自分でスズメバチの巣を駆除するなら6月まで!危険な巣やコツも紹介

蜂退治専門家が語る
更新日2018年12月25日
7月以降は働きバチが急増し、刺されるリスク大 駆除しやすい巣と駆除しにくい巣

ここでは、スズメバチの巣が作られる場所、駆除しやすい時期、アシナガバチやミツバチの巣との見分け方をお話します。

まずはじめに、大事なポイントをお伝えします。

  • ・自分で駆除するなら6月まで
  • ・10センチ以上の巣はダメ

7月以降は働きバチが増え、刺される可能性が格段にあがります。
また、直径10センチ以上の巣も、蜂の数が多いので危険。

レインコート、頭にかぶる虫よけネット、長靴など装備をととのえて、殺虫剤をスプレーすれば、自分で駆除もできます。

スズメバチの巣は作りはじめの4月〜6月に駆除すべし

スズメバチの巣は、初期に駆除すべき理由

スズメバチの巣は、4月〜6月前半までの初期に駆除するのが安全です。

なかでも、巣の直径が10センチ以下の時期がベスト。その理由は、刺されにくいからです。

この時期は巣には女王蜂と幼虫しかいません。毒針で襲ってくる働きバチはいないので、刺される可能性はかなり低いです。

なのでしっかり準備すれば、自分で駆除できる可能性もあります(逆に、7月以降または10センチ以上の巣の場合は、プロにお願いしたほうが安全です)。

スズメバチの巣は、同じ場所に作られたとしても、時期によって危険度がまったく違うのです。ぜひ注意してください!

4月〜6月の駆除しやすいスズメバチの巣

巣穴が半分むきだし

巣穴が半分むきだし

フラスコ・とっくり型(コガタスズメバチ)

フラスコ・とっくり型(コガタスズメバチ)

初期のスズメバチの巣は、六角形の巣穴がむきだしになっていることが多いです。

ボール状の丸い形が多いですが、コガタスズメバチの巣はトックリ・フラスコ型です。

この時期は女王蜂だけで巣を作っています。女王蜂は攻撃性がほとんどないので、駆除しやすいのです。

巣がむきだし

7月以降の巣はキケン度大

巣

何層にも重なっていて、マーブル模様が特徴です。

丸いボール状。

7〜8には巣が大きく成長します。働きバチは、数十匹から数百匹に急激に増えます。

そして9月には産卵・子育てがはじまり、働きバチの数が最大に。

なんと、最大では5,000匹ほどになるケースも!そこまでいくのはレアですが、住宅街の巣でも、500匹ほどいる場合も普通にあります。

この時期の働きバチは、巣を刺激するものには毒針で攻撃をしかけます。女王蜂と子どもの蜂を守る防衛本能のためです。

蜂は警報フェロモンで仲間を呼ぶ

蜂は警報フェロモンで仲間を呼ぶ

夏以降のスズメバチの巣には、見張りが目を光らせています。

巣に近づくもの=敵を威嚇して、針から毒液をふきかけます。その毒液には、仲間に「敵が来たぞ!」と伝える物質(アルコールやエステル)が含まれています。

これは警報フェロモンと呼ばれます。

その知らせを受けると、巣の中にいる仲間の蜂がやってきて、黒いものや敵をめがけて攻撃してきます。

冬のスズメバチの巣は、どうなる?

冬のスズメバチの巣

スズメバチは、女王蜂だけが冬を越せます。それ以外の働きバチは、冬を越せずに死んでしまいます。

スズメバチの巣の駆除は冬が最適、と書いてある記事を見かけますが、そもそも冬はハチがいなくて巣が空っぽというだけです。

ただ、その場所はハチが好ましいと判断した場所なので、同じ場所に作られないようにスプレーや木酢液を吹きかけるなどの予防対策はやりましょう。

どんな場所にある蜂の巣が危険なのか?

冬のスズメバチの巣

スズメバチは、雨風をしのげる快適な場所に巣を作ります。

天井裏、床下、壁、壁の中、窓枠、ダンボール箱、鳥の巣箱、戸袋、換気口、軒の中、土の中、木の穴、ビル、鉄骨、廃材、トラックの荷台、灯籠、お墓の中、アパートやマンションなどの通路の天井、電気メーターの下、などなど…。

私の経験上、多いのは軒下、床下、戸袋。庭の木です!

玄関の近く、床下などは人との距離が近いため、住人やペットが刺される可能性が高い場所です。

意外な場所では、逆さにした鉢植えの中とか、長い間使わない自転車にかけたカバーの中など。まさか蜂がいるとは思わず、刺されてしまったた!というケースが、毎年何件かあります。

スズメバチの巣の種類と特徴

オオスズメバチ 地中、土の中、木の穴、屋根裏など。
一番多いのが土の中。
底が抜けている(巣の下が開いている)。
波模様。
山や林のなかでは、巣があることに気づきにくい。
登山客が気づかずに近づいたり刺激してしまい、刺される事件も起きている。
ヒメスズメバチ 屋根裏、物置、戸袋、土の中、木の穴、粗大ごみや廃材の中、水道メーターの中など。閉鎖的な場所を好む。.5〜4センチ弱。巣作りは6月上旬〜。
スズメバチのなかで、最小の巣を作る。
赤茶色で、底が抜けている。
波模様。
都合の良い場所に、複数のコロニー(群れ)を作ることも多い。
キイロスズメバチ
(ケブカスズメバチ)
木の枝、軒下、崖、橋の下などの開放空間
木の穴、屋根裏、床下、壁の間、土の中の閉鎖空間
貝殻模様
群れが小さい時期は閉鎖空間に巣を作り、7〜9月頃に群れが大きくなると開放空間に引っ越しすることがある
モンスズメバチ 屋根裏、木の穴、壁のスキマなど閉鎖空間

底が抜けている
波模様
空間が狭いと、7〜8月に広い場所へ引っ越す。
コガタスズメバチ 木の枝、軒下などの開放空間

とくに低い木の枝、葉が多く雨風の影響を受けにくい常緑樹、太い木の枝、生垣などに営巣します。
雨風を防げる軒下にも多い。
貝殻模様
初期の4〜6月は、トックリやフラスコを逆さにした形の巣。それ以降はよくあるボール形の巣になっていく。
クロスズメバチ 土の中、地中が多い。
屋根裏、軒先、木の穴などにも営巣する。
攻撃性は低いが、草刈り中や茂みに手を入れたときに偶然巣を刺激してしまい、刺されることがある。
チャイロスズメバチ 屋根裏、木の穴、土の中などの閉鎖空間。
底が抜けている。
波模様
営巣場所が狭いと、7〜8月に広い場所へ引越すことがある。その時、軒下のような開放空間に移ることもある。

スズメバチは、強い毒を持ち攻撃性も高いです。刺されると蜂毒アレルギーを発症することもあり、危険です。

「スズメバチの巣が近くにあって、自分では駆除できそうにない」そんな方は、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。

【自分で安全に】スズメバチの巣を駆除するコツ

スズメバチの巣を駆除するコツ

スズメバチの巣の駆除方法

ここでスズメバチの巣の駆除方法をお伝えします。

※自分で安全に駆除できるのは、4月〜6月の、巣の大きさが10センチ以下の初期の巣です。それ以上の巣(7月以降で10センチ以上)は危険なので、プロの駆除屋さんにおまかせしましょう。

服装や準備するもの
服装や準備するもの

4月〜6月の初期は女王蜂しかいないので、刺されるリスクは低いです。

7月以降は刺されるリスクが一気に高まります。

スズメバチの毒は強いので、万が一に備えて装備をととのえます。

  • ・レインコートまたは防寒着
  • ・軍手(2枚重ね)または厚手の手袋
  • ・首を守るタオルやマフラー
  • ・帽子
  • ・防虫ネット
  • ・長靴

できれば白系の色のものを揃えてください。

バイク用のカッパ、バイク用の手袋がより安全です。表面がツルツルしていて、刺されにくいからです。

ハチは黒い色に反応するので攻撃しやすくなります。薄い色の方が、危険度が低いです。

装備をそろえたら、刺されないように、できる限り露出部分をなくしてください。顔・頭・首は狙われやすく、刺されたらダメージも大きいので要注意です。

例えば長靴とズボンの裾をゴム紐などでしばるばなど、侵入されない工夫をすると安全です。

スズメバチを駆除する方法
スズメバチの巣を駆除するコツ

①巣から2〜3メートル離れた場所から、スプレーを噴射します。

働きバチはほぼいないですが、万が一いる場合は、ひるまずにスプレーを続けてください。

②スズメバチの動きが止まったら、巣に近づいて巣穴の中にスプレーします。

羽音が止まり、スズメバチが完全に死んだことが確認できたら、巣を取り除きます。

③(なるべく厚手の)ビニール袋の中に、巣を入れます。破られる可能性もあるので、ビニール袋をさらに2~3枚かぶせると安心です。(ハチが生き残っているかもしれないので、袋の口を縛る前にもう一度、殺虫剤を噴射しておきましょう)

終わったら、燃えるゴミに出しましょう。

巣を作らせない!駆除した後には、予防もしっかり。
駆除した後には、予防もしっかり

駆除が終わったら、最後に大事な仕上げです!

巣が作られた場所=ハチにとって好都合な場所なので、また作られる可能性があります。なので、巣があった場所にピレスロイド系の殺虫剤をスプレーしておきます。木酢液でも代用できます。

また、家の通気口やスキマに、金網やパンチングメタルを貼るのもおすすめです。スズメバチが屋内に侵入するのを防ぐのも、大切です。

戻りバチに要注意!

スズメバチの巣を駆除するコツ

ハチの巣を駆除している間に、外に出ていたハチが戻ってくることがあります。

駆除の翌日の朝はとくに要注意。

戻りバチに対しても、巣があった場所にスプレーや木酢液をかけておくと、近づかないようになります。

ただ、中には巣がないことに怒るハチもいます。戻り蜂の数が多かったり、動きが激しい場合は、みんなのハチ駆除屋さんにご連絡ください。プロが駆けつけて安全に退治します。

補足1 アシナガバチやミツバチの巣との違い・見分け方

スズメバチの巣を駆除するコツ

お問い合わせの多い、「スズメバチとアシナガバチの巣の違い」を表にまとめてみました。

スズメバチ アシナガバチ
巣(初期)
4月〜6月
フラスコ・とっくり型 フラスコ・とっくり型
巣穴が半分むきだし
むきだしのシャワーヘッド型 むきだしのシャワーヘッド型
巣(中期〜後期)7月以降 マーブル模様 マーブル模様
層になっている
むきだしのシャワーヘッド型 むきだしのシャワーヘッド型
大きさ(直径) 10〜100センチ 5〜20センチ
作られる場所 閉鎖空間

天井裏、床下、壁の中、ダンボール箱、鳥の巣箱、壁の中、換気口、土の中、廃材の中、アパートの通路の天井、玄関ドアの上、窓枠、軒下
開放空間

軒下、ベランダ、木の枝

補足2 スズメバチはこうして巣を作る

マーブル模様

スズメバチの巣のなかには、子育てのための部屋「育房」があります。層になった外側のマーブル模様の部分は、「外被(がいひ)」と呼ばれます。

女王蜂は出入り口を残しつつ、外被を二重・三重にして仕上げていきます。巣作りと同時に、育房で産卵をしています。

この大切な巣を守るために、入り口には見張り役のハチが、敵が来ないか目を光らせています。

最後に:スズメバチの巣はプロにとっても危険です

スズメバチの巣は、4月〜6月の初期であれば、なんとか自分で駆除できるかもしれません。

ですが、7月以降はプロのハチ駆除屋さんにお願いしてください。

繰り返しになりますが、スズメバチは攻撃性が高く、毒も強いハチです。とくに、大事な巣をおびやかす敵には容赦なく襲いかかります。

「自分で駆除するのは不安」と思った方は、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。プロが安全な方法で、しっかり駆除します。

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