「蜂の巣を見つけたから退治したいけれど、刺される危険はある?」
「庭木に蜂の巣のようなものを見つけた。どうすればいい?」
家の敷地内に蜂の巣を見つけたら、決して近寄らず、カメラのズーム機能を使って蜂の種類を確認しましょう。
もしもスズメバチの巣だった場合、刺激すると威嚇・攻撃されて刺される可能性があります。
この記事では、プロの蜂の巣駆除スタッフが、次の4点を解説します。
最後に、家の敷地内に巣をつくられないようにするための対策もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
発見した巣が蜂の巣かどうか迷ったら、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。
職員が巣の特徴を伺い、ハチの巣かどうか判断します。お見積りは無料です。
蜂の巣駆除の料金・到着の流れはこちらのページをご覧ください。
蜂の巣を見つけた時、大きな音を立てたり、大げさな動きをしてはいけません。
ハチは次のようなものを威嚇・攻撃します。
蜂の視覚は、一定以上の角速度(回転する速度)に反応します。
なので手を振り回したり、体を左右にひねるような動きは刺されるリスクが上がります。絶対にやめましょう。
静かに、ゆっくりと後退して距離をとってください。
蜂の巣との距離を確保したら、蜂の巣の種類を確認しましょう。
お手持ちのスマートフォンや、カメラのズーム機能を使い、蜂の巣の全体像を捉えてみてください。
最も危険なのはスズメバチの巣です。
スズメバチに刺されると、全身にアレルギー症状が起こり、命の危険に関わるケースがあります。決して近寄らず、髪や目を守ってください。
あなたの家にある蜂の巣が、土の中にできた巣や、上記に当てはまらない見た目をしている場合、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。蜂の巣の特定、安全な駆除方法についてお伝えします。
さらにくわしい巣の見分け方は、こちらの記事をご覧ください。
見つけた蜂の巣を特定したら、次の4つの方法のいずれかで駆除しましょう。
該当するものをタップしてください。
公園や道路の植え込みなど、公共の場で見つけた蜂の巣は、お住まいの自治体に連絡して駆除してもらいましょう。
また、自宅にできた蜂の巣も、自治体によっては無償で駆除してくれる場合があります。
つまり自治体に相談すると、自治体が委託している専門業者に問い合わせ、駆除の手配をしてくれるのです。
東京都では中野区や三鷹市がこの仕組みを採用しています。
その他の多くの自治体は残念ながら駆除まではしてくれないものの、地域のハチ駆除業者を紹介してくれたり、防護服を貸し出してくれる可能性があります。
あなたの住んでいる地域はどのようなルールになっているか、「〇〇市 ハチ」などで検索して問い合わせてみてください。
ただし全国的に、自宅の蜂の巣を自治体が無償で駆除してくれるのはスズメバチのみのようです。
アシナガバチの駆除は対象外となりますので注意してください。
あなたが住んでいるのが賃貸であれば、管理会社や大家さんに相談することも可能です。
エントランスや共用廊下など、入居者全員が使用するような場所に蜂の巣ができた場合は、管理会社側に駆除の責任が発生します。
一方で、入居者個人しか使用しないベランダや窓、室内に蜂の巣ができた場合は、入居者側に駆除の責任や料金の支払いが発生することが多いです。
まずはあなたの住んでいる賃貸がどのような契約になっているか、管理会社に確認してみましょう。
自宅で見つけた蜂の巣を、ハチ駆除専門業者に駆除してもらう方法です。
専門業者は、蜂の種類や巣の大きさ、巣がある場所にかかわらず、ベテランの職員が迅速かつ安全に駆除してくれるでしょう。
巣があった部分の清掃や、再発防止処理も含めて対応してくれるのも魅力です。
みんなのハチ駆除屋さんは、365日年中無休で対応しているハチ駆除専門業者です。
当日対応も可能なので、お気軽にご相談くださいね。
小さな蜂の巣であれば、ハチ専用殺虫スプレーを使って自力駆除することも可能です。
自力駆除が可能な蜂の巣の特徴は次の通りです。
自力駆除の準備物や方法は、こちらの記事をご覧ください。
蜂の巣を自力で駆除するための準備物は次の通りです。
2階の外壁など、手の届かない高所にできた巣を駆除するには、脚立が必要になります。
蜂の巣が大きい場合や、駆除しにくい場所に巣がある場合、必ずハチ駆除用の防護服を着用してください。
ただし市販のハチ駆除用の防護服の相場は80,000円前後のため、プロのハチ駆除業者に依頼したほうが結果的には安く済むでしょう(ハチ駆除業者に依頼した場合、業界全体の費用の目安は、ハチの種類や規模にもよりますが、9,000円〜40,000円ほどです)。
蜂の巣の自力駆除は、次の3ステップで行いましょう。
蜂の巣の位置を確認し、巣穴に向けて殺虫スプレーを20〜30秒間噴射しましょう。
たとえ巣の中から蜂が出てきてもひるまず、1缶使い切る勢いで噴射してください。
翌日、残った殺虫スプレーを巣に吹きかけて、生き残りがいないか確認しましょう。
蜂が巣穴から出てこなければ、蜂の巣を箒もしくは長い棒で地面に落とします。
その日のうちに巣を処分せず、翌日まで待つことで、タイミング悪く外に出ていた働き蜂も、残らず駆除できます。
蜂の巣を可燃ごみ袋に入れて、燃えるごみの日に出してください。
蜂の巣があった場所はキレイに拭き取りましょう。
最後に営巣対策として蜂の巣があった場所の周りに殺虫スプレーを吹き付けたら、作業は完了です。
蜂の巣を自力駆除するには、次のことを必ず守ってください。
ハチの巣駆除は、働き蜂が巣に戻る夜9時ごろに行いましょう。
日中駆除すると、巣の外に出ていたハチが戻ったときに巣がないことに気付き、かえって凶暴になる可能性があります。
それだけでなく、もしも女王蜂を逃してしまうと、ふたたび巣をつくられる可能性があるため注意が必要です。
以上の理由から、ハチの巣駆除は夜間に行うのがオススメです。
小さなアシナガバチの巣を、「害がないから放置しよう」と考える方がいるかもしれません。
たしかに、スズメバチとアシナガバチの巣は1年もので、翌年も同じ巣が使われることはありません。
しかし見つけたハチの巣を放置すると、次の3つの危険があるため、決して放置してはいけません。
春先から初夏にかけて、働き蜂の数はねずみ算式に増えていきます。
スズメバチの巣ではピーク時には500〜1,000匹、アシナガバチの巣では100匹ほどの蜂がコロニーで生活するようになります。
蜂の数が増えるほど、ハチ毒によるアレルギー症状が全身に回る「アナフィラキシーショック」の危険も上がります。
ちなみにアシナガバチはスズメバチよりも温厚な性格で、毒性も弱いですが、刺された時の痛みはスズメバチを上回ると言われています。
自分や家族が蜂に刺されるリスクを回避するためにも、蜂の巣を見つけたら必ず駆除しましょう。
ハチの巣を放置すると、危険な生き物が集まってくるため注意が必要です。
蜂の中でもとくに凶暴なスズメバチは、同じハチの仲間であるアシナガバチやミツバチ、ドロバチを狩って団子状にし、幼虫の餌にします。
なので蜂に巣をつくられると、スズメバチを寄せ付ける原因にもなるのです。
さらにスズメバチを食べる生き物も存在します。
スズメバチの天敵はカマキリやオニヤンマなどの昆虫、動物では熊などが、スズメバチを捕食します。
蜂の巣を放置すると危険な生き物が集まる可能性があるため、見つけ次第速やかに駆除しましょう。
蜂の巣を放置すると、あなたや家族だけでなく、お隣さんや通りがかりの人が蜂に刺される危険があります。
自宅にある蜂の巣を放置したことが原因で、隣人や通行人が刺された場合、悪いときには損害賠償を請求されることも。
過去には、「ハチ駆除営巣の有無を点検し、巣を撤去することは、過大な費用負担を要するものではなく、甲において実行可能であったといえる(要約)」として、キャンプ場への損賠賠償が認められた判例があります。(参照:武蔵野簡裁判決平成30年4月26日)
余計なトラブルを回避するためにも、蜂の巣を見つけたら、速やかに駆除してください。
「やっぱり蜂の巣駆除をプロに頼みたい」「一刻も早く蜂の巣を駆除してほしい」という方は、みんなのハチ駆除屋さんにお気軽にご相談ください。
私たちは最短30分で駆けつけ、ご自宅のどのような場所にできた巣でも、迅速かつ安全に駆除します。
同じ場所に巣をつくられたくない方のために、再発予防処理にも対応しております。
まずはお電話にて、ハチの巣の場所や被害状況を、お気軽にご相談くださいね。
蜂の巣駆除の料金・到着の流れはこちらのページをご覧ください。
あなたの家に蜂の巣がつくられたということは、そこがハチにとって棲みやすい環境だったということです。
同じ場所に蜂の巣をつくらせないために、巣があった場所に殺虫スプレーや木酢液を撒いてください。
殺虫剤に含まれる「合成ピレスロイド」成分や木酢液の焦げたような匂いは、ハチよけの効果があります。
ただし庭や地面に撒く場合、雨によりハチよけの成分が流れてしまいます。
蜂の巣がつくられやすい場所には、3〜4日に1度吹きかけるとよいでしょう。
この記事では、蜂の巣を見つけた時の正しい行動と駆除方法を解説しました。
とくに重要なポイントは次の3点でしたね。
あなたのが見つけた蜂の巣が安全に駆除され、また安心して暮らせるよう祈っています。
それでは、最後まで読んでくださってありがとうございました!
家に蜂の巣を見つけたら、ハチを刺激せず、静かに巣の種類を確認してください。
もしもスズメバチだった場合、命の危険があります。
中でもオオスズメバチは非常に警戒心が強く、10メートル離れた場所の敵のところにも飛来して攻撃します。
危ないのでくれぐれも近付かず、私たちみんなのハチ駆除屋さんに相談してくださいね。
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