「うそ…まさか自分の家にハチの巣が!?」
「刺されたらどうしよう…!」
襲いかかる恐怖と不安。ハチ愛好家じゃない限り誰もが感じることですよね。
この記事はそんな不安をぬぐい去るために、家のハチの巣を安全に駆除したい方向けに書いています!
こんにちは!
みんなのハチ駆除屋さん、ハチ退治のスペシャリスト日向です。いつもはハチ退治のご依頼を受けてあちこちを駆け回っています。
こんなお困りの声をよく聞きます。
軒下にこぶし大のハチの巣ができています。アシナガ蜂のようですが…。
業者に頼まず自分で退治しようと思うのですが、どうしたらいいでしょうか?
自分で駆除する方法を知りたいです!(40歳/主婦)
庭の軒先にスズメバチの初期の巣が…。ハチはまだ見てないんだけどあるだけで不安。
自分で駆除しても大丈夫かなぁ。それとも役所や業者に依頼した方がいいの?
(32歳/会社員)
ベランダで洗濯物を干してたら直径15cm程のハチの巣を見つけてしまいました。
アシナガバチかスズメバチか分からないけど10匹も止まってるし…。
自分で駆除するのは怖くて出来ません!どうにかできませんかね…?(20歳/大学生)
自分で駆除する方法を知りたい方もいれば、誰かに頼みたい方もいるようですね。
しかし、共通して見えるのは「さっさと安全に駆除したい」という気持ち。
ハエを退治するように一瞬で終わらせることができればどれほど楽か…。
でも相手はハチ。そうもいきません。
ではこれから、どうすれば安全に駆除できるのか分からない人のために、
「どうにかして自力で」もしくは「手っ取り早く依頼で」安全にハチ退治する方法を紹介しようと思います!
※「いますぐ、ハチを退治したい!」とお急ぎの方は、こちらからご相談ください。
ハチの巣駆除のプロが、すぐに駆けつけて解決します。
まずは「あまりお金をかけずに自力で駆除したい!」という方のために、素人でもなるべく安全にハチ退治ができる方法と事前に知っておくべきことをお伝えします!
ただし実行するときは、相手が強力な毒を持った危険生物であることを常に念頭においてください。
というのも、自力駆除を甘く見て失敗し、刺されてしまったお客様の話を何度も聞くからです…。
くれぐれも半端な覚悟で挑まず、少しでも怖くなったら、すぐ専門家にお願いしましょう!
ちなみに、できてしまったハチの巣の種類が分からない場合は、まずは以下の記事をご覧くださいね。
また、自分で安全に駆除するためにはハチの生態を知ることも大事です。
あなたの家に住み着いたハチを知って対策するには、以下の記事をご覧ください。
それでは、まず「そもそも自力駆除が可能かどうか」から確認してみましょう。
実はある条件をクリアしないと自力駆除は危険なんです…!
お家に作られたハチの巣は、以下の条件が揃っていれば比較的安全に自力駆除できます。
反対に、自分では到底届かないような場所に巣があったり、巣が大きくなった状態だったり…といった状況であれば自力駆除はおすすめできません。
さらに7月を過ぎると巣の危険性もグングン増している状態です。
被害が出てしまっては手遅れですので、上記の条件をクリアしていない場合はプロにお任せするのが安心でしょう。
一方で、自力駆除が可能な時期でもプロに依頼するメリットは十分にあります。
巣がまだ小さい時期であれば駆除料金がかなり抑えられ、その後ふたたび巣を作られないような予防もしてくれるんですね。
巣が大きくなっている状態では、もちろん駆除料金も跳ね上がってしまいます。
ですが早いうちに依頼してしまえば、わざわざ危険な思いをして自分で作業する必要はなく、料金も安く済むというわけです。
もし不安や迷いがある場合は、駆除を依頼してみるのも一つの手段かもしれません。
では、このあとは自力駆除の注意点をお伝えしていきます。
スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの駆除方法は少しずつ異なりますが、基本的な準備物と時間帯は同じです。
まずは前提知識として、自分で駆除する際の準備物と時間帯をチェックしておきましょう。
ハチの種類に限らず、自力駆除には共通して次の物が必要です。
この他にハチの種類や巣の場所ごとに+αで準備物がありますが、まずは最低限この3つを揃えましょう。
エアゾール式殺虫剤とは、圧力を利用して殺虫成分を噴射する殺虫剤のこと。
いわゆるスプレータイプの殺虫剤ですね。
スズメバチやアシナガバチへの効果が高く、殺虫成分が体につくことでハチはもがいて落下し、そのまま死んでしまいます。
一般的に、ハチはハエやゴキブリよりも薬剤に弱いんです。
「殺虫剤はハチ専用じゃなくても大丈夫?」という質問をよくいただきますが、ピレスロイド系の成分が入ったスプレーであれば問題ありません。(アースジェットやキンチョールもこのタイプです!)
最近は可燃性の高圧ガスを用いたスプレーもあるので、使用する時は火器に注意しましょう。
「本当に効いてくれるか不安…」という方は、ハチ専用のものを使ってみてくださいね。
ハチ駆除用の防護服をお持ちであれば、必ず着用しましょう。
とくにスズメバチは攻撃性が高いハチですから、万が一襲いかかってきた時のことを考えると、専用のものを着用するのがベスト。
ただ、防護服はなかなか一般家庭にはありませんよね…。
価格はピンキリですが、駆除の専門家が着用するような、より防護性を追求するものだと10万円近くなることもあります。
本来は専用の防護服があった方が安全ですが、「他のもので代用できないか…?」と考えている人は以下のような格好で自分の体を完全防備しましょう。
用意するのはこちら。
ちなみに、軍手だったら2枚重ねて使うとより安全です。
↓の画像のように、軍手1枚だけですとどうしても肌が透けてしまいます。
これではハチの毒針を防げませんよね。
(専門家は革製の丈夫な手袋を使います。もしこの時点で心配なら、専門家に駆除をお願いしましょう!不安なまま駆除を行うのは危険です…!)
やっぱり専用の防護服がないとめんどくさいですね。上の画像だと2人がかりで装備しました。
100均で手に入る代用品もありますが、やはり防護性の面で心もとないです…。
とにかく、興奮したハチが襲って来たり、服の中に入ってきたりするようなアクシデントに備えて、ハチの毒針から肌をしっかり守って欲しいのです。
間違っても無防備な姿でハチに挑むなんて無茶なことはしないでください!
赤い光の懐中電灯を用意しましょう。
このあと詳しくお伝えしますが、駆除は基本的に夜間に行う作業のため、懐中電灯が必要です。
ただし、巣を照らすとハチが飛んできて作業に支障が出ることも…。
そのため、ハチが識別しにくい赤い光の懐中電灯で手元を照らしてくださいね。
「わざわざ専用の懐中電灯を買うのはちょっと…」という方は、赤いセロファンを貼った懐中電灯で代用してみてください。
用意するのは、赤いセロファン・ハサミ・セロテープです。
作り方はとっても簡単。
ハチの種類や場所に共通した準備物は以上になります。
追加で必要になるアイテムは、後に記述する駆除の流れとともにきちんと確認してくださいね。
自分で安全に駆除するには、念入りな準備が大切です。
ただ、「こんなに準備が必要だなんて、なんだか面倒だな…」と思った方、いらっしゃるのではないでしょうか?
このような面倒な準備は、駆除のプロに任せれば必要ありません。
「全部お任せしたい…」という場合は、お気軽にご相談くださいね。
自分でハチを駆除する際は、ハチの活動が終わった夜間に行うのが適切です。
日没後2〜3時間が経ってから駆除に取り掛かりましょう。
なぜなら、ほとんどのハチは夜間に活動せず、巣に戻っているため。
昼間はエサ集めに出かける働き蜂が盛んに出入りしているので危険です。
(※モンスズメバチは夏の時期、夜間も活動することがあります)
たとえ日中に駆除できたとしても、夜に戻ってくるハチの処理に困ってしまいますよね。
夜間に駆除を行えば、ハチが大人しくしている間にまとめて退治できるというわけです。
ただし、キイロスズメバチは注意が必要。
夜間は巣に戻っていますが、見張りのため巣の表面に何匹も張り付いています。
凶暴性も高い種なので、不安な方は服装の準備など念入りに行なってくださいね。
さて、このあとはハチの種類ごとに自分で駆除する方法を紹介していきます。
クリックでそれぞれの駆除方法を説明した場所にジャンプします!
スズメバチの自力駆除は、防護服などを着用した上で行います。
巣の場所を確認したら、巣まで3mほどの距離まで近づいて殺虫剤を吹きかけてください。
スズメバチの巣は全体が分厚い皮で覆われているので、巣の中のハチに殺虫スプレーがかかりにくいです。
中からスズメバチが飛び出してきても、数分間のあいだは殺虫剤を噴射し続けましょう。
ただし覚えておいていただきたいのが、自力でのスズメバチ駆除はとても危険だということ。
攻撃性や毒性が非常に強く、種によって巣の場所や構造が異なります。
ですので、スズメバチの駆除は巣を確認して慎重に行うようにしてください。
焦って駆除に失敗し、刺されてしまったら元も子もありません。
スズメバチの巣の駆除は専門家であっても命がけの作業なのです。
本当に気をつけてほしいので、巣の場所ごとに駆除の流れを詳しく説明します!
ちなみに、スズメバチを安全に駆除できるのは、巣の作り始めの時期(6月まで)が限度。巣の大きさとしては10〜15cmほどです。
6月以降は巣が急激に大きくなるため、安全を第一に考えて専門家に依頼してくださいね。
この場所に作られるスズメバチの巣の多くは、とっくり型をしています。
①巣を確認する。
昼間のうちに巣に2〜3m程度まで近寄り、巣の位置を正確に確かめます。
夜間、再度巣に2mまで近づいてください。
②殺虫剤を吹きかける。
風上から巣に向けて殺虫剤を吹きかけます。
その間懐中電灯は点灯させず、お家にできた巣の場合は近くの部屋の電気も消しておきましょう。
ハチが大きな羽音を立てるのでかなり恐ろしいと思いますが、作業は中断せず2〜3分間スプレーを続けてください。
スプレー中、「怖い!」と感じたらすぐに中止してくださいね。
巣内からハチが出てこなくなったら、念のためもう一度巣の内部に10秒間ほどスプレーします。
③巣の除去をする。
巣の表面にハチの姿が見えず、巣内からも出てこなくなったのをしっかり確認してから巣を取り除きます。
出入り口に固く詰めた脱脂綿を詰めた後、巣全体をビニール袋ですっぽり覆い、壊さないように外から巣を手で支えながら付着部を切断します。
そして巣ごと袋の中へ。
この時、また同じ場所に巣が作られたら嫌なので、作られていた場所の周りにも殺虫剤をかけておくと良いでしょう。
自力駆除に慣れれば木の枝や軒下にある場合と同様、エアゾール式殺虫剤を使用して駆除できます。
ただ、どうしても巣まで届かないこともありますよね。
ここではもう一つの方法として、くん煙式殺虫剤を使用した方法を紹介します。
くん煙式殺虫剤は、このような市販のものを用意します。
ハチ専用のくん煙式殺虫剤はほとんどないので、ゴキブリ・ダニなど総合害虫駆除のもので構いません。
使用の際は、説明書をしっかり読みましょう。
①巣を確認する。
日中に巣の位置や大きさ、巣穴の位置などを確認しておきましょう。
②くん煙式殺虫剤を使用する。
くん煙剤の缶を、棒の先端に針金でしっかりと固定します。
この時、くん煙材が上向きになるようにしてくださいね。
くん煙材に点火して煙が吹き出したら、棒を巣穴に近づけてください。
煙を吸い込まないように、必ず風上側に立ちましょう。
キイロスズメバチの巣の場合は、くん煙法ではどうしても一部のハチが巣周辺に飛び散るため、飛び散ったハチの駆除が必要になってきます。
その場合はくん煙後に赤いセロファンを外した懐中電灯を地面に置いて点灯させ、ハチを呼び寄せてからスプレーして駆除します。
③巣の除去をする。
辺りにハチの羽音の気配がなくなったのを確認したら、ハシゴを掛けて巣を取り除きます。
ビニール袋で巣全体を下からすっぽり覆い、巣の根元の付着部を切り取ってください。
狭い空間はスズメバチが密集しており、さらに自分の逃げ場が限られるので危険です。
十分注意して進めてください。
①巣を確認する。
巣の位置を確認し、巣に4〜5mまで近づきます。
②殺虫剤を吹きかける。
風上から巣に向けて殺虫剤をスプレーをします。凄まじい羽音が発生してビックリすると思いますが我慢です…!2〜3分ほど続けます。
それでも「怖い!」と感じたら我慢はせず、すぐに中止してくださいね。
その羽音が止んでハチがいなくなったら巣に近づき、巣穴から内部に向かってさらに10〜20秒間スプレー。
狭い場所ではすぐに殺虫剤が充満してしまうので、駆除中に吸い込まないように十分に注意しましょう。
③巣の除去をする。
ハチがいなくなったのをよく確認したら、ビニール袋で巣全体を覆いながら巣の付着部を切り取ります。
しかし屋根裏に作られた巣は柱にはり付いているものもあり、巣全体をビニールで覆うことは難しい可能性も。
場所が場所なので、駆除後の除去には相当の時間を要します。
土の中に巣を作るのは、スズメバチの中でも1番凶暴で毒の危険性も高いオオスズメバチです。
巣に近づいただけでも刺される可能性があるので、不安な時は専門家に駆除を依頼しましょう。
①巣を確認する。
夜間、巣へ2〜3mまで近づいて巣穴の場所を確認します。
夜はハチが神経質で、地面をわずかに振動させるだけでも巣穴から這い出してきて歩き回ります。
知らない間に体に這い上がってくる危険性もあるので十分に注意しましょう。
②くん煙式殺虫剤を使用する。
くん煙剤を棒の先端に針金で結び、火をつけて巣の中へ突っ込みましょう。
巣穴近くに数匹ハチがいても、構わず続けてください。
入口付近で10秒間ほどくん煙したら、さらに奥に向けてくん煙を続けましょう。
家庭用のくん煙剤は残効期間が短いため、翌日の夜もう一度くん煙剤を使用するか、巣穴からエアゾール式殺虫剤を20〜30秒吹きかける必要があります。
③巣を閉鎖し、除去する。
巣の入口に土砂を10cmほどの厚さに詰めて塞ぎ、周辺も20〜30cmの高さほどの土砂をかけて埋めておけば、再びハチが活動することはありません。
巣を取り除く場合は、スコップを用いて巣の周りの土砂を掘り起こします。巣の深さは時に1mを越すこともあるので大変な作業になります…。
危険を感じた場合、また自分では対処できそうに無い場合は、専門家への依頼を検討してみてください。
駆除後に注意していただきたいことがあります。
死んだハチには絶対に触れないでください!
スズメバチは体が完全に潰れていたり頭や胸を取り除いても、腹部さえあれば反射的に毒針を動かして刺すことができるのです。恐ろしや。
例えばハチが毒針を出して死んでいたとして、1〜2ヶ月経ってから死骸に触れてしまい毒針に刺された場合でも、痛みやアレルギー症状を起こすことがあります…。
ハチをすべて駆除し「巣を完全に取り除いた…!」と思っていても、翌日になると同じ場所にたくさんのハチが飛び回っていることがあります。駆除し損ねたハチが戻ってきて、巣を探しているのです。
こういったハチのことをその名の通り「戻りバチ」と呼びます。スズメバチだけに限ったことではありません。これは、お客様の多くが不安に思われることらしいですね。放置しておくと同じ場所に再び巣を作ることがありますので、その集団にまた殺虫剤をかけて駆除する必要があります。
戻りバチの不安もプロなら解消できます。 駆除後のアフターフォローもばっちりですので、ハチ駆除に関する不安があれば、なんでもお気軽にご相談ください。
アシナガバチの巣はスズメバチと違って、巣穴が露出していて小型。
そのため、エアゾール式の殺虫剤が効果的です。
巣上のハチのほとんどに薬剤がかかります。
ハチ自身の攻撃性はそれほど激しくないものの、刺された時の痛みはかなり強いものです。
身の安全を考えるなら、先ほどお伝えした防護服を着用し、夜間に駆除を行うのが無難でしょう。
殺虫剤・防護服・懐中電灯のほか、枝切りハサミとビニール袋を用意しましょう。
①巣を確認する。
日中の間に巣の位置を確認しておきましょう。巣へ2〜3mまで近寄り、巣の位置や大きさ、ハチの数を確認します。
近寄った際に、巣を揺するなどしてハチを興奮させないように注意してください。巣の確認の時点で襲われたらたまったものじゃありませんよね。
茂みの中など発見しづらい場所にある場合もありますが、ハチの出入りをよく見て位置を把握します。
②殺虫剤を吹きかける。
風上から巣へ1〜2mまで近寄り、巣に向けて殺虫剤を20〜30秒間スプレーし続けます。
ハチがいっせいに飛び立つので恐ろしいと思いますが、これは攻撃ではなく薬剤による影響なので構わず吹きかけましょう。
それでも「怖い!」と感じたらすぐに中止してくださいね。
③巣の除去をする。
ハチが巣上にいなくなったら巣の付いている枝ごと切り取って除去し、ビニール袋へ入れます。もしくは巣をとらずに、巣と付近の枝や葉が濡れる程度まで殺虫剤を吹きかけておくのもありです。この場合駆除後の戻りバチが巣に止まり、薬剤が付着することで死亡するのでそれを待ってから除去します。
ミツバチはハチの中では一番おとなしく、自分から人を攻撃することはほとんどありません。
ただしそれは、「刺激しない限り」です。
ミツバチだって種の存続をかけているので、巣に危険が迫れば自分の命を投げ打ってでも攻撃してきます。
巣を放置していて、うっかり縄張りに踏み入れたりなんてしたら大変です。
ミツバチは巣の中の個体数が非常に多いので、駆除するなら巣が大きくなる前にしましょう。
スズメバチよりは駆除が簡単といえども、アシナガバチと同様に身の安全を考えるなら防護服を着用し、夜間に駆除を行うのが無難です。
殺虫剤・防護服・懐中電灯に加え、枝切りハサミとビニール袋を用意しましょう。
①巣を確認する。
働きバチが巣に戻ってきていることを確認します。
②殺虫剤を吹きかける。
2mほど離れた場所から、風上から巣全体に向けて殺虫剤を20〜30秒間スプレーし続けます。
③巣の除去をする。
ハチが居なくなったことを確認したら巣を取り除き、ビニール袋へ入れます。
巣の付近は蜜でベタベタしているはずなので、水やお湯で洗い流すと良いでしょう。そのままにしているとアリや他の害虫が寄ってきてしまいます。
日本で被害の多い3種類のハチについて、自力で駆除する方法を紹介してきました。
素人でもしっかりと準備をすれば駆除できますが、プロの目から見れば素人の駆除は完璧でなく、危険と言わざるを得ません。安全も保障されていません。
ハチの巣駆除をしている動画 を見つけました。
ハチの巣を素人が駆除している動画です。一見笑える動画なのですが、やっていることは大変キケンです…!自力で巣の駆除をする場合は、正しい方法でしなければいけません。
「自分で駆除するのは準備が面倒だし何より怖い!」という人が、次の手段に考えるのは何でしょうか。
「巣を駆除したいけど怖いから誰かに頼みたい…でもお金をかけたくない」とは誰もが思うこと。
となると今度は、自分の住む地域の自治体が動いてくれるのか気になるのではないでしょうか。
ハチ駆除に対する役所の対応は次のいずれかになるでしょう。
このように、必ずしも無料でハチの巣駆除を行ってくれるわけではないようです。
地域によっては無料で駆除を引き受けてくれるサービスの良い自治体もあるみたいですね。
自治体によって、駆除サービスの有無やその依頼方法は異なってきます。
役所に依頼するには申請書類などの準備が必要な場合もあり、簡単とは言えません。
たとえば神奈川県茅ヶ崎市では、スズメバチの巣に限り無料で駆除してくれるようです。
役所を頼っても、希望通りのサービスを受けられるとは限らないのです。
それに、スズメバチより危険性が低いアシナガバチ・ミツバチは駆除対象外であることがほとんど。
逆を言えばスズメバチなら対応してくれる場合が多いのですが、駆除に来るのが専門家でなく役所職員だったりすることもあるそう。それでは完璧な駆除が出来るとは思えません…。
というわけで、自宅にできたハチの巣については自力で駆除か業者に頼むかのどちらかが現状のようです。
しかし、問い合わせてみる価値はあると思います。もしかしたら駆除費用が安く済むかもしれません。
それでは最後に、一番手っ取り早い安全な巣の駆除方法をお教えします。
それは、私たちのような「専門業者に依頼すること」なんです。
といってもお金がかかる分、渋ってしまうのはよく分かります…。
でもそれだけ依頼する価値があるのです。
メリットは3つあります。
全て専門家が代わりにやってくれるので、あなたは「待っているだけ」でいいのです。安全が確保されるのです。
素人よりも専門家の駆除の方が効果があるのはもちろんですし、高い防護服だけでなく殺虫剤などの様々な個人準備に時間と費用を割く必要はありません。全てプロが準備します。
「依頼しちゃえば楽だけどさ…」
気になるのは、かかるお金ですよね。
巣の場所や大きさによってかなりの幅で変わってきます。
強いて言うと、
スズメバチ:15,000円〜
アシナガバチ:10,000円〜
ミツバチ:15,000円〜
でしょうか。
作業前に無料見積もりをしてくれる業者も多いので、まずは無料で見積もりをしてもらい、金額に納得したら作業してもらうことをオススメします!
大抵の業者は作業前の無料見積もりにて料金がはっきりしますよ。
「料金が高すぎる!やっぱやめたい!」となっても見積もり時点でキャンセルできるのが普通なので安心してください。依頼する業者のサイトをよく見て、実際に問い合わせてみることをオススメします。
特に駆除に一番危険を伴うスズメバチの場合はコストが高くなってしまいますが、身の安全を買うと思えば安いものじゃないかな…?と思います。
「う〜ん、でも業者ってなんだか信用できない」
そういう方もいると思います。分かります。
残念ながら中には金儲けしか考えない悪い業者もいるようです。
例えば、専門知識なしにハチ駆除を請け負いスプレーの使用方法を誤って家屋を爆発炎上させたり、高額な駆除費用の不当請求をしたり、実際には完全に駆除できていないのに駆除できたと虚偽申告したり。
…同業者として許せません。
悪いのは一握りで優良企業がほとんどだと思いますが、依頼するお客様としてはどうせならより安く、より良いサービスを受けたいですよね。
では、失敗しないハチ駆除業者の選び方について教えます!ハチ駆除業者を探すとき、以下の3点をチェックしてください。
まず、これまでの駆除実績が多い業者は駆除ノウハウが充実している証拠なので、確実な駆除を期待できます。
そして、駆除作業前に決まった見積もりを後から変更しないかどうかはよく確認するべき点です。
また、親身なって相談に応えてくれるかどうかも大事です。一方的な駆除を行われたら嫌なはず。
しっかりと見極め、安心できる駆除業者を選ぶようにしてくださいね。
いかがでしたでしょうか!
自力で駆除することの危険性と面倒さを理解してもらえたなら幸いです。
素人でもできるだけ安全に駆除できる方法はお教えしましたが、危険なことには変わりありません。
ハチの巣駆除はあなたの命を脅かします。甘くみてはなりません。
どうか、危険なハチの巣駆除は私たちプロへおまかせください。
ちなみに、みんなのハチ駆除屋さんは「実績が多く」「駆除費用が適正」で「相談サービスが充実」しています。
見積もりは無料でもちろんキャンセル料もいただきません。専門知識と提案力でどんなハチの巣でも駆除してみせます!
特にアフターフォローには力を入れています。駆除後1週間以内であれば、その後の心配事の対応が可能です。
ハチに関することでお悩みがあればお気軽にご相談くださいね。
お電話一本で専門のスタッフがすぐに対応させていただきます。
この記事を監修したハチ退治の専門家
日向 準(ひむかい じゅん)
自力で駆除するには、防護服や殺虫剤の準備などが必要になってきますが、くれぐれも注意して行うようにしてください。
手っ取り早く、安全・確実に駆除するなら専門業者に依頼しましょう。
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