王が誕生すると、もともとその巣にいた旧女王は新しい巣をつくるために、巣の仲間を半分ほど連れて引越しをはじめます。これが「分蜂」です。
引越しをはじめた旧女王蜂たちは一旦巣を離れて、休憩しながら新しい巣に適した場所を探します。
わたしたちが見るミツバチの軍団は、「休憩中」のミツバチたちで、このときのミツバチは攻撃性がほとんどありません。
パッと見るととても怖く見える光景ですが、数日経つと新しい巣を探していなくなりますので、そっとしておいてあげましょう。

益虫としての側面:ミツバチから受ける恩恵
放置することでさまざまな被害が発生してしまうミツバチですが、私たちの生活に利益をもたらす「益虫」であることも事実です。
私たち人間はミツバチが生産するものを多数利用しています。
ミツバチは古代から益虫として慕われ、スペインや南アフリカにある石器時代の壁面には、古代人が巣から蜂蜜を摂る様子がたくさん描かれているそうです。
最後に、益虫としてのミツバチの役割も知っておきましょう。
ハチミツや蜜蝋(みつろう)、ローヤルゼリーの生産

ミツバチは人が生活で使用するさまざまなものを生産しています。
ハチミツ
ハチミツはもちろんみなさんも知っていますよね。
花の蜜を収集して巣の中で加工され、貯蔵されていたものがハチミツとなって私たちの食卓に並びます。
蜜蝋(みつろう)
蜜蝋は、ミツバチが巣をつくるときに分泌される蝋のことです。
用途は石鹸やろうそく、口紅やリップクリームなど様々な用途があります。
ローヤルゼリー
ローヤルゼリーは、サプリとしても販売されている栄養価の高いものとして知られています。
タンパク質や糖質、脂質、ビタミンなどさまざまな成分が含まれており、女性に人気です。
果実の受粉

また、ミツバチは果実の受粉において欠かせない存在です。
ミツバチは幼虫のエサとして花粉を集めますが、その行動がイチゴやナス、カボチャなどを実らせる共生関係をつくっています。
ミツバチが減少すると、手作業で受粉をしなければいけないという手間もかかります。場合によっては、受粉のためにミツバチを飼育する農家も。
私たちの食生活にとっても、ミツバチは貴重な存在なんです。
人通りが少ない場所やあなたのお家に影響のない場所でミツバチの巣を見つけた場合は、そっとしておくのがいいでしょう。身の危険を感じるのであれば、すぐに対処を検討してくだいね。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
ミツバチの駆除方法、またミツバチがもたらす被害と益虫としての役割を紹介しました。
益虫とはいえ被害はありますし、駆除したい方も駆除に迷う方も両方いらっしゃると思います。
いずれにせよ、家への被害や家族が刺される被害を考えると早めの対処が必要です。
不安な方は一度、私たちみんなのハチ駆除屋さんにお任せください。
ミツバチ駆除について豊富な知識をもったプロが、すぐにお伺いして対処いたします!
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
この記事を監修したハチ退治の専門家

日向 準(ひむかい じゅん)
ミツバチはとにかく数が多く、巣を作られた場所は蜜などで汚れてしまっていることがよくあるので、巣が大きくなる前に早めに対策されることをおすすめします。