小さい庭がついている賃貸アパートに住んでいます。
先ほど洗濯物を取り込んでいるとき、植え込みに大きい蜂の巣を見つけました。最近手入れをしていなかったので今日まで気づきませんでした。
ネットで調べたところ、危険なスズメバチの巣のようだったので業者に駆除してもらおうと思います。
駆除にはお金がかかりそうなんですが、私の借りている敷地内ってことはやはり私の責任になってしまいますか?
もしくは、管理会社に言えば駆除してくれるんでしょうか。
賃貸なので、管理会社や大家さんの方で費用を負担してもらえたら嬉しいのですが…。詳しく教えてください。
みんなのハチ駆除屋さんのスタッフ、日向がお答えします!
賃貸物件での蜂の巣駆除は、巣が作られた場所や管理会社との契約内容によって責任範囲が異なるものです。
エントランスなど入居者全員が使用するような場所に蜂の巣ができた場合は、安全のためにも管理会社の方で責任を持って駆除する必要があります。
一方で、入居者個人しか使用しないベランダなどに蜂の巣ができた場合は、入居者の責任で駆除対応や料金の支払いを行うケースが多いです。
とはいえ、契約内容によっては管理会社の方で半額負担など柔軟に対応してもらえることも。
お住まいの物件はあくまで管理会社や大家さんからの借り物なので、いずれにせよまずは管理会社に連絡を入れ、どう対応すべきか相談してみましょう。
※「自己責任になってしまったけど、自分で駆除作業を行うのは難しい…」そのような場合は、私たちみんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。
被害が出る前に、蜂の巣駆除のプロが安全に対応いたします!
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
賃貸物件での蜂の巣駆除は、巣が作られた場所によって費用負担の責任者が異なります。
アパートやマンションにお住まいの方が共同で使用する場所にできた蜂の巣は、あなた自身や発見した方ではなく管理会社の責任で駆除してもらえます。費用を支払う必要はありません。
具体的には以下のような場所です。
そもそも賃貸物件の管理者には、入居者が不便な思いをしないよう必要な修繕を行う義務があります。
また、入居者は不具合を貸主に報告する義務がありますので、遠慮なく管理会社に連絡してみましょう。
もし入居者が駆除対応してしまっても、領収書などがあれば「必要費」として料金を請求できる可能性があります。
賃借人は、賃借物について賃貸人の負担に属する必要費を支出したときは、賃貸人に対し、直ちにその償還を請求することができる。
引用:民法608条
管理会社へ請求したい場合は、必ず領収書を控えておいてください。
あなたのお部屋のベランダなど入居者個人しか使用しない場所にできた蜂の巣は、入居者の責任で駆除しなければならないケースが多いです。費用の負担もあなた自身になります。
具体的には以下のような場所です。
物件の入居者は、賃借部分の維持・管理を行う義務があります。
蜂の巣が作られないようにする対策(掃除や植物の剪定など)も「維持管理」のひとつと捉えられるため、入居者負担になってしまうのは仕方ないんですね…。
ただ管理会社や大家さんによっては、業者に駆除してもらった際の料金を一部負担してくれる可能性も。
この辺りは大家さんの人柄や契約内容によりけりです。
専有部分であっても管理会社が対応してくれるケースもあるので、まずは管理会社に連絡を入れてどう対応すべきか相談してみることをおすすめします。
賃貸物件を契約する際に受け取る賃貸契約書には、必ず建物の修繕に関する記載があるはずです。
蜂の巣の駆除に限らず、エアコンの修理やトイレのつまりなど、建物の維持・管理に関する費用負担がどうなるか?はこの記載に従って判断されます。
まずは賃貸契約書の記載を確認し、あなた自身と管理会社の間でトラブルにならないよう納得いくまで話し合ってみましょう。
管理費や共益費など家賃とは別に費用を支払っている場合は、専有部分にできた巣であっても管理会社や大家さんの方で負担してもらえる可能性がありますよ。
話し合いの上でやはりあなた自身での対応が必要となった場合、蜂の巣駆除の手段としては以下の2つが挙げられます。
もっとも安全で手っ取り早く駆除が完了するのは駆除業者への依頼です。
ただ「自分でどうにかしたい」と考えている方も多いはず。
このあとは自分で蜂の巣を駆除する方法をお伝えします。
やむをえずあなた自身で蜂の巣を駆除することになった場合、まずは自分で対処できるレベルの巣なのかどうかを判断する必要があります。
蜂の巣の駆除は、命に関わる作業でもあります。
以下の状況に当てはまる場合は、ご自身で駆除するのは大変危険です。
6月以降の大きくなった巣は、働き蜂の数がかなり多いです。
蜂刺されの危険があるので駆除業者に対応してもらうことをおすすめします。
自分でも対処できそうな状態であれば、駆除の準備を進めましょう!
殺虫スプレーや防護服、ゴミ袋など駆除に必要なアイテムを揃えて実際に駆除を行います。
以下の記事で蜂の巣駆除の準備物や正しい手順を紹介しているので、安全のためにもご一読ください。
▶︎蜂の巣駆除の方法をプロが解説|スプレーの選び方、手順、費用相場
また、駆除の前後は蜂が威嚇して飛び回る危険があります。
賃貸物件ということでお隣さんに迷惑がかかってしまう可能性があるため、事前に駆除作業を行う日時を連絡しておきましょう。
「やっぱり自分では無理そうだ」と感じた方は、プロのハチ駆除業者に依頼することをおすすめします。
業者を手配することになった場合、気になるのはその費用ですよね。
できるなら安く済ませたい…というのが本音かと思います。
実際の相場と、費用を安くおさえる方法を紹介します。
蜂の巣の駆除を業者に依頼した場合、最低でも合計1万円程度はかかると考えておきましょう。
業者によって異なりますが、基本的には出張料金、作業料金、場合によって工事費用などがかかります。
突然の出費はかなり辛いものがあるので、カード分割払いや後払い、割引サービスなど対応している業者に依頼するのがおすすめです。
私たちみんなのハチ駆除屋さんでも各種支払いに対応可能です。
お困りの方はぜひ、お気軽にご相談ください!
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
また、駆除料金は巣の大きさや危険度に比例して上がっていきます。
直径4〜5cm程度の小さい巣であれば駆除料金も安く済みますが、直径50cmにもなった大きな巣は危険性が段違い。
スズメバチの巣は最大80cm〜1mにもなるケースがあるため、早めの依頼が吉です。
蜂の巣の駆除費用を少しでも安くおさえるためには、蜂の巣を発見した時点で早めに依頼することが重要です。
先ほどお伝えした通り、駆除料金は巣のサイズや危険度に比例します。
巣が小さければ小さいほど、働き蜂の数が少なければ少ないほど、駆除料金も安くなるんですね。
とくにスズメバチの駆除は、駆除業者であっても命がけの作業です。
巣のサイズや働き蜂の数もあっという間に増えていくので、迷わず早めに依頼しましょう。
また、地域によっては行政の方で駆除を無料対応してくれることがあります。
お住まいの地域で蜂の巣駆除の対応を行っているか、ホームページ等で確認してみるのがおすすめです。
賃貸物件の専有部分にできた蜂の巣は入居者自身で対処する必要があります。
そのため毎年毎年蜂の巣が作られてしまった場合、負担すべき駆除費用がとんでもないことになってしまいますよね。
もう二度と蜂の巣が作られないよう、予防対策をしておきましょう。
蜂は雨風が防げる安全な場所を好んで巣を作ります。
賃貸物件で巣が作られやすいところは以下の通り。
このような箇所に、アースジェットなどの殺虫スプレーを定期的に吹きかけておきましょう。蜂を寄せ付けない効果が期待できます。
予防効果のある殺虫スプレーも販売されているので、対策に力を入れたい方は購入してみてもいいかもしれません。
また巣が作られやすい箇所を定期的に確認しておくことで、巣ができていた場合でも早期発見が可能です。
小さい巣であればご自身でも駆除可能ですし、業者に依頼したとしても安く済みます。
とくに1階〜2階にお住まいの方は蜂が寄ってきやすいので、入念に予防対策を行いましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます!
賃貸物件の蜂の巣駆除について疑問は晴れましたでしょうか。
賃貸での蜂の巣駆除は、巣がある場所によって責任を負う人が異なります。
契約内容によってはすべて管理会社の方で対応してもらえることもあるので、まずは連絡を入れてみましょう。
私たちみんなのハチ駆除屋さんでは、最短30分で駆除にお伺いすることが可能です。
蜂の巣駆除のプロが対応いたしますので、すぐにでも駆除してほしいという場合はお気軽にご相談ください。
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しております。
ここまではみんなのハチ駆除屋さんの日向がお伝えしました。
一刻も早く蜂の巣のお悩みが解消されることを願っています。
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