軒下?屋根裏?場所によって違う、ハチの巣駆除を成功させるコツ

蜂退治専門家が語る
巣の場所によって対策が違います。

ハチの巣の駆除は、巣の場所によって駆除の方法・作戦を変えましょう。
刺されず安全に駆除するためには、正しい知識が大切です。

蜂の巣が作られる場所は、大きく5つあります。

  • ・3メートル以下の低い場所
  • ・3メートル以上の高い場所
  • ・屋根裏や床下などの、広めの閉鎖空間
  • ・土の中
  • ・外から見えない場所

ハチの巣の駆除は、ただでさえキケンです(とくにスズメバチ!)。
この記事では、ハチの巣の場所ごとの駆除のコツ、基本的な注意事項などを書いていきます。

みんなの蜂駆除屋さんのスタッフ・ハチ駆除歴9年の高村が、しっかりお伝えしていきますね!
ご自分でハチの巣を駆除しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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刺される前にチェック!駆除する前の注意ポイント

5つの注意ポイント

大事なことなので繰り返しお伝えしますが、ハチの巣の駆除は安全第一!
これが何より大切です。

まず、ハチに刺されないために注意すべきポイントをお伝えします。

【注意1】駆除は日没後2〜3時間たった夜にやる!

昼間や日中に駆除をしても、ハチがつぎつぎに巣に戻ってくるのでキリがありません。
たとえ巣を上手く取り除けても、それとは別に、戻ってくるハチの対策が必要です。

また、ハチは日中、巣を離れて外で活動します。
そのため、日中に巣を駆除しても、外に出ていたハチが夜戻ってきて、また巣を作ってしまうことがあります。

逆に夜は、ほとんどのハチが巣に戻っているので好都合。

ただしキイロスズメバチは、夜になると昼の数十倍のハチが巣の表面で見張りをするので要注意です!

【注意2】懐中電灯には赤いセロファンを

夜ハチを駆除するには、懐中電灯が必要です。

ただし、夜に懐中電灯の光を巣に当ててしまうと、ハチが警戒して飛んできます。

それを防ぐために、赤いセロファンを懐中電灯に貼り付けましょう。(※ハチは赤い光を識別しにくい=反応しにくくなるため)

【注意3】殺虫スプレーはピレスロイド系を使う

ハチ駆除のスプレーには、合成ピレスロイド系の殺虫剤か、ハチ駆除専門スプレーを使いましょう。

一番効果が高いのは、やはりハチ駆除専用のスプレー。

ただ、一般家庭向けの、ゴキブリや蚊などの駆除スプレーも合成ピレスロイド系のものでOKです。スズメバチ・アシナガバチに対する効果は高いです。

スプレー式殺虫剤 キンチョール・フマキラー etc
燻煙式殺虫剤 バルサン etc
ハチ駆除専用スプレー スーパーハチジェットプラス
ハチアブスーパージェット etc

スプレーは弱燃性なので、火気には注意してください。

【注意4】スキマなく全身を覆う&黒・匂いに注意

ハチ駆除専用の防護服は、買うと数万〜10万以上のものも。
貸し出している自治体もあるので、お住まいの区役所・市役所に問い合わせてみましょう。

防護服のかわりに、市販の洋服やグッズで代用もできます。

雨カッパ(レインコート)
軍手または手袋
手ぬぐいまたはタオル
マスク
長靴

顔はできるだけスキマなく覆います。軍手は2枚重ねが安全。

殺虫剤を吸い込まないように、マスクもします。
スボンの裾は、長靴の中に入れ込みます。

また、ハチは黒い色と強い匂いに反応し、攻撃性が高まります。
できるだけ色の薄い、白を中心にした服装にしましょう。

【注意5】死んだハチには触れない

ハチが死んでも、手ではさわらない。

スズメバチは体や頭が傷ついても、(1日くらいは)触ったら反射的に刺すことがあります。

3メートル以下の低い場所で、ハチの巣を駆除するコツ

巣の外と中の両方に、ひるまずスプレーし続ける

地上から3メートルほどの高さまでの、木の枝や軒下にあるハチの巣。

この高さは、キイロスズメバチ、コガタスズメバチなどの巣が多い。

準備するもの

  • ・スプレー式の殺虫剤またはハチ駆除専用スプレー(600ミリリットル以上を2本)
  • ・剪定ハサミまたはノコギリ
  • ・丈夫なビニール袋(巣が入る大きさの)
  • ・脱脂綿または不要な布きれ
  • ・懐中電灯

駆除の手順

1巣を確認する

懐中電灯を点滅させながら、巣に近づく。

2風上から巣に向けて、殺虫剤をスプレーする

スプレー中は、懐中電灯や周りの部屋の明かりなどはすべて消す。
※ハチは明るい方に飛ぶため

巣に近づくと、ハチが警戒して羽音を立てたり飛び回ります。ひるまずに、巣に向かってスプレーをし続けてください。

羽音が止んだら、懐中電灯を点滅して、巣の表面にハチがいないか確認。
まだ残っているハチにスプレーを!

その後は、巣の中から外に出てくるハチがいなくなるまで、スプレーをかけ続けます。

外にハチがいなくなったら、巣の中に向けてスプレーをして終了。

3巣の撤去

羽音がなくなり、巣の中にも外にもハチがいなくなったら、巣を除去します。

【木の枝の巣】
まわりの葉や枝にハチが残っている可能性があるので、周りの木の枝や葉にもスプレーをしましょう。
その後、巣の巣のついている枝を切り落として、ビニール袋に入れます。

【軒下の巣】
巣の周りの板のスキマなどに、ハチがひそんでいることがあります。
巣を切り取る前に、巣の裏、周りの板・柱などにも十分スプレーをかけてください。

キイロスズメバチの大きな巣のなかには、若いハチが残っていることが多いので要注意。
※キイロスズメバチの巣の画像

巣を切り取る前に、出入り口に綿または不要な布を詰めると良いです。

3メートル以上の高い場所で、ハチの巣を駆除するコツ

30秒ほど中に燻煙してから巣の外側に燻煙

地上から3メートル以上の高さにあるハチの巣。

キイロスズメバチがいちばん多く、次いでコガタスズメバチやホオナガスズメバチなどの巣が多い。

準備するもの

  • ・燻煙式の殺虫剤またはハチ駆除専用燻煙剤
  • ・スプレー式の殺虫剤またはハチ駆除専用スプレー(600ミリリットル以上を2本)
  • ・巣まで届く棒
  • ・針金(1メートルほど)
  • ・ハシゴ
  • ・細いノコギリ
  • ・丈夫なビニール袋(巣が入る大きさの)
  • ・脱脂綿または不要な布きれ
  • ・懐中電灯

燻煙式の殺虫剤は、直径20センチ以下であれば60グラム缶1つ。
それ以上に大きな巣は120グラム缶1つ。(念のためにもう1つ用意していた方が安心です)

駆除の手順

1 巣を確認する

日中、明るいうちに巣の位置、大きさ、巣穴などを確認しておく

2 燻煙剤を使って駆除

燻煙式の殺虫剤がしっかり上を向くように、針金を使って棒の先に固定する。
点火して煙が出たら、一気に巣の出入り口付近に持っていく。
煙を吸い込まないように、風上に立ちましょう!

巣を揺らしたりしてハチを刺激すると、巣の表面や外にハチが出てきます。その場合は、しばらく静かにして、巣の中にハチが戻るのを待ちましょう。

高い場所の巣は、最初に巣の中のハチを退治します。なのでまず、煙を30秒ほど巣の中に入れてください。

その後、巣から30センチほど離して、煙を巣の表面にかけます。

巣の下にハチが落ちますが、攻撃能力は低く、放っておけば死にます。ただし、ハチには触れないようにしましょう。

【巣から離れたハチについて】

燻煙剤の駆除の場合、どうしても一部のハチが飛び散って、巣から離れます。
燻煙が終わってから巣の下に懐中電灯をおいてくと、それらのハチが集まってきます。集まってきたハチにスプレーをかけて退治しましょう。

3 巣の撤去

ハチの気配が消えたら、ハシゴをかけて巣を取り除きます。
まずビニール袋で巣をスッポリとおおい、根元の部分で結びます。

もし、離れていたハチや生き残りのハチが戻ってきたら、懐中電灯を消します。懐中電灯を地上でつけてハチを呼びよせ、スプレーをかけます。

屋根裏や床下など広めの閉鎖空間で、ハチの巣を駆除するコツ

殺虫剤が室内に充満しやすいので、吸い込まないように注意

屋根裏、天井、床下、小屋の中などにあるハチの巣。

キイロスズメバチがもっとも多く、ヒメスズメバチ、モンスズメバチ、クロスズメバチなどがよく作ります。

「外からは見えにくいけれど巣の位置は確認できる」という場合、どのように巣を駆除すればいいのかお話します。

準備するもの

  • ・スプレー式の殺虫剤またはハチ駆除専用スプレー(600ミリリットル以上を2本)
  • ・場合により、燻煙式の殺虫剤またはハチ駆除専用燻煙剤
  • ・細いノコギリ
  • ・丈夫なビニール袋(巣が入る大きさの)
  • ・懐中電灯

駆除の手順

1 巣を確認する

懐中電灯で巣を確認し、4〜5メートルほどの距離まで近づく。

2 殺虫剤をスプレーする

「3メートル以下の低い場所で、ハチの巣を駆除するコツ」とほぼ同じ手順。

ただし、外の開放的な空間と違って殺虫剤が室内に充満しやすいです。吸い込まないように注意してください。

※モンスズメバチやヒメスズメバチの巣は、巣の底が開いているのでそこに向かってふきかけます。

3 巣の撤去

巣と柱の接着面が大きい場合など、ビニール袋をかぶせるのが難しい場合があります。

その場合、巣の外はもちろん、内部に生きたハチが残らないよう、徹底して駆除しないとキケンです。

スプレーを十分内部にふきかけるか、燻煙剤で巣の中のハチをすべて退治しましょう。

いずれにせよ、かなり面倒な作業になります。

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土の中のハチの巣を駆除するコツ

凶暴で毒も強いオオスズメバチの巣が多い

オオスズメバチがもっとも多い。次いでキイロスズメバチ、ヒメスズメバチなども作ることがある。

オオスズメバチの巣は、最大で直径80センチほどにもなる。

準備するもの

  • ・燻煙式の殺虫剤またはハチ駆除専用燻煙剤
  • ・スプレー式の殺虫剤またはハチ駆除専用スプレー(600ミリリットル以上を2本)
  • ・巣まで届く棒
  • ・針金(1メートルほど)
  • ・スコップ
  • ・懐中電灯

駆除の手順

1 巣を確認する

夜はハチが神経質になっている。巣の周りを歩いて振動が伝わったりすると、警戒してたくさんのハチがとびだしてくる。

とくにオオスズメバチはキケンなので、十分に気をつけてください。

2 燻煙剤を使って駆除

巣の外に、見張り役のハチがいることがあります。その場合もひるまずに、点火したら出入り口から燻煙剤を突っ込みます。

入り口で10秒ほど燻煙する

さらに奥に差し込む

3 巣の閉鎖

駆除した日は、巣をそのままにしておく。すると翌日、外で過ごしていたハチが戻ってきて巣の周辺についた殺虫剤に触れるので、1〜2日後に死ぬ。

その後、巣の入り口に土・砂を詰め込めば、巣の機能は停止する。

もし駆除した当日に巣を埋める場合は、スコップなどで巣のまわりの土砂を掘り返しておく。翌日、巣の合った場所に戻ってくるハチがいたら、夜にスプレーをふきかける。

外から見えない場所にあるハチの巣を駆除するコツ

まず出入りするハチを減らす

人の入り込めない床下や屋根裏などに巣が作られた場合、少し工夫が必要になります。

1 まず出入りするハチを減らす
2 その後、巣内のハチを駆除する

準備するもの

  • ・スプレー式の殺虫剤またはハチ駆除専用スプレー(600ミリリットル以上を2本)
  • ・殺虫剤の原液
  • ・刷毛
  • ・懐中電灯

※殺虫剤の原液は、20~30ミリリットル。強力フマキラーなどの商品か、園芸店や薬局で瓶入りのものを購入できる

※殺虫剤の原液に、蜂蜜を混ぜたものでも良い。原液を2倍ほどに薄め、10〜30グラムの蜂蜜を混ぜる。

駆除の手順

1 殺虫剤をスプレーする

ハチの出入り口の周辺にスプレーする。このとき、「ゴー」などの音が聞こえたら、巣が近くにある可能性が高い。スプレーを続けていれば、ほとんどのハチが死亡する。

懐中電灯をつけてみて、まだハチが動き回っていれば、ハチが出てこなくなるまでスプレーし続ける。

2 出入り口に殺虫剤を塗る

出入り口の周辺に、殺虫剤の原液(または蜂蜜入りの原液)を塗っておく。

戻ってきたハチの体に殺虫剤が付き、そのハチが巣に戻ると、他のハチにも殺虫剤が付いて巣の中のハチを殺すことができる。

3 巣の除去

巣の位置がわからず、取り除けないので、そのまま放置します。
どうしても取り除きたい場合、ハチが完全にいなくなってから、住宅会社・大工さんなどに依頼したり、自分で建物の一部を取り外したりしながら、巣を除去する。

まとめ

場所ごとの、ハチの巣の駆除方法をお伝えしてきました。
わかりにくい点や、もっと詳しく知りたいところはありましたか?

蜂の巣の駆除はとてもキケンです。不安なかたは、お気軽にみんなのハチ駆除屋さんご相談ください。
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