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ミツバチは駆除するべき?被害と益虫の両面を知って適切な対処を

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2020.09.18更新
ハチ退治の専門家が丁寧に教えます!

「家にミツバチが巣を作っているけど、殺すのもなんだか可哀想だし、どうしようか迷う…

ミツバチの巣を見つけてしまった、ミツバチがずっと近所を飛び交っている…というあなたは、こんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?

ミツバチは、蜂蜜やろうそくの原料といった私たちが普段使うものを作り出す益虫。温順な性格でこちらから危害を与えない限り、刺さないと言われています。

しかし、それは危害を与えなかった場合のこと。
ミツバチは家の壁の中や換気扇の中、屋根裏など気づきにくい所に巣を作る傾向があり、私たちは知らないうちに巣に近づいてしまっているんです…。

また、お子さんがいるご家庭だと「外に出たときに興味本位で触ってしまったら…」といつ刺されるか不安になりますよね。

いい面も悪い面も、両方あるがゆえに迷うミツバチの駆除。

この記事では、「ミツバチが怖いけどどうすればいいかわからない!」という方に向けて、ミツバチがもたらす被害と有益な点の両面をとおして、適切な対処法を紹介します。

※すでに被害が出ている場合、また対処が難しい場合はこちらからご相談ください。
ハチの巣駆除のプロが、すぐに駆けつけて解決します。

大人しい性格だからって本当に刺さないの?ミツバチの特徴を知ろう

他のハチ(スズメバチ、アシナガバチ)に比べて小さいことが特徴です。

ミツバチの基本

  • 体長は12mm
  • 色は黒っぽく、細い黄色の縞模様
  • 数は小さい巣で3000頭、大きい巣で50000頭

他のハチ(スズメバチ、アシナガバチ)に比べて小さいことが特徴です。

数は、大きい巣でなんと50000頭もいるんです…。スズメバチは最大4000頭、アシナガバチは最大300頭ほどなので、ミツバチはかなりの大家族で暮らしていることがわかります。

ミツバチは攻撃的にならないって本当?みんなが知らないミツバチの攻撃性

「ミツバチは大人しいから刺さないよ!なんでそんなに怖がるの?」という人、いますよね。

家の近くを飛んでいることに怖がっていても、家族に相手にしてもらえない…とお悩みの方もいると思います。怖いものは怖いのに、わかってもらえないって悲しいことです。

では、その人たちが言っているように本当にミツバチは刺さないのでしょうか? 実は、普段温順な性格のミツバチも攻撃的になる瞬間が2つあります。その2つを詳しく見ていきましょう。

①一度刺すと他のミツバチも次々に襲ってくる
ミツバチは、一度人を刺すと周りの仲間も次々と刺しにくる

ミツバチは、一度人を刺すと周りの仲間も次々と刺しにくるんです。というのも、ミツバチが人を刺すと周りのハチにも刺激が伝達されるから。

ミツバチが人を刺すと、体内から毒針が抜けます。そうすると、近くにいるハチを刺激する臭いがあたりに広がるのです。こうなってしまうと、多数のハチに次々と執拗に襲われる可能性があります。

実際に、2003年には愛媛県において、草刈りをしていた女性がセイヨウミツバチに全身を数十カ所さされて死亡する事件も起きているほど。

何百匹といった働き蜂が一気に襲ってきたらと考えると、体がザワッと震えます…。普段は温順だとしても、一度危害を与えてしまうと攻撃的になってしまうんです。

一度刺されてしまったらどうすれば?対処法を紹介

一度刺されると集中攻撃がはじまる可能性もあるミツバチ。刺されても他のハチから攻撃を受けないためには以下のように処置してください。

  1. まずはできるだけその場から離れる
  2. 指先かピンセットを使用して毒針を抜く
  3. 刺された部分をつまんで毒を抜き、水で洗い流して他のハチを刺激する臭いを消す
②冬でも攻撃性が異常に高い

ミツバチは、意外にも冬でも攻撃性が高いんです。

その攻撃性は、巣に近づいただけでも刺しにくるほど。巣に振動を加えただけで執拗に刺されるケースもあるようです。

ミツバチはスズメバチやアシナガバチと違って、女王蜂と働き蜂が集団で冬を越します。
その間の食料は、巣に貯蓄している蜜。
エサが限られる冬の時期はとくに、生存のために周りからの刺激に敏感になっているんですね。

知らないうちに巣に刺激を与えていた!なんてことがないよう、冬もミツバチの巣には要注意です。
近くにミツバチの巣がある場合は、みんなのハチ駆除屋さんへお気軽にご相談ください。

ミツバチに刺されないための方法は?

ミツバチは、頭髪を露出していると真っ先に攻撃を受けます。これは、よくある「ハチは黒に反応する」のではなく、髪の毛や皮膚の匂いがミツバチの攻撃を誘発していると言われています。

頭髪は帽子で隠すなど対策をしましょう。また、化粧品や整髪剤、汗臭さにも反応します。

ミツバチは巣を離れていても匂いに敏感に反応するので、化粧品や整髪剤の使用はなるべく避けましょう。

益虫だから放っておくべき?放置していると起こりうる被害

ミツバチの巣が家にできてしまい、「駆除するのは可哀想な気もする…放置したほうがいいの?」とお悩みの方、いらっしゃいますよね。

しかし、ミツバチの巣が人の生活や民家に及ぼす被害も存在することも事実。ここでは、2つの起こりうる被害について紹介します。

糞による車や洗濯物の汚染

ミツバチは巣の外で飛行しながら長さ数mm〜数十mmの糞を排泄します。排泄される場所は、建物の壁や車、洗濯物など様々。

とくに白いものに対して集中的に排泄されることが多く、ベランダに干しているシーツ1枚に数百の糞が撒き散らされているという事件も…。せっかくの洗濯物が台無しになり、悩む人もいます。

蜜や死骸の体液による屋根裏・壁の汚染

屋根裏や壁の汚染による被害もあります。

ミツバチの蜂蜜や、死骸の体液による屋根裏や壁の汚染による被害もあります。

ミツバチはその名前の通り、巣に蜜をたっぷりと溜め込みます。そのため、屋根裏や壁から溜まった蜜が染み込み、壁に染みや汚れをつくる可能性があるのです。

その蜜に誘われて、ゴキブリやアリが家に住み着くといった二次被害も想定できます。

また、死骸の体液も汚れや染みの原因です。夏の終わりから秋にかけて、オオスズメバチが幼虫を食べるためにミツバチを殺しにきます。たった16頭のスズメバチが、1万2000頭以上のミツバチを殺すのです

おびただしい量の死骸がミツバチの巣の周りに残されます。その死骸がそのまま放置されると考えるとゾッとしますね…。

自分で屋根裏のミツバチを駆除しようとするときも同様です。スプレーは届いたものの、自分で屋根裏に上がることができなければ、蜜の溜まった巣や死骸は放置することに…。

益虫とはいえ、このような被害を考えるとそのまま放っておくのはよくないことがわかります。
被害が深刻になる前に、早めに対処することが重要です。

ミツバチが軒下でうじゃうじゃしていて怖いです…これって一体なに?
ハチのお引越しである「分蜂」という行動

4月〜6月にかけて、軒下や庭先の木におびただしい量のミツバチがいることがあります。一見するとおぞましい光景なのですが、これはハチのお引越しである「分蜂」という行動

ミツバチは何年も同じ巣で生き続けます。そこに毎年、新女王が誕生するんです。

新女王が誕生すると、もともとその巣にいた旧女王は新しい巣をつくるために、巣の仲間を半分ほど連れて引越しをはじめます。これが「分蜂」です。

引越しをはじめた旧女王蜂たちは一旦巣を離れて、休憩しながら新しい巣に適した場所を探します。

わたしたちが見るミツバチの軍団は、「休憩中」のミツバチたちで、このときのミツバチは攻撃性がほとんどありません

パッと見るととても怖く見える光景ですが、数日経つと新しい巣を探していなくなりますので、そっとしておいてあげましょう。

益虫としての側面:私たちがミツバチから受けている恩恵

放置していると民家や生活には様々な被害が出てしまうミツバチですが、私たちはミツバチが生産するものを多数利用しています。

ミツバチは古代から益虫として慕われ、スペインや南アフリカにある石器時代の壁面には、古代人が巣から蜂蜜を摂る様子がたくさん描かれているんだそうです。

ここでは、益虫としてのミツバチの役割を紹介します。

ハチミツや蜜蝋、ローヤルゼリーの生産

ハチミツや蜜蝋などミツバチは人が生活で使用する様々なものを生産しています。

ミツバチは人が生活で使用する様々なものを生産しています。

ハチミツ

ハチミツはもちろんみなさんも知っていますよね。

花の蜜を収集して巣の中で加工され、貯蔵されていたものがハチミツとなって私たちの食卓に並びます。

蜜蝋

蜜蝋は、ミツバチが巣をつくるときに分泌される蝋のことです。

用途は石鹸やろうそく、口紅やリップクリームなど様々な用途があります。

ローヤルゼリー

ローヤルゼリーは、サプリとしても販売されている栄養価の高いものとして知られています。

成分はタンパク質や糖質、脂質、ビタミンなど様々含まれており、女性に人気です。

果実の受粉

私たちの食生活にとっても、ミツバチは貴重な存在なんです。

また、ミツバチは果実の受粉において欠かせない存在です。ミツバチは幼虫のエサとして花粉を集めますが、その行動がイチゴやナス、カボチャなどを実らせる共生関係をつくっています。

ミツバチが減少すると、手作業で受粉をしなければいけないという手間もかかります。場合によっては、受粉のためにミツバチを飼育する農家も。

私たちの食生活にとっても、ミツバチは貴重な存在なんです。

ミツバチを駆除したい人・迷う人それぞれの対処法

ここまで、ミツバチがもたらす被害ミツバチの益虫としての役割の両面を紹介してきました。

「ミツバチは怖いけど、駆除するのもちょっと迷う…」という方も、「怖さに耐えれないから駆除したい、してほしい」という方もそれぞれいらっしゃると思います。それぞれの方に合った対処法を紹介します。

迷う方は養蜂所へ連絡してみることをおすすめします

益虫を殺してしまうのはちょっとかわいそう…と思っている人もいるはずです。その場合は、一度養蜂所や専門家の方に連絡し、引き取ってもらうという方法があります。

一部の養蜂場では、ハチミツの回収や養蜂のために殺虫剤を使用せず巣を回収してくれることも。

すべての養蜂場で対応しているわけではありませんが、駆除にためらいがある方は一度お住まいの地域の養蜂場へ連絡してみてはいかがでしょうか。

どうしても怖い・自分ではどうしようもない場所に巣ができている場合は業者へ

「壁の中や屋根裏など入れない場所に巣ができて、自分ではどうしようもない…
「大量のミツバチが怖すぎて自分では退治できない

被害が出る前に退治したいとは思っているものの、どうにも自分では対処できない場合もあるかと思います。
その場合は、一度ハチ駆除業者に相談してみてはいかがでしょうか。

屋根裏や床下の巣を放置すると、蜂蜜によって柱や床材にカビが生えたり、腐ってしまったりなど被害が拡大してしまいます。

先日みんなのハチ駆除屋さんでも、床下のミツバチの巣の駆除を承りました。
床下ということでお客様ご自身での対処が難しく、ご依頼をいただいた次第です。

実際にお家に訪問して調査を開始。
お客様の許可をいただいてお部屋の床板を取り外し、床下に潜って調査をおこないます。

床を取って床下が見えるようになったところ

確認してみると巣がかなり大きくなっており蜜による汚れもかなりひどい状態だったためすみやかに巣を撤去しました。

駆除前
床下に何層もつくられたミツバチの巣
駆除後
巣を除去したところ

ミツバチの巣の駆除は人がなかなか入れない場所での作業となる上、蜜の掃除や大量のハチの処理などかなり手間がかかります。
床下や屋根裏などはとくに身動きが取りにくく、刺される危険性も格段に上がってしまうんですね。

このように、自分で対処するのが難しい場合・すぐに解決したい場合は、専門の業者に相談すると安心です。

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自力で駆除したい場合は?

費用の心配もあるし、自分で駆除したいという方もいますよね。

しかし、自力での駆除は危険を伴います。殺虫剤や巣を回収するための袋、ハチから身を守る服装など、準備をしっかり行なってから駆除しましょう。

蜂の巣駆除の方法はこちらの記事に書かれていますので、よろしければチェックしてみてくださいね。
▶︎蜂の巣を自分で安全に駆除する方法|プロが教えるコツ、準備物、手順

まとめ

ミツバチがもたらす被害、ミツバチが持つ益虫としての役割の両面について紹介しました。益虫とはいえど被害はありますし、駆除したい方も駆除に迷う方も両方いらっしゃると思います。

いずれにせよ、家への被害や子供が刺されることを考えると早めの対処が必要です。

ミツバチに関する相談だけでも、ハチについて豊富な知識を持った私たちがお答えします。お悩みの方は一度お問い合わせください

この記事を監修したハチ退治の専門家

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日向 準(ひむかい じゅん)

ミツバチはとにかく数が多く、巣を作られた場所は蜜などで汚れてしまっていることがよくあるので、巣が大きくなる前に早めに対策されることをおすすめします。

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