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「もしかして、アシナガバチの巣?」
小さなお子さんやペットがいるご家庭では、万が一刺されてしまったら…と考えるだけで、本当に不安になりますよね😭
結論から言うと、アシナガバチの巣はたとえ作り始めの小さなものであっても、放置しておくのは大変危険です。
女王蜂が働き蜂をどんどん産み、あっという間に巣が大きくなって攻撃的になることも。
ご家族の安全を第一に考えるなら、巣が小さいうちに正しく対処することが何よりも大切です。
放置すると危険なアシナガバチの初期の巣は、私たちに“まるっと”おまかせください!
ハチ退治のプロがお電話1本ですぐに駆けつけ、ご家族が安心して過ごせる毎日を取り戻すお手伝いをします。
まずは「うちの場合は料金はどれくらい?」「いつ頃来てくれる?」といった疑問を解消するだけでも大丈夫。
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記事の中では、アシナガバチの初期巣の見分け方から、ご家庭でできる安全な対処法、そして「この場合はプロに任せるべき」という明確な判断基準まで、くわしく解説します。 それではまいります!
お庭で見つけたその巣は、本当にアシナガバチでしょうか? ハチの種類によって危険度や対処法が大きく異なるため、まずは巣の特徴をしっかり見極めることが重要です。
 

スズメバチの巣は、ピーク時にはマーブル模様のボール型になります。 巣穴は1つしか露出していないことが多いです。
初期の巣は、とっくりを逆さにしたような形や、お椀を逆さにしたような形をしています(巣穴を隠すようにして、最終的にボール型になります)。
アシナガバチと違い、攻撃性が非常に高いため、初期の巣でも絶対に近づかないでください。
アシナガバチの初期巣(4月〜6月頃)は、巣柄と呼ばれる支柱から、シャワーヘッド状の巣穴が広がるような形で、六角形の巣穴が複数露出しています。
女王蜂が1匹で作り始めるため、最初は1cmから5cmほどの小さなサイズです。 色は灰褐色や薄い茶色をしていて、和紙のような質感です。 主に低山や平地の開放的な空間、住宅地では軒下やベランダ、植木の枝など、雨風をしのげる場所に巣を作ります。
ミツバチの巣は、平たい板状の巣(ハニカム模様の巣板)が何枚も垂れ下がっているのが特徴です。 初期は白色や黄色をしていますが、働き蜂の数が増えるにつれて、巣の表面がハチでびっしりと覆われていきます。 屋根裏や壁の中など、閉鎖的な空間に作られることが多いです。
スズメバチ、アシナガバチの巣は1年もので、翌年の女王蜂だけが越冬して春先に巣作りを行いますが、ミツバチは数年にわたって同じ巣を使い、働き蜂の数が増えると、約半数のハチが別の場所に移動します。これを「分蜂」と言います。
もし、巣がスズメバチのものだったり、どのハチか判断に迷ったりした場合は、ご自身で対処せず、すぐにみんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。
「アシナガバチは庭の毛虫を食べてくれる益虫だから、むやみに駆除しない方がいい」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。 まず、アシナガバチの基本情報は次の通りです。
| 和名 | アシナガバチ | 
|---|---|
| 属名 | Polistes | 
|  | |
| 巣の形 | 巣柄と呼ばれる1本の支柱から、横向きや下向きにシャワーヘッド状に垂れ下がる巣をつくる。巣穴が複数見える。色は、灰褐色や茶色、白色、種類によっては黄緑色や黄色の巣穴をしている。巣はカサカサした紙のような質感。 | 
| 営巣場所 | 庭木の枝や葉の裏、生け垣、くさむらや軒下、比較的低い位置の明るく開放的な空間 | 
| 体長 | 11〜26mm | 
| 食性 | アオムシなど | 
| 生息地 | 北海道、本州、四国、九州、屋久島 | 
| 活動時期 | 4月から10月 | 
(参考:『里山・雑木林の昆虫図鑑』著:今井 初太郎)
営巣している蜂がアシナガバチかどうかを見分ける時は、体全体が細長いかどうか・スズメバチと比べて少し小さいかどうか(ミツバチやクマバチは毛が生えていてずんぐりしています)・脚をだらんと下げてふらふらと飛び、足の先が黄色系かどうかなどから判断できます。
アシナガバチが益虫というのは一面ではその通りで、アシナガバチは蝶や蛾の幼虫であるイモムシ・毛虫を捕まえて団子状にして巣に持ち帰り、幼虫のエサにします。 大切に育てている庭木や家庭菜園の野菜を害虫から守ってくれる、ガーデニングの頼もしい味方の一面も持っています。
ですが、人を刺すという危険な一面があることも忘れてはなりません。益虫だからと放置しておくことが、ご家族を大きなリスクに晒してしまうケースもあるのです。
「ハチに何回か刺されたことがある人は危険」「刺されたあと、何日間も腫れた人は危険」という話を聞いたことがある人もいるかと思います。
アシナガバチのハチ毒は、スズメバチほど強くないと言われますが、それでも刺されるとアナフィラキシーショックの危険があります(そもそも、アレルギー持ちの人は、たとえミツバチの毒であっても、刺されたのが初めてであっても、ハチ刺されによる命の危険があります)。
アシナガバチの中でも、キアシナガバチという種類は、毒性も攻撃性も強いため注意が必要です。特徴としては、黄色の斑点が鮮やかで、触覚の先まで黄色なのがキアシナガバチです。
アシナガバチの初期巣を放置して、夏にかけて働き蜂がどんどん羽化し、毒針を持つ働き蜂の数が増えると、ハチ刺症の危険がさらに高まります。
ハチの世界では、「スズメバチがほかのアシナガバチやミツバチの巣を襲い、餌にする」ケースが頻繁に起こります。 たとえばヒメスズメバチは、アシナガバチしか捕食しません。
襲われたアシナガバチは、むやみに抵抗することなく、巣を放棄して引っ越します。 なお、オオスズメバチなどほかの種類のスズメバチは、幼虫や蛹だけでなく成虫も襲って団子にしてしまうため、襲われたアシナガバチは、より早く巣を手放さなければなりません。 つまり、ご自宅につくられたアシナガバチの巣を放置すると、より危険なスズメバチを呼び寄せる原因にもなるのです。
さまざまなご家庭のハチ駆除を行ってきたプロの立場から申し上げますと、小さなお子さんやペットがいらっしゃるご家庭では、巣が生活圏内にできた場合、益虫という側面があったとしても巣を駆除することをおすすめします。
「危ないから近づかないでね」と伝えても、子どもやペットが巣に興味を持って無防備に近づくと、刺される危険があります。
実際に、アシナガバチの巣を自分で駆除しようとした大人の方でも、「何箇所か刺された」というケースがよくあります。
アシナガバチは、ミツバチと違い、毒針の表面に「かえし」がないため、1度ではなく何度も刺してくる可能性があります。
ご自宅のアシナガバチの巣を駆除すべきか迷ったら、以下の3つのポイントをチェックしてみてください。 1つでも当てはまる場合は、安全のために駆除を検討しましょう。
 

玄関の軒下、駐車場、毎日使う窓のすぐそば、洗濯物を干すベランダなど、ご家族が頻繁に通ったり、作業したりする場所に巣がある場合は、早めに駆除しましょう。 人が通る振動やドアの開閉だけでも、ハチは「攻撃された」と勘違いして襲ってくることがあります。
お子さんが遊ぶお庭やウッドデッキの近く、ペットが走り回る場所の植木などに巣ができていないでしょうか。 とくに、生け垣の中などの目線の高さより低い場所にできた巣は、お子さんやペットが「ハチの巣がある」と気づかずに刺激してしまう可能性が高く、非常に危険です。
「先週より巣の穴が増えている」「巣の周りを飛ぶハチの数が増えた」と感じる場合、巣はまさに成長段階にあります。たとえばフタモンアシナガバチの巣の育房数は、ピーク時には100以上にのぼり、巣が大きくなるほど駆除の難易度と危険性が増すため、これ以上大きくなる前に対処するのが賢明です。
「巣が小さいうちに落としてしまおう」と、ついやりがちなNG行動を記載します。 以下の方法は絶対にやめてください。

「庭で育てている果物の木や家庭菜園に、殺虫スプレーはかけたくない」というお気持ち、よくわかります。しかし、薬剤を使わない自力での駆除は、刺されるリスクが格段に上がります。
市販のハチ捕獲器(殺虫成分を含む甘い蜜などでハチをおびき寄せる装置のこと)は、4月から5月のまだ巣が作られていない時期に、家の周りを飛んでいる働き蜂を捕まえるためのものです。 巣の中にいる女王蜂を駆除することはできないため、根本的な解決にはならず、巣が大きくなる可能性が高いです
完全防備のうえで、夜間に厚手のビニール袋で巣を覆い、根本から一気に剥ぎ取る(女王蜂は踏み潰す)、という方法を聞いたことがあるかもしれません。
しかしこの方法は、ハチに接近する必要があり、非常に危険です。 作業中に袋の隙間からハチが出てきたり、パニックになったハチに袋越しに腕を刺されたりするケースもあり、プロとしては全くおすすめできません。
ほかにも、蚊取り線香や木酢液、竹酢液といった、ハチが嫌がる「煙の匂い」でハチを追いやる方法もあります。 また、蜂はハーブ系の匂いが苦手なので、来年以降、ミントやラベンダーなどのハーブを育てたり、自然由来のハッカ油を無水エタノールと精製水で希釈してスプレーするといった方法もあります。 ただし、これらの方法では、即効性は期待できません。
女王蜂1匹の状態なら、薬剤を使いたくない場所での駆除こそ、専門業者の出番です。
私たちみんなのハチ駆除屋さんは、薬剤が周囲の植物に影響しないよう、養生したうえで細心の注意を払って作業を行います。たとえば、プロの職員が巣を捕獲したうえで戻りバチ対策をする・手が届きにくい高所でも脚立を持参するなど、専用機材を使用するなど、状況に応じた最適な方法をご提案します。
駆除した巣の中の卵については、植物から離れた場所で、責任を持って処分しますのでご安心ください。 大切なお子さんや植物を守るために、薬剤を最小限にする駆除をご希望の場合は、安全を第一に考え、ぜひ一度私たちにご相談ください。
▶ みんなのハチ駆除屋さん電話受付:0120-610-457 (7:00〜22:00)
ご自身で駆除を行う場合は、これから説明する手順と注意点を必ず守り、万全の準備で行ってください。
ただし、自力での駆除は、あくまで巣の大きさが5cm以下で、巣にいるハチが女王蜂1匹だけ、もしくは数匹程度の初期段階に限ります。
これ以上に巣が大きくなっていたり、働き蜂が活発に飛んでいたりする場合は、危険度が格段に上がります。絶対に無理をせず、速やかに専門業者にご相談ください。
蜂駆除用の防護服を使用する場合は、養蜂用ではなく、「駆除用」を使用しましょう。ハチ駆除用の防護服は、ホームセンターのほか、オンラインストアなどで販売されていますが、ハチが1匹程度の場合は自宅にあるもので代用することも可能です。お住まいの自治体で、防護服の無償貸出を行っているケースもあります。

駆除を行うのは、ハチの活動が鈍る夜間が最も安全です。
暗くなると、外に出ていたハチも巣に戻ってきます。 巣にいるハチを一網打尽にできる、日没から2〜3時間後(夜9時頃)がベストタイミングです。 汗や柔軟剤、香水の匂いが少ない、お風呂上がりのさっぱりとした状態で臨んでください。
懐中電灯を使う場合は、ハチが識別しづらい赤いセロハンを貼った懐中電灯で、光を和らげる工夫をしましょう。

薬剤が自分にかからないよう、必ず風上に立ちます。 巣から2〜3mの安全な距離を保ち、静かに近づきましょう。
巣全体を包み込むように、20〜30秒ほどたっぷりとスプレーを噴射し続けます。巣からハチが落ちてきても、驚いてスプレーをやめないでください。ここで躊躇せず、確実に仕留めることが重要です。 この日の作業はこれで終了です。

翌日、巣の表面や周りでハチが完全に動かなくなったことを確認したら、長い棒などを使って巣の根元から落とします。
朝まで待つ理由は、夜間、外に出ていたハチが巣に戻って来る可能性があるからです。 枝などに巣が作られた場合は、枝切りハサミで枝ごと切り落とすのも有効です。
落とした巣は、絶対に素手で触らず、不要になった新聞紙などで巻いてゴミ袋に入れて口を固く縛り、各自治体のルールに従って燃えるゴミとして処分してください。 働き蜂は、死後も反射的に筋肉を動かして毒針で刺してくることがあります。
駆除の際にエサを探しに出ていて、巣にいなかったハチが戻ってくることがあります。これを「戻り蜂」と呼びます。
戻り蜂が同じ場所に再び巣を作るのを防ぐため、駆除後、巣があった場所に殺虫スプレーや希釈したハッカ油、木酢液などを吹きかけておきましょう。
念のため、駆除後1〜2日はその場所にハチがいないか確認すると、より安心です。
手順通りに行えば安全に駆除できますが、少しでも恐怖心や不安がある場合は、決して無理をしないでください。 お客さまの安全が第一です。ご自身での駆除が難しいと感じたら、すぐに私たちみんなのハチ駆除屋さんにご連絡ください。
万が一、アシナガバチに刺されてしまったら、パニックにならず落ち着いて対処することが重要です。 正しい知識が、症状の悪化を防ぎます。
刺された直後に、大声を出したり、手でハチを激しく追い払ったりするのは絶対にやめてください。 ハチは動くものに対してさらに攻撃してくる習性があり、他のハチも興奮させてしまう危険があります。
静かに姿勢を低くしながら、速やかにその場から10m以上離れてください。
通常、痛みや腫れは数日〜1週間ほどで治まります。
しかし、以下のような症状が出た場合は、ハチ毒によるアレルギー反応「アナフィラキシーショック」の危険があります。 命に関わることもあるため、ためらわずに救急車を呼ぶか、すぐに病院を受診してください。
とくに「以前ハチに刺されて、ひどく腫れた経験がある方」や「アレルギー体質の方」は、細心の注意が必要です。 病院へ行く場合は、内科、皮膚科やアレルギー内科を受診しましょう。緊急の場合は、迷わず救急外来へ向かってください。 お子さんの場合は、小児科で対応しています。
少しでも「自分で駆除するのは怖い」「失敗したらどうしよう」と感じたら、決して無理をせず、私たちプロにお任せください。
私たちみんなのハチ駆除屋さんでは、アシナガバチの種類を問わず、巣の駆除を承っております。 巣の大きさや場所、難易度によって料金は変動しますが、必ず作業前にお見積もりを提示し、お客さまにご納得いただいてから作業を開始しますのでご安心ください。
お問い合わせいただいてから作業完了まで、どなた様にも安心してご利用いただけるよう、簡単でわかりやすい流れとなっております。
まずはお電話または当サイトのお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。 専門のスタッフが、土日祝を含め365日いつでも対応いたします。
「ハチの種類がわからない」「巣がどこにあるかハッキリしない」といった場合でも大丈夫です。他社さんで断られたハチの巣も、わかる範囲で状況をお聞かせください。 
ご依頼いただけましたら、近くで待機中のハチ駆除のプロが最短30分でお客さまのもとへお伺いします。
巣の場所や大きさ、周辺の状況などをしっかりと確認したうえで、お見積もりをその場でご提示します。 内容にご納得いただけない場合は、この時点でのキャンセルも可能です。
お見積もりにご同意いただけましたら、すぐに駆除作業を開始します。
お客さまと近隣の皆様の安全を最優先に、専門知識を持ったスタッフが迅速・丁寧に巣を除去いたします。 専門機材、高所作業用のハシゴを積んでお伺いします。 作業時間は、巣の状況にもよるものの、30分〜1時間ほどで完了することがほとんどです。
作業完了後、巣が完全に駆除されたことをお客さまご自身の目でご確認いただきます。
今後の再発防止策についてアドバイスを行い、問題がなければお支払いとなります。 現金・各種クレジットカードでのお支払いに対応しております(分割払い、Vポイント貯まります)。
シーズンには、1週間のアフターフォローをおつけしています。 万が一、保証期間内に同じ場所に巣が再発した場合は、無料で再度対応いたしますのでご安心ください。
みんなのハチ駆除屋さんで担当した、アシナガバチの巣の駆除事例を3件ご紹介します。
私たちの料金形態は、巣の規模感や駆除難易度によって決定しますが、今回の事例は、いずれも8月に差し掛かり、コロニーの規模が大きくなっている状態でした。

ご自宅の縁の下(床下)換気口に、10〜15cmくらいの大きさの巣が作られているとお電話をいただきました。
蜂の数は7匹から8匹ほどで、種類はわからないが、アシナガバチっぽいとのことでした。
「危険なので近づいたり刺激したりせずにお待ちください」とお伝えし、その日の夕方16:00〜19:00の時間帯で、駆除職員がお伺いしました。
お見積もりにご納得いただいたのち、速やかにハチの巣を駆除・除去して完了です。
これ以上蜂の巣が大きくなる前に対処できて、良かったです。

「外の風呂釜の側に蜂の巣が作られている。巣の大きさは目視ではわからないが、数匹のハチが飛び回っている」とお電話をいただきました。
お客さまによると、巣の位置はそこまで高くないものの、狭い場所に巣をつくられ、なかなか手が届かないとのことでした。
当日ではなく、翌日のご都合が良いとのことでしたので、「危険なので近づいたり刺激したりせずにお待ちください」とお伝えし、翌日お昼頃にハチ駆除職員がお伺いしました。
つくられたのはアシナガバチの巣で、育房の数も増えている状態でした。
お見積もりにご納得いただいたのち、作業員が駆除・巣を処分いたしました。

リピーターのお客さまからのお問い合わせでした。
カーポートの天井に、拳サイズのアシナガバチの巣が作られ、ハチが飛んでいるとのことでした。 お電話をいただいた翌日お昼頃が立会可能とのことで、翌日の13時頃にお伺いしました。 手の届かない高所でしたが、3尺脚立を使用し、駆除いたしました。
「また巣がつくられたら連絡する」とのことで、早めに対処できて良かったです。
巣の駆除とあわせて「巣を作らせない」予防策をしっかり行っておくことが非常に重要です。時期としては、女王蜂が巣作りを始める春先(4月〜5月頃)に行うのが最も効果的です。
最も手軽で効果が高いのが、ハチ専用の殺虫スプレーを活用する方法です。ポイントは、飛んでいるハチを退治するものではなく、「巣作り予防」「忌避(きひ)」効果を謳った製品を選ぶことです。 これらのスプレーにはアシナガバチが嫌がる成分が含まれており、効果も比較的長く持続します(製品によりますが2週間から1か月程度)。
女王蜂が巣作りを始める前の4月頃に、去年巣が作られた場所や、軒下、ベランダ、玄関、外壁の窓枠など、巣を作られやすい場所に予めスプレーしておきましょう。
※小さなお子様やペットがいるご家庭では、薬剤が乾くまで近づかないようにしたり、洗濯物にかからないようにしたりと、製品の注意書きをよく読んでご使用ください。
●皮膚、目、飲食物、食器、おもちゃ、ペット類(観賞魚、水生生物、虫、小鳥など)、飼料、植物、貴重品、美術品、楽器、電気製品、繊維製品などにかからないようにすること。
●人体に向かって噴射しないこと。
●塗装面、プラスチック、家具、建材、繊維製品、石材などは、予め目立たないところに噴射して、影響がないことを確かめたのち、使用すること。
(引用:ハチ・アブ用キンチョールジェット|KINCHO)
薬剤の使用に抵抗がある方には、自然由来の成分を活用する方法がおすすめです。
※木酢液もハッカ油も、雨で流れると効果が薄れてしまいます。効果を持続させるためには、定期的な散布(ハッカ油は数日に1回、木酢液は1〜2週間に1回が目安)を心がけましょう。
アシナガバチは縄張り意識が強いハチです。すでに他の巣、しかも大きな巣がある場所には、新たに巣を作らない習性があります。
この習性を利用し、偽物の蜂の巣(ダミー)を軒下などに吊るしておくことで、巣作りを諦めさせる効果が期待できます。アシナガバチはとくに効果が高いと言われており、市販のダミー製品のほか、新聞紙などを丸めて手作りすることも可能です。
これらの対策を組み合わせることで、巣を作られる可能性をぐっと減らすことができます。
アシナガバチは、甘い匂いに寄ってくる習性があるので、食べ残しやゴミを放置せず、家の周りをきれいに保ちましょう。
しかし、予防していても、ハチはわずかな隙間を見つけて巣を作ってしまうことがあります。もし再び巣を見つけてしまったら、大きくなる前に、決して無理をせず私たちみんなのハチ駆除屋さんにお気軽にご相談ください。
アシナガバチの初期巣は、危険が大きくなる前の春先が駆除のチャンスです。
小さなお子さんがいるご家庭では、巣が生活圏内にある場合は、安全を第一に考えて早めの駆除をおすすめします。
記事の中でとくに重要なポイントは、次の3点でしたね。
ご自身で駆除することも可能ですが、危険が伴うため万全の準備と注意が必要です。
少しでも不安を感じたら、安全を第一にみんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。お見積もりやご相談は無料です。お客さまの安心な暮らしを取り戻すお手伝いをいたします。
蜂の巣駆除の料金・到着時間はこちらのページにくわしく記載しています。
この記事を監修したハチ退治の専門家

日向 準(ひむかい じゅん)
アシナガバチは、畑やお庭、玄関先などでよく見られるハチです。
性格は比較的温厚で、お庭のアオムシや毛虫を食べてくれる益虫としての側面もありますが、刺されると非常に痛い毒を持っており、より危険なスズメバチがアシナガバチを捕食しにやってくるおそれがあるため、早めの対処をおすすめします。
「これってアシナガバチの巣?」と迷ったら、まずはお気軽にご相談ください。
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