最強オオスズメバチの徹底対策:巣や駆除方法も

蜂退治専門家が語る
更新日2019年02月04日

大量の毒と、長い針。大人の親指ほどの大きさで、ミツバチの巣を襲って丸ごと1つ食べ尽くす。巣に近づくものは即攻撃

これは、昆虫界で最強、ハチのなかで最大ともいわれるオオスズメバチのこと。

大アゴをカチカチ鳴らしながら強く噛みつき、7ミリメートルほどの毒針を何度も突き刺します。
刺された皮膚が死んで、腫れが収まった後も5ミリほど陥没してしまったお客様にお会いしたことがあります…。
刺された時も激痛。なんとしても避けたいハチです。

この記事で、みんなのハチ駆除屋さんの中村が、オオスズメバチの生態と対策を徹底解説します!

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オオスズメバチの巣と駆除方法

オオスズメバチは、土の中に巣を作ることが多いです。ネズミやヘビなどの(使わなくなった)巣穴・廃坑を利用することも!

巣の近くを通ったり、振動を感じるとすぐに巣から飛び出して攻撃してきます。毒が強いので非常に危険!

その他、オオスズメバチの営巣場所は地中/木の根/木の穴/屋根裏/壁の隙間など。
巣の外皮はもろく、底が抜けている形。巣を作るために、土砂をアゴで削り取って運び出すことも。

自分でできる?土の中の巣の駆除方法

ここでは土の中のオオスズメバチの巣の駆除方法を説明します。

ただし、自分で駆除するのは危険すぎるのでやめてください。

  • ・プロと同レベルの防護服がある
  • ・30メートル以内に人家がない
  • ・4月〜6月の10センチ以内の巣

これが最低条件ですが、この条件を満たしていたとしても、攻撃力が非常に高いオオスズメバチはプロでも危険です。自分での駆除は可能な限り避けましょう。

4〜6月であれば自分でできる、と主張する人もいます。ですが、攻撃力が桁違いのオオスズメバチはやめたほうが良いです。

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準備するもの
燻煙式殺虫剤 60~120グラム缶2個
3メートル前後の棒 燻煙剤の缶を先っぽに取り付ける
針金 燻煙剤と棒を結びつける
スプレー式殺虫剤 600ミリリットル缶2本
スコップ 穴を埋める
防護服 刺されない、なるべく厚手のもの
厚手の手袋 刺されない、なるべく厚手のもの

オオスズメバチの毒針は長いと7ミリも。刺されて貫通しないように、厚手の手袋でしっかりガードしましょう。

↓ハチ駆除用の道具をご紹介します↓

ハチ駆除専用の、厚手の手袋

オオスズメバチの場合、防護服の下にウィンドブレーカーや雨合羽を着るなど二重の防御をおすすめします。

駆除作業の手順

①巣穴の確認
日没後、巣に2〜3メートルまで近づき、巣の場所を再確認する。

夜はハチが神経質になり、少しの振動で巣の外にハチが出てくる。
攻撃性に高いオオスズメバチは十分注意して、静まるのを待つ。

②燻煙剤を使う
棒の先に、針金で燻煙剤をくくりつける。燻煙剤に点火する。巣の出入り口に、何匹か見張り役のハチがいることが多いが、ためらわずに燻煙剤の缶をつっこむ。

入り口付近で10~20秒ほど燻煙した後、さらに奥に差し込む。

巣の付近で動いたり飛び回るハチには、スプレー式の殺虫剤を吹きかける。

③巣穴の閉鎖
巣穴をすぐに取り去る必要がなければ、そのままにしておく。そうすれば翌日、外で過ごしていたハチが戻ってきた時、巣に付いた駆除剤に触れて死ぬ。

念のために翌日も燻煙剤を処理しておくと、もどってきたハチ・残ったハチも完全に死ぬ。

その後、巣の入り口を砂や土で塞げば、ふたたび活動する恐れはなくなる。

※普通、巣は地表から30センチほどの深さまでありますが、時には1メートルを超す巣もあります。

オオスズメバチの攻撃:他のハチを襲う!

9〜10月が被害最多!刺されるといちばん痛い

オオスズメバチの被害は、7〜11月に発生します。とくに、ハチの数が増える9〜10月が最多。

巣に近づくと、相手を30メートルまで追いかけて刺します。刺す時は大きなアゴで噛みついたり、毒針を何度もつき刺すのでホントに恐ろしいです…。

アゴは昆虫を食いちぎる時に使いますが、人も噛まれると痛いです。

しかも、オオスズメバチだけは、巣を離れたエサ狩場などでも人を襲います。この後、その危険性を説明します。

他のハチとの戦いに、人が巻き込まれることも

8月〜11月にはオオスズメバチの攻撃性が牙をむきます。キイロスズメバチなど他のスズメバチやミツバチの巣を襲って全滅させ、巣の中の幼虫をエサとして自分の巣に持っていくのです。

襲撃の前に、オオスズメバチは偵察のために他の蜂の巣に何度かやってきます。偵察役のハチは、ターゲットの巣にフェロモンで印をつけます。そして仲間を呼び、集団で襲って破壊するのです。

オオスズメバチに狙われた巣は緊張が高まり、神経質になり、人や犬などが近づいても敏感に反応します。警戒したハチが巣の周囲2〜3メートルほどを飛び回り、体を激しく震わせて興奮状態に。そんな時に、巣から10メートル以内に近寄ると攻撃を受ける可能性が高いので要注意です。

カマキリ、クモ、蛾などの虫を食べる。クヌギやコナラなどの樹液、ぶどう・柿・イチジクなどの熟した果物、シラタマタケの胞子液などを集める。

餌場の確保をめぐって他のハチと激しい戦いをくりひろげるので、柿などの果物の樹がある場合は要注意。

オオスズメバチに刺される時

知らないうちに刺激して刺されることが多いです。
草刈り、農林作業、ハイキング、登山、電線の点検、狩り、墓地など。遠足中の子どもが刺されるケースも。

オオスズメバチは一度刺激されると、その後数週間ほど警戒心が強くなり、人や通行人を襲いやすくなります。

オオスズメバチの生態

体長・大きさ

スズメバチの中で最大。

女王蜂:4.0〜4.5センチ
働きバチ:2.7〜3.8センチ

なかには5センチを超える女王蜂も!

参考:島根県:女王中の女王(オオスズメバチ)

外見

頭はオレンジ色で大きい。

胸部は黒、腹部は薄いオレンジ色で黒い縞模様が入っている。

活動期間
5月 巣作り開始
6〜7月 働きバチが羽化しはじめる
9〜10月 巣が最大、数も最多になり活発になる
11月 新女王蜂・雄蜂が羽化
11~12月 活動終了

オオスズメバチは、女王蜂だけが冬を越せます。他の働きバチは冬になると死んでしまいます。

枯れ木の中などに潜り込んで越冬した女王蜂は、春になると巣作りをはじめます。

ひとつの巣の働きバチの数は、7〜8月に200〜300匹、ピークの9〜10月は500〜800匹になることも。女王蜂とオス蜂の数を合わせると1,000匹を超えることがあります。

分布・分類
オオスズメバチ
学名 Vespa mandarinia(原名亜種)
Vespa mandarinia japonica (日本亜種)
分布 北海道・本州・四国・九州
北海道や東北は少ない

参考:森林生物データベース 00025 オオスズメバチ
オオスズメバチは1日に50キロ以上飛ぶとも言われます。

オオスズメバチの毒の量(1匹あたり)

スズメバチの毒は強いですが、オオスズメバチはその中でも最大です。
毒の量を比較してみました。

オオスズメバチ 1.1ミリグラム
キイロスズメバチ 0.4ミリグラム

他のスズメバチの倍以上の毒を持っています!

オオスズメバチの天敵は?

オオスズメバチの天敵
捕食者:クマ、野鳥、ハチクマ、ムシヒキアブ、ヒトなど
寄生者:菌類、線虫など

例えば、鷹の一種ハチクマはスズメバチの巣を攻撃して、蛹や幼虫をヒナの餌にします。

また、ミツバチはオオスズメバチに攻撃されると、反撃としてオオスズメバチを大勢で囲んで、高温にして蒸し殺すことがあります。これは熱殺蜂球と呼ばれます。

最後に:オオスズメバチに遭遇したら

オオスズメバチは、昆虫界で最強とも言われるほど攻撃性が高い蜂です。

刺されると、激しい痛みに襲われます。アレルギー症状のアナフィラキシーショックでなくても、毒の強さで重症になることも。

正直、私も駆除するのがいちばん怖いのがオオスズメバチです。素人の方は絶対に自分で駆除しようとせず、プロに依頼してください。

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