みんなのハチ駆除屋さん

危ないので2m以上近づかず刺激しないで、すぐお電話ください。

ハチの寿命はどのくらい?家の近くのハチはいつ死にますか?

千葉県 H.I様

1週間ほど前から、家の周りをハチが飛ぶようになりました。

ハチの巣はまだ見ていないのですが、とても怖いですし、不安です。

ハチの寿命ってどのくらいなんでしょうか?放っておけば死にますか?

それとも、すぐに駆除した方がいいのでしょうか?

働きバチの寿命は約1〜2ヶ月。11月にはいなくなりますが、放っておくのはキケンです。

働き蜂の寿命は約1ヶ月。11月に働き蜂はほぼ消えるが、数が多いといなくならない。7月〜11月は凶暴化するので、巣には近づかないように。

人の家に出るハチはスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの3種類。

個体差はあるものの、スズメバチ・アシナガバチは1年以上生きることはほぼありません。
働き蜂は1ヶ月ほど、女王蜂は1年ほどで寿命を迎え、女王蜂のみが冬を越します。

一方で、ミツバチの働き蜂の寿命は約3ヶ月、女王蜂は3年ほど。
働き蜂は、女王蜂と共に冬を越します。

どのハチも11月頃には寿命を迎える、もしくは冬眠に入るため、家の周りで見かけることはなくなるはず。
しかしそれまでは巣も大きくなりハチの数も増え続けます。
(※気候や種によっては12月まで残ることも)

そのため、早めに駆除しないと刺されるリスクは高くなるんです…。

この記事では、3種類のハチの寿命や、駆除のテクニックを詳しくお伝えします。

「家の周りにいるハチは、いついなくなるんだろう…」
「放っておいても大丈夫かな」

そんな風にお悩みの方は、ぜひチェックしてくださいね。

▶︎「ハチがいなくなるのを待っているんだけど、刺されるかもしれないし不安…」そんな方は、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。
すぐに駆けつけ、安全に対処いたします。

スズメバチの寿命と一生

スズメバチの1年の活動

スズメバチの寿命は、オスの蜂、働き蜂、女王蜂によって異なります。

オスの蜂 3ヶ月〜4ヶ月
働き蜂(メス) 1ヶ月前後
女王蜂 1年(またはそれ以上)

ちなみにオスの蜂は針を持たず、エサ集めや巣作りには参加しません。
子孫繁栄のために女王蜂と交尾し、寿命を迎えます。

人を刺す危険がある働き蜂は、すべてメスです。
働き蜂、そして女王蜂の寿命をチェックしていきましょう。

働き蜂の寿命

スズメバチの働き蜂の寿命は、約1ヶ月ほど。

卵から約1ヶ月かけて成虫になり、巣と幼虫を守るために働きます。
働き蜂は越冬せず、冬の前の11月頃には死んでしまいます。

ただし、暖冬の年は12月ごろまで生き残っているスズメバチもいるためご注意ください。

冬の間は巣は空っぽになりますが、アシナガバチの越冬場所として使われることも…。
スズメバチがいなくなったとしても、巣を放っておくのは危険です。

女王蜂の寿命

スズメバチの女王蜂の寿命は約1〜2年で、種によっては3年ほど生きるケースもあります。

女王蜂は9・10月頃になると、羽化した次の女王蜂を育て始めます。
次の女王蜂は1〜2週間ほどで巣を飛び立ち、木の隙間や切り株などで越冬する準備を開始。
次の女王蜂は11月頃には冬眠を始め、元の女王蜂も死んでしまいます。

スズメバチの1年の活動サイクルは、以下の通りです。

4〜5月:冬眠から目覚めた女王蜂が、巣を作りはじめる
6〜9月:働き蜂が巣を作り大きくし、蜂の数も数十匹〜数百匹まで爆発的に増える
10〜3月:働き蜂は死ぬ。新たな女王蜂が生まれ、オスと交尾した後に冬眠する

アシナガバチの寿命と一生

アシナガバチは10月にはほぼ完全消滅

アシナガバチの寿命・活動のサイクルは、スズメバチとほとんど同じ。
ただ、活動を終える時期はアシナガバチの方が1ヶ月ほど早く、10月頃にはほぼすべての働き蜂が死に絶えます。

働き蜂の寿命

アシナガバチの働き蜂の寿命は約1ヶ月。
10月頃には寿命を迎えますが、いくつかの種は女王蜂とともに集団で越冬することがあります。

たとえばキアシナガバチの場合、民家の屋根裏スズメバチの廃巣に集団で潜り込んで冬眠するんです。
ただそのような働き蜂も、次の働き蜂が生まれる頃には死んでしまいます。

女王蜂の寿命

アシナガバチの女王蜂の寿命は約1年。

スズメバチ同様、次の女王蜂が飛び立つ頃になると寿命を迎えます。
次の女王蜂は巣を飛び立った後、樹洞(木の穴)や民家の屋根裏などで越冬します。

ミツバチの寿命と一生

ハチミツと蜂球で冬を越す

ミツバチの寿命は、スズメバチ・アシナガバチよりも長いです。

働き蜂の寿命

ミツバチの働き蜂の寿命は、1ヶ月〜半年ほど。時期によって異なります。

春〜秋 約1〜2ヶ月
越冬期 約6ヶ月

スズメバチとアシナガバチの働き蜂は、ほとんど越冬することなく寿命を迎えます。
一方でミツバチは働き蜂も越冬するんです。その理由は2つ。

  • 食料となる蜂蜜が貯めておける
  • 蜂球(ほうきゅう)で熱を生み、巣を暖かく保てる

スズメバチとアシナガバチは肉食なので、食料をためておけません。
しかしミツバチは、食料である蜂蜜を巣に貯めておけます。
十分な食料があることで、多くの働き蜂も冬を越せるんですね。

また蜂球とは、大量のミツバチが集まって身体をふるわせて熱を生む行動のこと。
寒い冬でも巣を暖かく保てる(なんと30度前後!)ので、生き延びることができるんです。

なお、ミツバチは子だくさんなので、ひとつの巣に数千匹ものハチがいることもあります…!

女王蜂の寿命

ミツバチの女王蜂の寿命は約3〜4年。

春にハチの数が増え、夏には女王蜂が交代して、新たな女王蜂が子を産みます。
秋にはオス蜂が巣を追い出され、蓄えておいた蜂蜜で冬を越します。(ちなみに冬は冬眠しているわけではありません)

7月〜11月は注意!ハチの危険性がピークに

7月〜11月は危険。夏だけではなく、巣が大きくなる秋も要注意。
ハチの種類 凶暴化する時期
スズメバチ 7月〜11月
アシナガバチ 8月〜10月
ミツバチ 9月〜11月

スズメバチとアシナガバチが凶暴になるのは、巣が大きくなる夏。
刺されやすくなるので要注意です。

秋も巣が大きいので、油断禁物!

ハチ刺されを防ぐ5つのポイント

巣に近づかない、黒や強い匂いはNG、騒ぎ立てない、食べ物を外に置かない。

ハチを刺激せず、刺されないために守ってほしいことがこちらです。
この5点を守るだけで、刺される危険度がグッと下がります。

  • 巣には絶対に近づかない
  • 黒い服は着ない
  • 強い香水や匂いは避ける
  • 食べ物を外に放置しない
  • ハチの前で手を振り乱したり大声をあげない

早めの駆除が安全!ハチを駆除する方法

蜂の巣を駆除する業者

ハチが死んだりいなくなるのを待っていてはキケンです。

巣が大きくなると、ハチの警戒心も強くなって攻撃性が高まるからです。
※ハチは常に巣を狙う敵を警戒しています。

「いなくなると思って放っておいたら、ハチに刺された」

こんなご相談が、毎年7月になるとすごく増えます。

自分が刺されるのはもちろん、ご近所さんや周りの人が刺されたりしても問題です。もしハチの巣が自分の敷地内にあれば、あなたの責任になってしまいます。

ハチの巣を駆除する安全な方法は、ハチ駆除のプロにお願いすること。
自分でやろうとして間違ってハチを刺激して刺される、なんてことは避けたいですよね。

みんなのハチ駆除屋さんに相談する。お見積り無料、当日対応も可能です。

どうしても自分で駆除する方法をしりたい方は、以下の記事をお読みください。
自力?依頼?安全にハチ退治したい人のための駆除ノウハウ

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