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危ないので2m以上近づかず刺激しないで、すぐお電話ください。

怖いスズメバチを安全に駆除!プロが教える正しい駆除方法と注意点

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2021.03.03更新
ハチ退治の専門家が丁寧に教えます!
半端な知識での駆除は非常にキケンです。スズメバチの特徴を知って、駆除のコツを抑えましょう。

「スズメバチがベランダに巣を作っている…!」
「できるなら自分で駆除したいけど、何を用意したらいいかわからない」
「そもそも自分で安全に駆除できるの?」

こんにちは!みんなのハチ駆除屋さんの日向です。
この記事では、ハチ駆除のプロが自分でスズメバチを駆除する方法をまるごと詳しくお伝えします。

スズメバチを近くで見つけたらとても怖いですよね。
「刺されたらどうしよう…子供が被害にあうかも…!」「早く退治しなきゃ!」と感じてしまいますが、焦りは禁物です。

実はハチ刺されの原因の多くを占めるのが、「自分で駆除しようとして刺された」というケース。
スズメバチは捨て身で襲いかかってくるので、本当にキケンです。

家の近くにスズメバチがいる方は、とにかく近づかないでください!そして刺激を与えないでください。
まずは巣から離れ、自分で対処できるかどうか?を確認しましょう。

スズメバチは「6月頃までの直径15cm程度の巣」であればご自身でもギリギリ駆除が可能。
それ以降になるとどんどん危険性が増していくので、注意が必要です。

より安全に・徹底的にスズメバチを駆除するためにも、まずは基礎知識としてスズメバチの特徴や生態から確認していきましょう。
駆除にあたって揃えておくべきグッズも紹介しますよ!

私たちの作業事例もお伝えするので、「自分では無理だ…」と感じた方は一つの参考にしてみてくださいね。

※スズメバチ駆除は命に危険が及ぶ行為でもあるため、少しでも不安な方はこちらからご相談ください。
ハチ駆除のプロがすぐに駆けつけて解決します。

【最初に確認】スズメバチの危険性と見分け方

スズメバチを駆除する上で、見た目の特徴や危険性は知っておきたい情報です。
スズメバチの特徴を理解した上で、安全に駆除しましょう。

スズメバチの特徴と危険性

スズメバチ
スズメバチ
体長 20mm〜40mm
見た目 体はオレンジ色で足が黒いものが多い
特徴 真っ直ぐブーンと飛ぶ

スズメバチは非常に攻撃的警戒心が高く、巣の周辺を通るだけでも敏感に反応して人を襲います。

巣が作られている木や壁に間違って触ってしまい、揺らしたものなら大変。
警戒したスズメバチは周りの仲間に「警報フェロモン」を放出し、仲間を何十匹も集めて刺し続けるのです。

厚生労働省発表の人口動態調査によれば、毎年数十名の方がスズメバチに刺されて亡くなっています。
スズメバチを駆除する際は、このような危険な性格であることをよくよく覚えておきましょう。

これでわかる!スズメバチとアシナガバチの見分け方

スズメバチを安全に駆除するには、ハチの種類をよく見分けることも重要です。 というのも、ハチの種類によって安全に駆除できるかどうかが変わってくるため。

ここでは、とくに被害の多いスズメバチとアシナガバチの見分け方をお伝えします。

スズメバチとアシナガバチの見た目の違い

まずは、スズメバチとアシナガバチの見た目の違いを写真で確認してみましょう。

スズメバチとアシナガバチの見た目の違い

スズメバチはオレンジっぽくて体が太く、アシナガバチは黄色っぽく細身の体をしています。
また、スズメバチは比較的早いスピードでまっすぐ飛びますが、アシナガバチはふらふらと飛ぶのが特徴的。

スズメバチとアシナガバチの巣の違い

続いて、巣の特徴を確認します。

スズメバチの巣
スズメバチの巣
  • 色は茶系でマーブル模様
  • 大きな球体の形
    (初期はフラスコ型)
  • 土の中にも作る
アシナガバチの巣
アシナガバチの巣
  • 色は灰色〜灰褐色
  • 六角形の巣穴がむき出し
  • 傘を開いたような形

巣が作られる場所は、軒下や木の枝、家の壁など。
このあたりはスズメバチもアシナガバチも共通しています。

ただ、大型で凶暴なオオスズメバチは、土の中に巣を作ることも。

土の中のオオスズメバチ

スズメバチを駆除する上で、巣の場所をきちんと把握しておくことは超・重要事項です。 スズメバチが巣を作る場所は、このあとさらに詳しく説明していきますね!

こんな所にも?スズメバチが巣を作る場所

ハチの巣は、木や軒下にあるイメージが強いと思います。
しかしスズメバチは、その他にもいろんな場所に巣を作るんです。

スズメバチが巣を作る場所

天井裏・床下・換気扇の中などなど、民家は雨風をしのげる場所が多く、スズメバチの巣作りにぴったり。

私の経験上、多いのは軒下、床下、戸袋です。

玄関の付近、床下などが人との距離が近いため、住人やペットが刺される可能性が高い場所です。

意外な場所では、逆さにした鉢植えの中とか、長い間使わない自転車にかけたカバーの中など。まさか蜂がいるとは思わず、動かそうとしたらハチに刺された!というような例が、毎年何件かあります。

自分で駆除できる?活動時期をチェックしよう

ご自身で安全にスズメバチの巣を駆除できるかどうかは、巣を見つけた時期によって異なります。
自力駆除できる時期かどうかは、以下を目安にしてみてください。

  • 6月頃まで:自力駆除ギリギリOK
  • 7月以降:自力駆除は危険

スズメバチの活動がはじまるのは4月下旬頃。

スズメバチの1年の活動

4月下旬頃から女王蜂が1匹で巣作りをはじめ、6月下旬頃に働きバチが羽化します。
この時期まではスズメバチの巣は小さく攻撃性が低いため、比較的安全に駆除できるでしょう。

▶︎すぐにスズメバチの駆除方法を知りたい方はこちら

しかし7月以降にスズメバチを駆除するのかかなり危険です。
なぜなら7月以降は働きバチの数が爆発的に増え、8月には1つの巣に300〜400匹もいる状態に。

そして9月下旬〜10月はハチの数・攻撃力ともにピークを迎えるため、刺されて命に危険を及ぼすリスクが高まるんです。
「もうスズメバチのピークの時期になっている」という場合は、ハチ駆除の専門業者に相談することをおすすめします。

このあとはスズメバチの1年の活動や時期ごとの巣の大きさを解説するので、「もう少し詳しく知りたい」という方はチェックしてみてくださいね。

4〜5月:巣作り開始【自力駆除が可能】

この時期は女王蜂が冬眠から目覚め、1匹で30〜40もの育房(部屋)を作って産卵・子育てをします。

巣の作りはじめの時期

巣の大きさは15センチ以下で攻撃性は低いです。
巣を刺激しても、少し威嚇するくらいでどこかに飛び去ってしまいます。

この時期であれば比較的安全に駆除できるでしょう。

4〜5月の気温が高い年はスズメバチが増えやすい

スズメバチの女王蜂は、はじめは1匹だけで巣作りと子育てをします。

巣の中の適温は30~32度ですが、4〜5月の気温はこれより低い温度
そのため、女王蜂が自分の胸など身体をふるわせて発熱して温度を上げるのです。

ただ気温が高い年は、この「ふるわせて温度を上げる」という重労働がいらなくなります。
その分、卵を産んで増やす=働き蜂の数を増やすことにエネルギーを使えるのです。

6〜7月:巣が育つ【自力駆除はギリギリ可能】

6月に入ると働きバチが少しずつ育ち始めます。
女王蜂は産卵に専念するようになり、働きバチが巣作りやエサ探しのために活発になる時期です。

巣の形はフラスコ型で、大きさは15〜40センチほどに。

6月頃の巣

ギリギリ自力駆除も可能ですが、巣の大きさが20センチを超え、働きバチの数がかなり多いようであれば専門業者に駆除を依頼するのも一つの手段です。
スズメバチの巣は外皮で厚く覆われているため、ご自身では巣内のハチに殺虫剤が届かない可能性もあります。

だんだんと攻撃性が高まる時期なので、不安な方は決して無理せず依頼を検討してみましょう。

7〜9月:巣の大きさ・危険性が最大に【自力駆除NG】

この時期になると大量の働き蜂が揃い、巣に近づくものに対して全力で攻撃してきます。
働きバチの数は300匹を超え、巣の大きさは80cm以上になることも。

8月頃の巣 層状・マーブル模様

お家のスズメバチの巣がこのような状態であれば、安全面を考えて自力駆除は難しいでしょう。
以下のようなケースも多く、駆除依頼がもっとも多い時期です。

  • それまで何もなかったところに巣ができていた
  • 夏休みに1週間ほど家をあけて、戻ったら巣ができていた

少しでも身の危険を感じた場合、また人がよく通る場所に巣がある場合は、私たちみんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。
被害が出る前に、ハチ駆除のプロが徹底的にスズメバチを駆除します。

10〜3月:秋冬も油断禁物【自力駆除NG】

冬になると女王蜂は冬眠し働きバチは死んでしまいますが、10月〜11月はまだ油断禁物です…!

実はスズメバチの数がもっとも多くなるのは10月前後。
巣によっては1,000匹以上にもなるケースがあります。
オオスズメバチやキイロスズメバチの大型の巣は、なんと12月頃まで残ることも。

夏以降も、不用意にスズメバチの巣に近づいたり、自力駆除を行ったりするのは危険です。

ご自身で巣を撤去したい場合は、スズメバチがすっかりいなくなったことを確認できてから行いましょう。

スズメバチを自分で駆除する方法〜準備物と詳しい手順〜

さて、ここまではスズメバチを駆除するための知識をお伝えしてきました。

スズメバチ駆除は、身を守るための準備がとても大切。
ここからは、自力でスズメバチを駆除する方法を以下の流れで紹介していきます。

  1. 用意する服装と道具
  2. 駆除に適した時間帯
  3. 駆除の手順

安全に駆除を成功させるためにも、一つずつ確認していきましょう!

用意する服装

用意する服装は以下のものです。

  • 防護服
  • 長靴
  • 手袋

スズメバチ駆除の際は、必ず防護服を着用してください。
こちらは、実際に駆除に伺った際に撮影した防護服の写真です。

防護服を着たスタッフ

ホームセンターでの販売はあまり見かけませんが、インターネット通販では約50,000円〜100,000円で購入できます。

ただ、駆除の準備にこんなにもお金をかけるのは抵抗がありますよね…。
ごくわずかではありますが、防護服を無料で貸し出している自治体もあるようです。

▶︎蜂の駆除用防護服の貸出しについて/川越市

お住まいの地域でも対応しているかどうか、サイトで確認してみることをオススメします。

「役所では貸し出し対応していないみたい」
「自分で用意するのも難しい…」

そんなときは、防護服を以下のアイテムで代用しましょう。

  • フード付きの雨合羽
  • 作業着
  • タオル
  • 厚手の帽子
  • マスク
  • ゴーグル

スズメバチの毒針の長さは、4〜7ミリにも及びます。
これは、厚手の服でも突き抜けて肌に刺さってしまうほど。

できるだけ表面がツルツルしていて、ハチが止まりにくい素材の雨ガッパを選び、中には長袖の作業着を着用してください。

着用のポイントは、スズメバチが入りこむような隙間を作らないことです。
また、殺虫剤が体内に入らないようにマスクとゴーグルを装着しましょう。

防護服代わりのアイテムを使用するポイント

ただ、自分で防護できる服装を用意するとしても、刺される隙間を埋めることはかなり難しいです。

刺されて重症化すれば元も子もありません。
決して軽装で臨まないようにしましょう。

用意する道具

スズメバチを駆除するために必要な道具は以下のもの。

  • 殺虫スプレー
  • 懐中電灯
  • カラーセロハン(赤)
  • 枝切りバサミまたはノコギリ
  • 棒(巣に届く長さがあるもの)
  • 脱脂綿一握り(巣穴に詰めるため)

ちなみに、高い所にある巣を駆除する際は、殺虫剤に伸縮式の棒を取り付けることをオススメします。

こちらを殺虫スプレーに取り付けることで、離れた場所からでもしっかりと薬剤を噴射できます。
かなりお値段は張ってしまいますが、ご自身で安全に駆除するにはこのようなアイテムがあるとより安心です。

《殺虫スプレー》スズメバチマグナムジェットプロ
殺虫スプレー

殺虫スプレーはエアゾール型(よくあるスプレー形式のもの)で、ピレスロイド系の殺虫剤がもっとも効果的です。
ホームセンターなどで1,000〜2,000円程で販売されているほか、ネット通販などでも手に入ります。

ただしエアゾール型の殺虫剤は可燃性の高圧ガスを使用しているものもあるため、火災には注意してください。

また、殺虫スプレーは巣の予防対策にも効果的です。

4月〜5月上旬くらいまでに、巣が作られそうな場所にスプレーをしておきましょう。
必ず効果があるわけではありませんが、ハチが嫌がって近づかなくなる可能性があります。

「来年は絶対にスズメバチに巣を作られたくない…」という方は、ぜひこちらもお試しください。

《くん煙タイプ》スズメバチにも効くバルサンプロEX

スプレータイプと同じく、ピレスロイドが含まれた製品を使いましょう。

20~30センチの巣に対して50グラムほどのくん煙剤を使うと良いでしょう。

《懐中電灯》

スズメバチ駆除は夜間の作業になるため、懐中電灯がないと暗くて困ってしまいますよね。

しかし、灯りの色には注意!
灯りに反応してスズメバチが飛んでくることが考えられますので、懐中電灯に赤いセロハンを巻いて光を和らげましょう。

セロハンを用意せずとも、赤い光を点灯してくれる懐中電灯もあります。

道具全てを揃えるとなると、ざっと4000円程はかかると考えてください。

駆除の時間は日没後〜夜が適切!

巣の駆除は、ハチの活動がおさまる夜間に行いましょう。

というのも、夜に活動するスズメバチはほとんどいません。(モンスズメバチを除く)
日没が近づくと巣に戻り、巣の中で休憩したり、幼虫のお世話をしたりするんです。

私たちハチ駆除のプロは、昼間の時間帯にも駆除を行います。
しかし皆さんがご自身で駆除する際は、安全のためにも夜間に行ってくださいね。

ただ、キイロスズメバチは夜に警戒を強めます。
活動はなくとも、巣の表面に昼間の数十倍スズメバチがとまっているため、注意が必要です。

スズメバチを駆除する手順

準備ができたら、いざスズメバチを駆除しましょう。
駆除の手順は3ステップで解説します。

①いざ退治!恐れずにスプレーをかけ続ける

巣から約2mほどの距離まで近づいて懐中電灯の電源を切り、周りにも灯りがないことを確認しましょう。
スズメバチは灯りのある方へ寄っていくので、それを避けるためです。

巣の場所を確認したら、風上から殺虫スプレーを噴射しましょう。
スプレーを噴射すると、巣の外側に大量に張り付いている働きバチたちがブウーーーーンとものすごい羽音を立てます。

しかしここで怯むと攻撃される可能性が高まるので、途中でやめずに殺虫剤をすべて使い切る勢いで噴射し続けてください。

スプレーを噴射するスタッフ

スズメバチに殺虫剤がかかれば反撃能力はなくなり、動きが止まって落下し死亡します。

反撃能力のあるスズメバチは巣穴から次々と出てきますので、巣穴から出てこなくなるまで噴射を続けましょう。
スズメバチが出てこなくなったら、巣に近寄って巣穴の中へスプレーを噴射してくださいね。

※もし身の危険を感じた場合は無理せず中断しましょう。その場合、スズメバチはしばらく警戒心が高まります。
ここで再び自力駆除するのは危険なため、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。

②スズメバチがいなくなったら巣を撤去する

あたりからスズメバチの羽音が止み、巣の中からも完全にいなくなったことを確認したら巣を取り除きましょう。
木の枝にできた巣の場合は枝切りバサミ、軒下の場合はノコギリなどで落としてください。

巣を切り取るスタッフ

巣穴には念のため脱脂綿を詰めて、中にスズメバチがいても出てこないようにしておくのをおすすめします。

巣を落とすときは、ビニール袋を下に敷いておくとすぐ袋が閉じられるので便利です。
巣を袋に入れたらすぐに口を閉じましょう。

ビニール袋に巣を入れた図

このとき、死んだスズメバチであっても絶対に触れてはいけません。
スズメバチは、体が潰れていようが頭が取れていようが、腹部だけあれば十数時間は反射的に毒針を刺してこようとします。

処理するときは素手で触れないよう慎重に行ってください。

③戻りバチ対策として巣があった場所にスプレーをかける

巣を除去したら、その場所にあらためて殺虫スプレーを吹きかけておきましょう。

というのも、駆除した際に巣にいなかったスズメバチが戻ってくる可能性があるため。
これは「戻りバチ」といい、自力駆除ではよく見られるものです。

ハチは巣への執着が強いため、巣がないことで攻撃的になっているケースも多いです。
あまりにも戻りバチの数が多い場合は、駆除業者に対処してもらいましょう。

スズメバチ駆除については、最近はニュースでも取り上げられているようです。

駆除の専門業者であれば慣れた作業ですが、ご自身でスムーズに進めるのはかなり難しいはず。
高所の作業も危険ですので、少しでも不安な方は専門業者を頼りましょう。

蜂の巣駆除に関する情報は、こちらの記事でも解説しています。
【関連】蜂の巣を自分で安全に駆除する方法|プロが教えるコツ、準備物、手順
駆除後の予防法、業者の駆除事例なども紹介しているので、気になる方はご覧ください。

駆除しにくい場所の注意ポイント

スズメバチを駆除するにあたって、以下の場所に巣がある場合はなかなか作業が難しいかと思います…。

  • 天井裏、床下、壁の中など、見えない場所にある場合
  • 土の中にある場合

それぞれの場所に合った、できるだけ安全で確実な駆除方法を紹介します!

外から見えない場所に巣がある場合

【天井裏や床下など閉鎖的な空間】

無理なく巣に近づける場合は、くん煙タイプの殺虫剤を使って駆除しましょう。

しかしこのような場所は、慣れていないと難しい作業です。
天井裏の場合は踏み外す可能性がありますし、狭い窮屈な空間では、動きや振動がハチに伝わりやすいので、非常にキケンな重労働になります。

不安な場合は決して無理をせず、ハチの巣駆除のプロに依頼してください。

【壁の中】

少しだけスキマを残し、ハチが出入りしている場所をテープ等でふさぎましょう。
残したスキマから、殺虫剤を十分な量ふきかけます。

巣に直接ふりかけるのが難しいので、何回かに分けてふきかけてください。

ただし、巣の中のハチが死んで腐ったり、カビがはえたりすることがあります。
壁にシミが残ってしまうため、注意が必要です。

土の中に巣がある場合
土のなかの巣

巣の入り口を綿などでふさいで、エーテルなどで麻酔を効かせます。その後、くん煙剤や殺虫剤を入れるのが安全。

オオスズメバチの巣は、入り口が10センチ以上の大きなものや、複数の箇所にあったりするので注意が必要。また、オオスズメバチは朝帰りをする個体もいるので、翌日も処理作業をするケースもあります。

土の中の巣は、掘り出すのが難しい場合があります。木の根っこにかかっている場合などは、チェーンソーがないと無理なときも…。

掘り出しが無理な場合は、殺虫剤を多めに使って、しっかり土をかぶせて処理することもあります。

スズメバチ駆除は業者に依頼するのが安全

さて、ここまではスズメバチの駆除方法をお伝えしました。

ただスズメバチの巣の作り方は場所や状況によってさまざまで、それによって駆除方法も千差万別です。
そのため、一般の方が安全に駆除を完了させるのは難しく大変危険なもの。

命の危険がある作業なので、やはり業者にすべてお任せするのが一番安全な方法ではあります。

業者に依頼したときの相場

業者にお任せするのが安全とはいえ、実際依頼するとなれば料金が気になりますよね。
スズメバチ駆除は業者によって料金が異なりますが、基本料金の相場としては4,000円〜50,000円程度が目安です。

「かなり幅があるな…」と感じるかもしれないのですが、駆除料金は巣の大きさやハチの数、時期によって大きく変動します。

巣が大きくなればなるほど駆除料金も跳ね上がりますし、反対に初期の巣であれば比較的値段をおさえて駆除できます。

駆除業者にとっても命がけの作業。
数千円〜数万円はかかると考えておくといいでしょう。

自治体によっては駆除してくれる?

自治体によっては駆除してくれる

スズメバチの巣を見つけた場合、お住まいの自治体・役所に問い合わせてみるのも良いでしょう。

ごく一部ではありますが、自治体が駆除を請け負ってくれる場合もあります。
たとえば東京都北区では、スズメバチに限って駆除の料金は無償で受け付けているようです。

ハチの巣ができた場合、場所の所有者や管理者に処理していただくことになります。

ただし、生命に危険をおよぼす可能性のあるスズメバチに関しては、持ち家(分譲マンションなど含む)に出来たものに限り、公費で巣を撤去します。(足場代や工事費などは自己負担となります。)
巣を確認のうえ、所有者の方がご連絡ください。

引用:「スズメバチの巣の撤去」東京都北区

やはり住宅の敷地内にできた巣は、その土地の所有者が対処するのが基本です。

また、自治体によって対応の仕方は異なります。

  • 防護服や駆除グッズを貸し出します
  • 費用の一部を負担します
  • 駆除業者を紹介します

いくつかパターンがありますので、お住まいの自治体に一度問い合わせてみることをオススメします。
※駆除対応している地域でも、「平日のみ」「書類での申請が必要」といったケースがあるのでご注意ください。

みんなのハチ駆除屋さんの事例

先ほどもお伝えしたように、スズメバチの巣の作られ方は千差万別です。
そのため私たちプロは、巣の駆除にあたって「この場合はどんな順序で、どんな方法を使うべきか?」を考え、臨機応変にやり方を変えています。

例えば次のような事例。

巣の場所 地上4m
巣の大きさ 約50cm
作業内容 高所作業車を使用して駆除

高い所にある巣は脚立アームが伸びる器具で駆除対応することもありますが、この場合は高所作業車を使用して駆除を行いました。

また、土の中にある巣も自力対処が難しく、ご依頼をいただくケースが多いです。

巣の場所 土の中
巣の大きさ 約45cm
作業内容 巣から出てきたハチを退治しつつ土を堀り、巣の全体が出てきたら再度薬剤を撒いて駆除

土の中に巣を作るのは、とてもキケンなオオスズメバチであるケースが多いです。
キケンな上に駆除も難しいため、状況を確認した後に作業員の知識・経験をもとに駆除を進めます。

ただ、このように状況ごとに駆除方法を変えるのは一般の方には難しく、間違った方法でやると刺されるリスクが高いです。

スズメバチの巣を安全に・確実に駆除したい方は、いちどみんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。プロが駆けつけてハチを退治します。

また、日々ハチ駆除の依頼を受ける私としては、キイロスズメバチの被害が増えてきたと感じています。

キイロスズメバチは都市部の住宅地によく出没する種で、攻撃性が高いため注意が必要です。もし巣が作られているようであれば、速やかに駆除を行いましょう。

キイロスズメバチは体長2センチほど

スズメバチの駆除は命に関わるほどの危険な作業。
少しでも不安を感じるようであれば、私たちハチ駆除のプロにお任せくださいね。

二度と巣を作らせないための予防対策

スズメバチの駆除が完了したら、今後二度と巣を作られないよう予防対策をしておきましょう。

予防のタイミングは巣作り前の3〜4月頃がベスト。
以下の方法を試してみてください。

  • 1〜2週間に1回程度、巣が作られそうな場所に殺虫剤を吹きかけておく
  • 防虫ネットを使ってスズメバチを物理的にブロックする
  • スズメバチトラップを作って巣作りを防ぐ

殺虫剤は雨が降ると流れてしまうので、こまめに噴射し直すようにしてください。

スズメバチトラップは市販のものもありますが、材料さえ揃っていればご自身でも作成できます。
興味のある方はこちらの記事をご覧くださいね。
▶︎ペットボトルで作るスズメバチトラップの正しい作り方

まとめ

女王蜂だけで作っている段階の巣や、働きバチが盛んに行動する前の駆除は個人でも行うことができます。

しかし、6月以降、働きバチが盛んに行動を始める時期からの巣や、手の届かない場所の巣をムリに駆除することは非常に危険を伴うのです。

道具を買い揃え、いざ駆除に挑んで失敗してしまい、刺された治療費までかかってしまうと思うと辛いですし、家族や周囲の人に被害が及ぶ危険性もあります。

どうか、危険なハチの巣駆除は私たちプロへおまかせください。

家族や隣人へ迷惑がかかることを考えても、早めに駆除する必要がありますし、焦りや不安もでてきますよね。

安全に駆除して、完全に不安を払拭するためにも、プロのハチ駆除業者へ相談してみるのもひとつの手です。
相談や見積もりも無料ですので、まずはお気軽に問い合わせください。

この記事を監修したハチ退治の専門家

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2020.08.25

日向 準(ひむかい じゅん)

スズメバチの駆除では、必ず防護服や長靴、手袋など着用し、針や毒が入ってこない格好で行いましょう。
駆除に失敗するとハチが興奮しさらに危険な状態になってしまうので、自力での駆除が難しいと感じたら、駆除専門業者にご相談ください。

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