みんなのハチ駆除屋さん

危ないので2m以上近づかず刺激しないで、すぐお電話ください。

蜂に刺されたらどうすればいい?応急処置や受診先が知りたい。

群馬県 M.Y様

3日ほど前、庭の草むしりをしていた時にアシナガバチに刺されてしまいました。
少しチクッとした程度だったので「病院に行くほどでもないな」と思い、ムヒを塗って済ませていました。

ですが、それから3日経ってもなかなか腫れが引きません。
しかも傷口のかゆみが増してきました。

これは病院に行くべきなのか、それとも放っておいていいのかわからず、不安です。
もし病院に行くとしたら何科を受診するのがいいですか?

まずは安全な場所で応急処置を。全身症状が出たらすぐ病院に行きましょう。

みんなのハチ駆除屋さんの日向がお答えします。

蜂に刺されたら安全な場所に移動し、素早く応急処置を行いましょう。
刺されてからだるさや息苦しさ、頭痛などの異変(=全身症状)が見られた場合は、すみやかに内科またはアレルギー科を受診してください。

とくに、スズメバチに刺された場合は要注意。
スズメバチは重症化するケースが多いため、目立った症状が出ていない場合でも受診しておくと安心です。

質問者さんの場合ですと、全身症状は見られなかったようですね。

患部の腫れ・かゆみは1週間ほど続くケースが多いですが、ひどくなるようであれば皮膚科を受診しましょう。
※お子さんが刺されてしまった場合は、小児科を受診してください。

専門的な治療はお医者さんにお任せするのがベスト。
ただし、お医者さんに診てもらうまでの応急処置を、素早く・正しく行うことがカギになってきます。
このあと解説する応急処置の手順病院を受診すべき基準をよく確認しておきましょう!

※万が一「家に蜂の巣が作られている」という場合は、みんなのハチ駆除屋さんへご相談ください。
巣があると蜂刺されのリスクは格段に上がるため、安全のためにも早めの駆除をおすすめします。

【要確認】蜂に刺された時の応急処置方法

蜂に刺されたら、以下の手順ですみやかに応急処置を進めましょう

応急処置の方法。刺された場所から離れる。刺された場所を水で流す。針を抜く。患部を冷やす。

※あくまで個人でできる範囲の対処法です。専門的な治療はお医者さんに任せましょう。

1.蜂に刺された場所から離れる

蜂に刺されたら、すみやかにその場を離れましょう

蜂は攻撃と同時に、仲間に向けて「敵が来たこと」を知らせるフェロモンを放出。
仲間の蜂たちがそれを受け取ると、集団で一斉に攻撃を開始します。

更なる蜂刺されを防ぐため、最低でも10m以上離れた所まで移動して安全を確保しましょう。

2.傷口を水で洗い流し、毒液を絞り出す

蜂の毒は水に溶けやすい性質です。
安全な場所に移動したら、刺された箇所の毒液を絞り出すように傷口を水で洗い流しましょう。

この時、口で毒を吸い出すのは危険です。
吸った毒が体内に入ってしまうおそれがあるため、絶対に行わないでください…!

ちなみに、毒液を絞り出すにはポイズンリムーバーの使用も有効です。

登山やハイキングなど、蜂刺されの危険があるようなレジャーの際は携帯しておくと安心。
事前に説明書を見て使い方をチェックしておきましょう。

動画で手っ取り早く確認したい!という方はこちらの動画をご覧ください。

使い方がわかりやすく説明されています。こちらも、使用前によく確認しておきましょう。

3.針が残っている場合は取り除く

ミツバチに刺された場合は、傷口に毒針が残っていることがほとんどです。
ピンセットで抜く、もしくは指で弾くようにして針を抜いてください

※指で針をつまむと針をさらに押し込んでしまう可能性があります。

4.保冷剤や水、濡れた布で患部を冷やす

痛みや腫れ・かゆみを和らげるため、しばらくは保冷剤や水、濡れたタオルなどで患部を冷やしておきましょう。

体のだるさや息苦しさなどの異変がない場合は、そのまま患部に抗ヒスタミン剤(市販のムヒなど)を塗って安静に。
血流・毒の巡りがよくなるのを避けるため、当日中の飲酒・運動・入浴は避けてください。

また、応急処置の後に病院に行くべきかどうかは症状ごとに異なります
次にお伝えする症状ごとの対処法を確認しましょう!

蜂刺され症状ごとの対処法

蜂に刺された時の症状には、「局所症状」と「全身症状」の2種類があります。

局所症状と全身症状

このうち、全身症状が見られた場合は、迷わず医療機関を受診してください。

「局所症状」の特徴と対処法

局所症状とは、刺された箇所とその周辺に起こる痛み・腫れ・かゆみといった症状のこと。
痛みは数時間〜1日で落ち着きますが、かゆみ・腫れは刺されてから2,3日ほどがピークです。

応急処置はあくまでも一時的な対処方法。お医者さんに診ていただくのが1番です。
傷の状態がひどくなるようであれば皮膚科を、お子さんの場合は小児科を受診してください。

また、通常のすり傷などと同様、汚れた手指で傷口を触ることは避けましょう。

「全身症状」の特徴と対処法

全身症状とは、蜂に刺された箇所だけではなく体全体に異変が現れる症状のこと。
個人差はありますが、以下のような異変が見られたらアレルギー科や救急外来の受診が必要です。

軽度 じんましん、全身のだるさ
中度 吐き気、口の渇き、腹痛、むくみ
重度 息苦しさ、声のしゃがれ、脱力感
危険 失禁、けいれん、意識障害

【参照】「職場のあんぜんサイト:労働災害事例」厚生労働省

多くの場合は、蜂に刺されてから15分程度で異変が現れます。
ご自身での車の運転は避け、ご家族などの車、もしくはタクシーで直ちに病院に向かってください。

もし「重度」「危険」に該当する症状が見られるのであれば、救急車の要請が望ましいです。
一刻も早い救急処置が必要なため、119番に連絡して蜂に刺されたことを伝えましょう。

救急隊員が到着するまでの間、また病院へ向かうまでの間は、頭を高くせず仰向けの体勢で安静にしていてください。

また、稀なケースではありますが、刺された翌日〜10日後に全身症状が現れることがあるようです。
蜂刺されから数日経っていても、体調に異変が起きた場合は内科もしくはアレルギー科を受診しましょう。

救急車を呼ぶべき?迷った時の相談先

「蜂刺されで救急車を呼ぶなんて大げさかも…」

救急車を要請するとなると、なかなか抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし蜂刺されの全身症状は、命の危険があり一刻を争う事態。

救急車を呼ぶべきか、どの医療機関を受診すべきか、ご自身で判断がつかない場合は下記の相談窓口に電話して問い合わせてみましょう。

「#7119」 市町村の救急安心センター(24時間365日受付)

電話口では、医師や看護師さんなどの相談員が待機。
症状を伝えると、救急車を呼ぶべきか・何科を受診すればいいかをアドバイスしてくれます。

どうしても迷ってしまうような場合は、こちらに相談してみてくださいね。

周りの人が注意すべきこと

野外のレジャー活動では、一緒にいる方が蜂に刺されるというケースも少なくありません。
もしご友人やご家族が蜂に刺された場合に、周りにいる人が注意すべきことを以下にまとめました。

  1. 応急処置をしながら全身症状の有無を確認する
  2. 本人が元気であっても、最低でも1時間は様子を見る
  3. 全身症状が出ている場合は、頭を高くしないよう仰向けの状態で安静にさせる
  4. 病院に行く際は、本人に運転させない

とくに気をつけていただきたいのは、本人が「平気」と仰っている場合。
全身症状は突然悪化する可能性があるため、大事をとって安静にするよう促してくださいね。

また車で病院に向かう場合、本人に運転させるのは大変危険です。
というのも、運転中に体調に異変が生じた場合に事故を起こしてしまう危険があるため。
車で病院に行く際は、付き添いの方の運転で向かいましょう。

蜂に二回以上刺されたらどうなる?

「蜂に二回刺されたら、命に関わるって本当?」
「小さい頃に刺されたことがあるんだけど…また刺されたらどうなるの?」

「蜂に二回以上刺されたら危険」といった情報は、見聞きしたことのある方が多いかもしれませんね。
個人差はあるものの、アレルギー体質の方や一度蜂に刺されたことがある方は重症化しやすいとされています。

新潟県佐渡市は29日、市道脇の草刈りをしていた羽茂地区の男性作業員(50)が28日にハチに刺されて死亡したと発表した。(中略)
佐渡市の男性は2回目にハチに刺された後、急激なアレルギー症状が出た。

(引用:『新潟日報』2019/07/30

とくにスズメバチに刺された際は注意が必要。
厚生労働省の人口動態調査によれば、毎年10名〜30名の方がスズメバチに刺されて命を落としています。

一度蜂に刺されたことがある人はもちろん、そうでない人でも日頃から蜂に刺されないための予防対策を行うに越したことはありません。
このあと、蜂に刺されないための方法について詳しくお伝えします!

蜂に刺されないために気をつけること

蜂が活動的になるのは6月〜10月頃。
蜂刺され被害を防ぐため、この時期はとくに予防対策に力を入れましょう。

蜂を刺激しない

蜂は基本的に、こちらから刺激を与えない限り攻撃してくることはありません。
身の危険や巣の危険を感じると集団で攻撃してきます。

蜂を刺激しないよう、以下のアイテム・行動に注意してください。

  • 黒い服・色の濃い服を避ける
  • 香水・整髪料など強い香りのアイテムを使わない
  • 巣に近づいたり、蜂を手で追い払ったりしない

もし蜂を見つけた場合は、姿勢を低くしてゆっくりとその場を離れましょう。

身近な場所で巣を見つけたら駆除する

身近な場所で巣を見つけたら、なるべく早めに駆除しましょう。
家の軒下やベランダなど、人が頻繁に通るような場所に巣があった場合は、刺される危険性がグンと上がります。

ただし自分で駆除を行う場合、失敗して蜂に刺されるというケースも多いものです。
私たちみんなのハチ駆除屋さんに駆除を依頼された方の中にも、「実は失敗して刺されてしまった」という方が何名かいらっしゃいました…。

少しでも不安がある場合は、ハチ駆除の専門業者を頼るのも一つの手段です。

最後に

蜂に刺された時の対処法として、以下を覚えておきましょう。

  • 素早く応急処置を行う(患部を洗い流し、冷やす)
  • 全身症状が見られた場合は内科またはアレルギー科を受診する
  • 局所症状がなかなか治らない場合は皮膚科を受診する

蜂刺され被害の報告が増えるのは8月頃。
蜂を刺激しないこと・巣を見つけたら駆除することを徹底し、蜂刺されを防いでくださいね。

みんなのハチ駆除屋さんでは、蜂の巣の駆除はもちろん部屋に入ってきた1匹の蜂の退治まで承っています。
お困りごとがあれば、遠慮なくご相談ください!

以上、みんなのハチ駆除屋さんの日向がお答えいたしました。
正しく蜂刺されに対処し、あなたが安全に過ごせることを願っております。

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