ドロバチはおとなしく、危険性の低いハチです。
ドロバチは単独で行動します。スズメバチのように集団で行動はしません。また、巣に近づくと攻撃する、ということもありません。
害はほとんどないので、放っておいても大丈夫です。
ただし、こちらから危害を加えようとすると、当然ですが攻撃してきます。
自宅にドロバチの巣が作られて嫌だ…という方は、みんなのハチ駆除屋さんにお気軽にご相談ください。
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
ドロバチは7〜9月頃に巣を作ります。青虫をつかまえて巣の中に入れます。その後産卵し、卵が孵化すると青虫は幼虫のエサになります。
青虫を巣に入れたら、巣の穴をふさぎます。その後、親のドロバチは巣に戻ることはありません。
巣に残された幼虫は、エサの青虫を食べて、巣の中で成長します。そして翌年の春、サナギになり羽化をして、巣から飛び立ちます。
ドロバチの巣の駆除は、幼虫が羽化して巣を離れた後がいいでしょう。
まだ入り口が泥でふさがっている時期は、巣を壊したり駆除しようとすると、中のドロバチに刺されかねません。ドロバチがおとなしいと言っても、巣を駆除しようとする相手は刺してきます。
そしてドロバチも毒を持っています。自分で駆除するよりも、プロに任せたほうが安全です。
「ドロバチの巣を駆除したい」という方は、みんなのハチ駆除屋さんまでご連絡ください。
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
ドロバチ | オオスズメバチ | |
---|---|---|
見た目 | ||
規模 | 1〜2匹小規模 | 200〜1,000匹大規模 |
営巣場所 | 木の枝、植物の茎、木材、軒下、ベランダ、屋根裏、床下など | 地中、土の中、木の穴、木の根元、屋根裏、床下など |
危険性 | 低い | 高い |
ドロバチは、泥や土を使って巣を作ります。
ただ、泥や土を使うとはいえ地中に巣を作るわけではなく、木の枝や屋根裏・床下などに巣を作るんです。
一方、おもに土の中・地中に巣を作るオオスズメバチも屋根裏や床下に巣を作るケースがあります。
気をつけていただきたいのは、ドロバチだと思っていた巣が実はオオスズメバチの巣だった場合です。
オオスズメバチはハチの中でもっとも凶暴で、毒性も強いハチ。
近づくだけでも攻撃してくるため、万が一ドロバチの巣と見間違えてしまっていたら大変です…。
何のハチかわからずに不安な場合は、むやみに近づかないようにしましょう。
ハチ駆除の専門業者に相談するのも一つの手段です。
ドロバチは「ドロバチ科」のハチの総称なので、いくつかの種類があります。代表的なものを記しておきます。
オオフタオビドロバチ | 1.6〜1.8センチ。竹の筒などに巣を作る。 |
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エントツドロバチ | 1.6〜1.8センチ。巣は煙突状、入り口は下向き |
ヤマトフタスジスズバチ | 1.5〜1.8センチ。竹の筒や木材などに巣を作る。 |
サイジョウハムシドロバチ | 0.6〜0.8センチ。寺や家の柱や壁、茅葺きなどに巣を作る。 |
キアシトックリバチ | 1.0〜1.4センチ。草の茎などに巣を作る。 |
ミカドトックリバチ | 1.0〜1.5センチ。建物の壁や葉の裏などに巣を作る |
ミカドトックリバチ | 1.0〜1.5センチ。建物の壁や葉の裏などに巣を作る |
スズメバチ | 1.8〜3.0センチ。木の枝や石などに巣を作る。 |
ドロバチの危険性は低いとはいえ、不安な方や駆除したい方もいらっしゃると思います。
実際に被害は出ていなくても、「家に巣がある状態」を放っておくのは抵抗がありますよね。
もしご自分で駆除される場合は、蜂の巣の自力駆除に必要な準備物をチェックしてから行ってくださいね。
「見かけたハチがドロバチかどうかわからない」「不安だから一度しっかり確認したい」そんな方は、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。プロが丁寧に対応します。
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
この記事を監修したハチ退治の専門家
日向 準(ひむかい じゅん)
軒下や床下に、土や泥を使って巣をつくるドロバチ。危険性は低いですが、毒を持っているので刺されないように注意しましょう。
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