みんなのハチ駆除屋さん

危ないので2m以上近づかず刺激しないで、すぐお電話ください。

クマバチってどんなハチ?気になる生態や被害、巣の駆除方法を解説

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2020.07.16更新

ハチ退治の専門家が丁寧に教えます!

花の蜜をとるクマバチ

「黒くて大きなハチがブンブン飛んでいる。これってクマバチ?」
「危険なら駆除した方がいいのかな…」

あなたはいま、こんなモヤモヤをお持ちではないでしょうか?

こんにちは!
みんなのハチ駆除屋さんの日向と申します。

この記事では、ハチ駆除のプロの視点で「クマバチ」の生態や駆除方法を解説しますね。

クマバチは温厚な性格で、スズメバチやアシナガバチに比べると危険性が低いです。
そのため、家の周りを飛び回っていて「怖い」と感じても、駆除すべきかどうか悩まれる方が多いんですね。

たしかに危険性は低いのですが、もし巣を作られてしまったら深刻な被害が出てしまうことも…。
次の3つを詳しく解説していくので、生態や起こりうる被害を踏まえた上でどう対処すればいいか考えてみましょう。

この記事が、あなたのクマバチに関するモヤモヤ解消に役立てば幸いです。

※クマバチに巣が作られている…という方は、みんなのハチ駆除屋さんにお気軽にご相談ください。
放置することで、建物の劣化や柱の腐敗、シロアリの侵入などのおそれがあります。

クマバチの見た目と意外な生態

まずはクマバチの基本情報から解説していきます。

体は真っ黒で胸に黄色い毛が生えている

クマバチ
和名 クマバチ
(英名 carpenter bee)
分類 ミツバチ科クマバチ亜科クマバチ属
学名 Xylocopa
分布 北海道〜九州
体長 約20mm〜30mm

クマバチは体長2cmを超えるずんぐりとしたハチ。
胴体が太いため、ぱっと見でとても大きく見えます。

全身真っ黒ですが、私たちの身近で見かけることの多い「キムネクマバチ」は胸の部分にもふもふとした鮮やかな黄色い毛が生えているんです。

また、オスとメスでは見た目がやや異なります。

オス メス
オスのクマバチ メスのクマバチ
  • 目が丸く、大きい
  • 額部分に黄色の毛が生えている
  • 針をもたない
  • アゴが大きい
  • 顔全体が黒い
  • 毒針をもつ

オスとメスを見分ける際は、顔全体が真っ黒か?それとも一部に黄色い毛が生えているか?に注目するとわかりやすいですね。

クマバチは花の蜜や花粉を主なエサとしており、とくにフジの花を好みます。
フジの花はクマバチがこじ開けることで初めて花が開くため、クマバチは花粉の媒介者としても一役買っているんです。

※一部地域で確認されている外来種の「タイワンタケクマバチ」は全身真っ黒で毛が生えていません。
2019年時点では、愛知県・岐阜県・三重県・長野県・福井県・石川県・京都府にて姿が確認されています。(参考:「本州中部に定着した外来種タイワンタケクマバチの遺伝子解析に基づく原産地の推定」川添和英

クマバチは見かけによらず温厚な性格

真っ黒で大きく、「ブーーン」と重低音の羽音を鳴らして飛び回るクマバチ。
その特徴から「とても怖いハチ」といった印象を受ける方も多いのですが、実はクマバチは極めて温厚な性格です。

近づいただけで攻撃されることはないため、突然クマバチが寄ってきても怖がる必要はありませんよ。

もちろん、飛び回っているところを手で払ったり、掴んだりすると刺されてしまうのでご注意ください。

また、オスのクマバチは繁殖期(春頃)になると、縄張りを作ってホバリングしメスが寄ってくるのを待つ習性があります。
スズメバチやアシナガバチのホバリングは「威嚇」を表しますが、クマバチの場合はメスを待っているだけなのでご安心ください。

しかもこの時期のオスのクマバチは、動くもの・接近するものすべてを追跡して「メスかどうか」を確認します。
そのためクマバチがしつこく寄ってくるようなこともありますが、怖がらずにそっとしておきましょう。

寿命は約1年。春から秋まで活動する

クマバチの寿命は約1年です。

4月〜 繁殖期。冬眠から目覚めた成虫が交尾する。
5月〜7月 メスのクマバチが巣作りを始め、子育てを進める。
7月〜10月 新しい成虫が羽化。しばらくは巣の中で親からエサ(花粉)を貰う。
〜3月 巣の中で冬眠し、翌春に備える。

夏頃に生まれた新しい成虫は、巣から出ることなく冬眠
親のクマバチは死んでしまい、新しい成虫は翌年の春から秋まで活動します。

「ハチ」というと、女王蜂と働き蜂がいるイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、クマバチはそのような社会性をもつハチではありません。

基本的には単独行動で、巣の中で「親子」としての関わりがあるのみなんです。

「クマバチ」と「クマンバチ」の違いって?

「クマバチ」と「クマンバチ」は、別の種類のハチ…というわけではありません。
「クマンバチ」は、一部地域では「クマバチ」を表す方言として使用されています。

また、地域によっては「スズメバチ」のことを「クマバチ(クマンバチ)」と呼ぶことも。
スズメバチとクマバチの危険性は段違いですので、ご注意くださいね…!

クマバチの巣作り

「クマバチってどこに巣を作るの?」
「家に巣を作られることもあるのかな…」

クマバチはあなたのお家に巣を作ることがあります。
とくに木造住宅・築年数が古いお家は被害が深刻になりやすいため、要注意ですよ…!

クマバチは木や竹に穴を掘って巣作りする

クマバチは、木や竹に長い穴を掘って巣を作ります。
強いアゴでガリガリと木を削り、直径1.5cm、全長30〜40cmほどの巣を作るんです。

木を掘るクマバチ

その様子はまるで大工さんのよう…とのことで、英語では「carpenter bee(大工バチ)」とも呼ばれています。

以下のような場所に1円玉サイズの穴が開いていたら、クマバチが巣を作っていると考えていいでしょう。

クマバチが好むのは、枯れ木や腐った木など柔らかい材質の木です。
山林にある枯れ木の他にも、木造住宅の柱や垂木、枕木などで柔らかい材質の木があれば穴を空けて巣を作ってしまうんですね。

クマバチの巣作りの様子がよくわかる動画を見つけました。
どのように巣を作っていくのか、気になる方はぜひご覧ください。

同じ巣を数年間使うことも

クマバチは、初夏にメスが一匹で巣を作りはじめます。

柔らかい材質の木を見つけて巣を作りますが、既にできている巣を使い回すことも珍しくありません。
わざわざ新しく巣を作る必要がないため、クマバチにとっては既存の巣の方が使い勝手がいいんですね。

ちなみにクマバチの巣は一部屋ずつ仕切られ、一つの巣穴に個室が列を成して並んでいる状態です。
メスはこの個室一つひとつに卵を産んでいきます。

巣穴の個室が足りなかった場合は、既存の巣をさらに掘り進めることも。

数年間巣として使われることを考えると、年々巣穴が深くなることも予想されます。
どんどん木がスカスカになって強度が落ちていくため、お家の根幹の柱に巣を作られた場合は危険です。

巣による被害は、このあと詳しくお伝えしますね。

クマバチの被害と対策方法

基本的には温厚な性格のクマバチですが、私たち人間に被害をもたらすこともあります。

もし駆除すべきかどうか悩んでいる場合は、ここでお伝えする被害内容を踏まえた上で考えてみてくださいね。

刺されることによる被害

クマバチは温厚な性格で、自分から攻撃してくることはありません。
ただし先ほどもお伝えした通り、こちらから刺激を与えてしまった場合は針で攻撃してきます。

クマバチ

スズメバチに比べると重症化のリスクは少ないものの、クマバチも毒をもつハチです。
一度ハチに刺されたことがある方はとくに、こちらから刺激しないよう注意してください。

またクマバチの針は太く、刺された時の痛みは激しいです。
あなた自身はもちろんのこと、お子さんやペットが無意識にクマバチを刺激し、太い針で刺されてしまったら…と考えるとヒヤヒヤしてしまいますよね。

近くに巣が作られているなら、自然と刺されるリスクも高くなってしまうものです。
刺されるのが心配な方は、駆除を検討してみてもいいかもしれません。

巣による建物の老朽化&倒壊の被害

クマバチがあなたのお家の柱などに巣を作ってしまった場合、巣作りが進むにつれて建物の強度がどんどん低下します。
最悪の場合は建物の倒壊に繋がるおそれがあるため、すでに巣がある場合はなるべく早めに駆除するのがおすすめです。

また、雨が当たる場所は腐敗が進みやすく、木の劣化が早まります。
放っておくとシロアリが侵入するきっかけになるなど、二次的な被害も拡大してしまうんです。

1本の木に複数のクマバチが巣を作ることも珍しくありません。
家の柱が穴だらけになり、スカスカの状態にされてしまう前に、クマバチを寄せ付けないための対策や駆除を行う必要があります。

クマバチを寄せ付けないためには

「巣は作られていない」
「クマバチが家の近くでウロウロしているのを見かけた」

このように、実害がないのであれば無理に駆除する必要はありません。

ただし今後巣を作られる可能性は十分に考えられますし、あまりにも多くのクマバチが飛んでいるようだとうっかり刺激してしまうことも考えられます。

クマバチを寄せ付けないよう以下の対策を行っておきましょう。

ハチは、殺虫剤の成分やツンとしたニオイのする木酢液などを嫌がります。
クマバチを寄せ付けないためには、お家の軒下やウッドデッキに殺虫剤・木酢液を撒き、ハチの嫌がる環境を作っておくのが有効です。

また、木材があることでクマバチが巣作りしやすい環境を提供している可能性があります。
不要なものはなるべく早く処分する、また今後使う予定のものはカバーをかけておくなどして巣を作られないよう対処しておきましょう。

ちなみに、クマバチはフジの花の他にもツツジやウツギ、キリの花を好みます。

このようなお花を育てている方は、プランターの位置をなるべく人通りの少ない場所に移動するのがおすすめです。

クマバチの駆除方法

さて、ここまではクマバチの生態や被害をお伝えしました。
クマバチ自体の危険性はそこまで高くないものの、被害が拡大してからでは手遅れです…。

少しでも不安を感じるのであれば、駆除を行いましょう。

クマバチを自分で駆除する方法

クマバチの駆除は一般の方でも行えるものです
ただしクマバチの巣は縦に長いため、奥のクマバチを駆除しきれないこともしばしば…。

「クマバチが巣穴の入り口付近で木をガリガリ削っている」など巣穴がそこまで深くないことがわかっているのであれば、ご自身でもしっかり駆除していただけます。

では、必要な道具を準備しましょう。

万が一の危険に備えて、体を守るための作業着を着用し、首元にタオルを巻いてくださいね。

また、殺虫剤は一般的な害虫駆除用のものでOK。
効果に不安がある方は、ハチ専用の殺虫剤を使用するのがおすすめです。

駆除に適した時間帯は、クマバチが巣で休んでいる夕方〜夜
準備物を揃えたら、次の3ステップで駆除を行いましょう。

  1. 巣穴に殺虫剤の噴射口を密着させる
  2. 殺虫剤を10秒ほど噴射し続ける
  3. 噴射口を上下左右に向け、満遍なく殺虫剤を噴射する

クマバチの巣は、巣穴から横に伸びているのか上下に伸びているのか、外からはわかりにくいものです。
そのため、念のため上下左右に殺虫剤を噴射してください。

巣に近づいた時点でクマバチが飛び出してくることもあるため、いつでも殺虫剤を噴射できるよう準備しておくと安心です。

駆除した後は巣穴を塞いでおく必要あり

殺虫剤を吹きかけたら駆除完了!…という訳ではありません。
穴が空いた木の劣化を防ぐため、また害虫の侵入を防ぐために、パテで巣穴を塞いでおきましょう。

ただし、巣の中に幼虫や成虫の死骸が残っている場合は要注意。
そのまま巣穴を塞いでしまうと、中で死骸が腐敗して木の劣化が進みます。

穴を塞ぐ前に、巣の中に幼虫・成虫の死骸が残っていないか確認するようにしてくださいね。
もし死骸が残っていた場合は、ピンセット等で取り出しましょう。

とはいえ、クマバチの巣は最長40cmにもなる長〜い巣。
覗いてみたところで巣の長さがどのくらいあるかもわからないですし、巣の奥まで殺虫剤が届かない・奥の死骸を取り除けないなんてこともしばしばです…。

もし「自分では対処できなそうだ」と感じたら、業者に駆除をお任せすることも検討してみましょう。

難しいと感じたら業者にお願いすると安心

「怖すぎて巣に近づけない」
「自分で駆除するのが面倒くさい…」
「殺虫剤は噴射したけど、巣の中に死骸が残っている気がする」

自分で対処するのが難しいと感じたら、ハチ駆除の専門業者にすべてお任せすることをおすすめします。

穏やかな性格とはいえ、クマバチは毒を持つハチ。
さらに中の死骸を引っ張り出す必要があるなど、安全に・完璧に駆除するのは難しいものです。

「せっかく準備したけれど、駆除しきれなかった」「駆除しようとしたら刺されてしまった」なんてことを防ぐには、専門知識や数多くの経験をもつプロに依頼するのが賢明ですね。

みんなのハチ駆除屋さんでもクマバチの駆除を受け付けています。

あなたやご家族が刺されてしまう前に、また被害が深刻になる前にお気軽にご相談くださいね。
ハチ駆除のプロがすぐに駆けつけ、状態をよく確認した上で対処いたします!

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!
クマバチの生態や危険性について、モヤモヤは解消されたでしょうか。

この記事では、クマバチについて次の3つのことを解説してきました。

クマバチは、飛び回っている分にはほとんど害のないハチです。
あまりにも怖がる必要はありませんよ。

しかしお家に巣が作られているなら話は別。
巣穴によって建物を支える木がスカスカになってしまうため、早めの駆除を検討しましょう。

みんなのハチ駆除屋さんでも、クマバチの駆除を行っています。
365日、7時から24時までお電話を受け付けていますので、不安な方はお気軽にご相談くださいね。

ここまでは、みんなのハチ駆除屋さんの日向が解説いたしました。
クマバチに関するお悩みが、どうか解決されることを願っております。

この記事を監修したハチ退治の専門家

スタッフの写真

2020.07.16更新

日向 準(ひむかい じゅん)

クマバチはスズメバチやアシナガバチに比べると、刺されたことによる重症化のリスクが少ないです。
しかし建物への被害の面では、ハチの中でもトップクラスに危険。
実害が出ているようなら駆除しましょう。

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