先ほどからキッチンの換気扇の外側に蜂がいます。
けっこう数が多いので、もし部屋の中に入ってきたらと思うとかなり怖いです。
これってどうすればいいですか?換気扇は回してもいいんでしょうか。
やっぱり業者さんを呼ぶしかないんですかね…?
とにかく家族みんなパニックです。教えてください。
みんなのハチ駆除屋さんのスタッフ、日向がお答えします。
たくさんの蜂が群がっているとかなり怖いですよね…!
換気扇の外側に蜂が群がっている場合、隙間があると室内に侵入してくる可能性があります。
まずは室内に侵入しないようフィルタをつける等の対処を行い、外に群がる蜂を駆除しましょう。
また、換気扇は回しておいたほうが安全です。
一般的に換気扇は「排気」を行うものなので、換気扇を回すことで室内の空気が屋外に排出されます。
換気扇を回すことで屋外の空気を取り込み、一緒に蜂が入ってくる…といったことはないのでご安心ください。
ただし換気扇のタイプによっては外の空気を取り入れてしまうものもあります。
このあとより詳しい対処法をお伝えするので、安全のためにもよくよくご確認くださいね。
※「今すぐ換気扇の蜂をどうにかして欲しい」という方は、みんなのハチ駆除屋さんへお気軽にご相談ください。
ハチ駆除のプロが最短30分でお伺いし、被害が出る前に対処いたします。
換気扇に蜂がいる場合、まずは室内に入ってこないよう対処した上で、換気扇内部や屋外にいる蜂に対処する必要があります。
換気扇には一般的に、外部から虫が侵入しないようにフィルターやカバーが設置されているものです。
しかし経年劣化で隙間ができていたり、欠損していたりする場合、蜂が換気扇を通って侵入する可能性は十分にあります。
まずは室内に蜂が入ってこないように対処しておきましょう。
プロペラファンの場合 (プロペラが回る換気扇) |
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蜂が入ってこないように換気扇を回してください。万が一侵入してくるケースに備えて、換気扇フィルターがあれば取り付けておきましょう。
もし換気扇を回して「バリバリ」といった音がした場合は、ファンに巣を作られている可能性があります。 故障の恐れがあるのですぐに止め、蜂の巣の駆除業者に駆除してもらいましょう。 |
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シロッコファンの場合 (ダクトを通って排気する換気扇) |
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蜂が入ってこないように換気扇を回してください。 万が一侵入してくるケースに備えて、換気扇フィルターがあれば取り付けておきましょう。
もし換気扇内部から「ブーン」と蜂の羽音が聞こえてくる場合は、外の換気口につながるダクト内に巣を作られている可能性があります。 自分で確認するのは困難なため、駆除業者に調査してもらいましょう。 |
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通気口の場合 (アパート等の部屋にある換気口) |
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通気口は、外の空気を部屋に取り込むためのものです。 開けたままにしておくと蜂が入ってくる可能性があるため、通気口を閉めておきましょう。 閉めるのが難しい場合は、ラップ等で隙間を覆ってください。 もし通気口の内部に蜂がいる場合、また巣が作られている場合は、蜂の巣の駆除業者に駆除してもらいましょう。 |
換気扇から蜂が入ってこない状況を作ったら、換気扇の外側に群がる蜂の対処に移ります。
もし家の中に蜂が入ってきてしまった場合は、こちらをご覧ください。
【関連】家の中に入ってきた蜂を追い出したいです。対処法を教えてください
外の換気口近くで群がっている蜂は、時間が経つといなくなる可能性があります。
室内に入ってこないよう対処した上で少し様子を見てください。
蜂がいなくなれば一安心ですが、もし以下のような状況なら換気扇の中に蜂の巣が作られているかもしれません…。
換気扇を覗いて巣があるのか確認するのは危険なので、蜂の巣の駆除業者に連絡して確認・駆除をお願いしましょう。
※蜂が群がっているの玄関近くや窓のすぐ横など頻繁に使用する場所だと、様子を見ている間にも刺されてしまう可能性があります。
この場合はなるべく早く業者を呼んで駆除してもらうか、このあとお伝えする方法で自分で駆除しましょう。
換気扇(室内)の近くで蚊取り線香を焚くことで、蜂の嫌がるニオイの煙を換気扇の外に排出することが可能です。
実際にこの方法で蜂が逃げていくこともあるのですが、確実ではないほか、煙が細いため時間がかかってしまうことも。
ちょうど家に蚊取り線香がある!という方は、様子を見る時間を使って試してみてもいいかもしれません。
では、換気扇に群がる蜂を自分で駆除する方法を解説します。
蜂の駆除は大変危険な作業です。
安全に駆除できるかは状況によって異なるので、まずは自分でも駆除できそうか見極めましょう。
以下の場合は自分での対処を避け、駆除業者に依頼してください。
また7月〜9月頃は蜂の活動がピークを迎えます。
換気扇近くには数匹しかいない場合でも、そのまわりには何匹も仲間がウロウロしていることも…。
危険を感じるのであれば、上記に限らず駆除業者へ連絡しましょう。
私たちみんなのハチ駆除屋さんでは、どんな場所にある蜂の巣でも駆除を受け付けています。1匹の蜂でも対応可能ですので、お困りの方はお気軽にご相談ください。
自分でも対処できそうだった方は、さっそく駆除の準備を進めましょう。
蜂の駆除に必要なものはこちら。
殺虫剤は一般的な害虫用のもので問題ありません(キンチョール、アースジェットなど)。
不安な方は蜂専用の殺虫剤を用意しましょう。
防護服は以下アイテムでの代用も可能です。
袖や裾は紐で縛るor養生テープで止めるなど隙間を作らないようにしてください。
やや面倒ですが、身の安全のためにもしっかり準備しておいてくださいね。
準備が整ったら、以下の手順で駆除を行いましょう。
殺虫剤を吹きかけると蜂が大きな羽音を立てて飛び立つことがありますが、薬剤の成分に反応しているだけなのでそのまま噴射し続けてください。
すべての蜂が動かなくなったら完了です。
巣がある場合は巣を落とし、蜂の死骸と一緒にホウキでゴミ袋に入れて処分しましょう。
※蜂には絶対に手で触れないよう注意してください。死骸であっても、毒針は動く可能性があります。
換気扇の蜂駆除が完了した方、お疲れ様でした!
駆除が完了したら、再度蜂が群がることのないように対策が必要です。
まずは換気扇に蜂がやってくるそもそもの原因を知って、対策していきましょう。
換気扇に蜂が群がる理由は大きく分けて2つあります。
蜂は雨風を防げる安全な場所や、敵に狙われにくい場所を選んで巣を作ります。
換気扇はまさにこの条件に当てはまる絶好の環境なので、蜂が巣作りの下見をしたり、実際に巣を作ったりすることが多いんです。
とくに5月下旬〜6月頃は巣作りが始まる時期なので、蜂が群がっている様子がないか定期的に確認しておくと安心です。
キッチンで砂糖を溶かしたり蜂蜜を加熱したりすると、キッチン外の換気口部分にミツバチが寄ってくることがあります。
これは砂糖・蜂蜜の甘い匂いに引き寄せられているためなんですね。
とはいえ料理をしないわけにもいかないので、換気扇の蜂対策としては次に解説する内容を試してみてください。
換気扇から蜂が入ってこないようにする対策、また蜂が寄ってこないようにする予防方法として以下を行っておきましょう。
蜂の体長はおよそ2cm〜4cmほど。
しかし頭部や胴体の幅はこれより小さいため、大体1cmほどの隙間さえあれば侵入されてしまいます。
経年劣化等で換気扇のフィルター、カバーが欠損している場合は、目の細かい金網や防虫ネットを張って侵入を防ぎましょう。
殺虫剤は、駆除だけではなく蜂を寄せつけないための予防にも役立ちます。
換気扇周辺に数秒間、噴射した箇所が濡れる程度にスプレーを吹きかけておきましょう。
殺虫剤は一般的な害虫駆除のものでOKですが、最近だと予防に特化したものも販売されています。
換気扇だけではなく軒下や雨戸の蜂の巣予防にも活用できるので、1本用意しておくと安心です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
換気扇の蜂対策について、不安や疑問は解消されたでしょうか?
一般的に、換気扇に蜂が群がっているのは以下3パターンのいずれかです。
多くの場合、しばらくするといなくなりますが巣ができている場合はいつまでも居座ります。
放置するとどんどん巣が大きくなってしまうので、早めに対処しましょう。
みんなのハチ駆除屋さんでは、換気扇の蜂の駆除をはじめどんな場所でも駆除を受け付けています。
自分で対処できずにお困りの方は、お気軽にご相談くださいね。
ここまではスタッフ日向がお伝えしました。
換気扇の蜂への対処が完了し、安全な毎日が戻ってくることを願っています。
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