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壁に蜂の巣ができたときの巣の見分け方と正しい対処法

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2023.08.02更新
ハチ退治の専門家が丁寧に教えます!

「家の壁にハチの巣が作られた。この蜂の種類は?」
「壁にできた蜂の巣を壊したいけれど、刺されるんじゃないかとハラハラする」

ご自宅の外壁に蜂の巣ができると、自分や家族が刺されるんじゃないかと気になりますよね。
薄い灰色の蜂の巣を見るたびに、なんとなく気持ちが悪いということもあると思います。

あなたの家の壁にできた蜂の巣が、攻撃性の強いスズメバチの巣や、直径10cmを超える大きな巣だった場合、安全のため行政やハチ駆除専門業者に依頼してください。
一方で、比較的温厚な性格のアシナガバチの巣ドロバチの巣なら、この記事で紹介する方法で退治することも可能です。

この記事では、プロの蜂の巣駆除スタッフが、壁に蜂の巣をつくられたときの巣の見分け方と、正しい対処法を解説します。
記事の中では、再び壁に巣をつくらせないための予防対策も解説するので、ぜひ参考にしてください。それでは参ります。

「今すぐ壁にできた蜂の巣を駆除してほしい」という方は、みんなのハチ駆除屋さんにお申し付けください。
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壁にできた蜂の巣の見分け方と対処法

ご自宅の壁にできた蜂の巣は、次の写真のうちどれに近いでしょうか。

蜂の名前をタップすると、それぞれの対処法を解説した章に移動します。

「どの写真にも当てはまらない、そもそもハチかどうかわからない」という方は、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。
プロの職員が巣の特徴をお伺いし、場合によっては無料の現地調査を行って虫の種類を判別いたします。

1. 壁にスズメバチの巣を作られたら距離をとり専門家に相談

スズメバチは、すべてのハチの中でもとくに攻撃性と毒性が強いハチです。
スズメバチの巣を見つけたら、絶対に刺激せず、静かに後ろへ下がり、距離をとりましょう。駆除は行政に相談するか、ハチ駆除専門業者に依頼するのがオススメです。

スズメバチは非常に危険で刺されると命に関わる

スズメバチの毒針は、ミツバチのように「かえし」がないために、同じ個体が何度でも刺すことができます(ミツバチは1度刺すと皮膚に針が残ります)。
そのため全身のアレルギー反応である「アナフィラキシーショック」のリスクも高く、非常に危険です。

とくに直径15cmを超える大きな巣の場合、中の働き蜂が100匹を超える可能性があります。命に関わるため、絶対に近寄らないでください。

スズメバチの巣を見つけたら、行政もしくはハチ駆除専門業者に速やかに駆除を依頼しましょう。
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スズメバチの巣の特徴

特徴
働き蜂の大きさ 17〜35mm
働き蜂の見た目 ・丸みのある大きな体
・オレンジ色と黒色の体
・まっすぐ飛ぶ
活動時期 4〜11月頃
コロニーの規模 200〜1,000匹程度、大規模
危険性 非常に危険

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2. 壁にアシナガバチの巣を作られたら専門家に相談するか自力で駆除する

アシナガバチは毒性・攻撃性がスズメバチよりも低いものの、家の敷地内にできた巣を放置するのはオススメしません。速やかに駆除しましょう。
大きな巣はプロのハチ駆除専門業者へ依頼してください。

直径10cm以下の小さなアシナガバチの巣は、ハチ駆除用の殺虫スプレーを使って自力駆除を行うことも可能です。駆除の方法は、次の記事でくわしく解説しています。
【アシナガバチを知る】自力駆除の方法

アシナガバチの危険性はやや低いが刺されると痛い

アシナガバチはスズメバチと違い、温厚な性格で毒性も弱いと言われています。
ただし刺されたときの痛みはスズメバチ以上と言われており、10cmを超える大きな巣の駆除には危険が伴います。
不安を感じたらすぐにハチ駆除専門業者に相談してください。

アシナガバチの特徴

特徴
働き蜂の大きさ 11〜26mm
働き蜂の見た目 ・細長い体
・黄色と黒色の体
・まっすぐではなくフラフラと飛ぶ
活動時期 4~11月頃
コロニーの規模 30〜500匹程度、中規模(種類による)
危険性 やや低い〜危険

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3. 壁にドロバチの巣を作られたら速やかに駆除する

ハチの中には、泥を固めて巣を作る種類も存在します。
ドロバチ、トックリバチ、ジガバチなどです。

蜂の中でも比較的安全な種類と言えるでしょう。「巣を放置しても構わない」という人がいますが、業者スタッフの目線からは、速やかに駆除することをオススメします。

泥で巣を作る種類のハチは、スズメバチやアシナガバチより毒性が低く、温厚な性格だと言われています。
ただし針には毒があるため、刺されると痛く、腫れたり体調が悪くなる可能性があるため注意が必要です。
とくに小さいお子さんがいるご家庭や、人通りが多い道に面したお家、住宅街では、飛び回るハチに刺されるリスクを軽減するためにも、速やかに駆除するべきです。

また、巣を放置すると中にダニや寄生蜂など別の虫が棲み着く原因になるため、注意が必要です。

ドロバチなどの巣は一年もので中には幼虫しかいない

ドロバチ、トックリバチ、ジガバチそれぞれの巣の特徴は次の通りです。

  • ドロバチ:泥を固めたオカリナのような形の巣
  • トックリバチ:泥を固めたトックリ状の巣
  • ジガバチ:泥を固めた複数の巣や、既存の穴を利用した巣

親バチはまず、泥で巣をつくり、中に青虫などの獲物(エサ)を運び込みます。
餌の上に卵を産み付けて巣に蓋をします。
その後、親のドロバチは巣に戻ることはなく、孵化した幼虫は餌を食べ、やがて巣を出ていきます。

なので、巣の中に働き蜂がいて、一斉に飛び出してくるということはありません。
泥でできた巣は一年もので、翌年以降、同じ巣が使われることはありません。

ドロバチ・トックリバチ・ジガバチの特徴

特徴
働き蜂の大きさ ドロバチ:6〜18mm
トックリバチ:10〜15mm
ジガバチ:18〜29mm
働き蜂の見た目 ・黒色の体に黒色の翅
・腹部に黄色や赤橙色の模様がある種類も
・第一腹節にくびれがある種類も
活動時期 ドロバチ:7〜9月頃
トックリバチ:6〜10月頃
ジガバチ:5〜9月頃
コロニーの規模 1〜2匹程度、小規模
危険性 低い

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壁にできた蜂の巣駆除で必ず注意するべきこと

壁にできた蜂の巣をどうしても自力で駆除したい場合、次のことに気をつけてください。蜂に刺されるリスクが上がります。

  • 働き蜂が戻ってくる夜9時ごろに作業する(日中は働き蜂が外に出ているため)
  • 首・腕・脚を露出しない
  • ツルツルした蜂が止まりにくい素材の雨合羽などを着用する
  • 黒い色の服・強い香水などをつけない
  • 死んだ蜂に素手で触らない(スズメバチは死後1日ほど反射で刺してくることがあるため)

蜂の巣駆除は、たとえ慣れた人でも命の危険を伴う、危険な作業です。
プロの蜂駆除業者は駆除用の防護服を着用しますが、市販のハチ駆除用防護服は5万〜10万円が相場となりますが、これは命を守るための必要経費です。

それよりも安く、安全に蜂の巣を駆除したいなら、ハチ駆除専門業者に依頼しましょう。
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【注意】壁の中にできた蜂の巣駆除は難しい

壁の隙間から女王蜂が入り込み、壁の内部に巣をつくることもあります。
壁の中の巣は駆除の難易度が非常に高いです。
また、壁の中の巣は外から存在を確認できないため、家主が気付かないうちに規模が拡大しやすいという特徴があります。

駆除の方法としては、ハチが出入りする壁の隙間をある程度塞いだ後、何回かにわけて殺虫剤や燻煙剤を吹きかけます。
木の枝などの開放的な空間とは異なり、室内でのハチ駆除では、すぐに殺虫スプレーが充満します。
駆除中に殺虫成分を吸い込まないよう注意が必要です。

中の蜂の巣は取り出さず放置するケースと、壁をはがして巣の除去・清掃を行うケースがあり、いずれも熟練のスタッフが対応することが多いです。

壁にできた蜂の巣を安全に駆除するならハチ駆除専門業者に依頼しよう

みんなのハチ駆除屋さんは、全国対応のハチ駆除専門業者です。
当日対応・無料見積もり(現地調査)にも対応しております。
ベテランの職員が最短30分で駆けつけ、迅速かつ安全に蜂の巣を駆除します。

ご希望の方には、周囲の再発防止処理も承ります。
まずはお電話にて、ご自宅の被害状況をくわしくお聞かせください。

相談窓口:0120-610-457
7:00〜22:00対応

蜂の巣をつくられやすい壁の素材は?

蜂は基本的にどんな素材の壁にも巣をつくります。
モルタル・漆喰・土壁・木製の壁、鉄パイプや窓枠のアルミサッシなど、素材は多岐にわたります。
ただしツルツルとした素材、かつ不安定な場所は、避ける傾向にあるようです。

蜂の巣がつくられやすい壁の場所は?

場所でいうと、三方が壁に囲まれた角や、窓枠の下、エアコンダクトの配管など、安定感があって巣づくりに適した場所を好みます。
雨風をしのぎやすい場所だとなおよいでしょう。

閉鎖的な場所と開放的な場所、どちらに巣をつくるかは蜂の種類によって異なります。

二度と壁に蜂の巣をつくらせないための予防・対策

家の外壁に蜂の巣をつくらせないために、春先から夏にかけてこまめに予防・対策を行いましょう。
方法としては、殺虫スプレーや木酢液を壁に吹き付けるのが効果的です。

殺虫スプレーの「合成ピレスロイド」という殺虫成分や、木酢液の焦げたような匂いが蜂は大の苦手です。
ただしこの方法は、雨や時間によって効果が薄れてしまうので、念入りに蜂よけをしたい場所には3〜4日に1度吹きかけてください。

より効果的な蜂予防を希望する方は、プロのハチ駆除専門業者に薬剤散布・薬剤塗布を依頼しましょう。
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壁にできた蜂の巣を放置するとどのような危険がある?

壁にできた蜂の巣は、次の3つの危険があるため絶対に放置してはいけません。

  1. 刺されるリスクが上がる
  2. 危険なハチや生き物が集まってくる
  3. ご近所トラブルになる

1. 刺されるリスクが上がる

壁にできた蜂の巣を放置すると、刺されるリスクが上がります。
春先から盛夏にかけて、ハチの巣はどんどん大きくなり、働き蜂の数もねずみ算式に増えていきます。

たとえばスズメバチの巣ではピーク時には500〜1,000匹、アシナガバチの巣では100匹ほどの蜂がコロニーで生活するようになります。
蜂が巣の周りを絶えず飛び回る状態になれば、その分刺されるリスクも上がります。
自分や家族が蜂に刺されないためにも、壁にできた蜂の巣は速やかに駆除しましょう。

2. 危険なハチや生き物が集まってくる

蜂の中でもとくに凶暴なスズメバチは、同じハチの仲間であるアシナガバチやミツバチ、ドロバチを狩って団子状にし、幼虫の餌にします。
つまり壁にハチの巣が作られたということは、他の危険なハチを寄せ付ける原因にもなるのです。

それだけではありません。
スズメバチの天敵であるカマキリやオニヤンマなどの昆虫、動物では熊なども寄ってくる可能性があります。
秋冬には多くの巣が空になりますが、蜂の巣を放置することで、巣の中に別の虫が棲み着くことも考えられます。

身の安全のためにも、衛生的にも、壁にできた蜂の巣は速やかに駆除しましょう。

3. ご近所トラブルになる

蜂の巣を放置すると、あなたや家族だけでなく、お隣さんや通りがかりの人が蜂に刺される危険があります。
もしも自宅にある蜂の巣を放置したことが原因で、隣人や通行人が刺された場合、悪いときには損害賠償を請求されることも。

過去には、「ハチ駆除営巣の有無を点検し、巣を撤去することは、過大な費用負担を要するものではなく、甲において実行可能であったといえる(要約)」として、キャンプ場への損賠賠償が認められた判例があります。(参照:武蔵野簡裁判決平成30年4月26日)

余計なトラブルを回避するためにも、蜂の巣を見つけたら、速やかに駆除しましょう。

まとめ

この記事では、壁に蜂の巣がつくられたときの正しい対処法を紹介しました。
とくに重要なポイントは次の3点でしたね。

  • 壁に蜂の巣をつくられたら、巣の種類を見分けて適切に対処しよう
  • 壁の中にできた蜂の巣はハチ駆除専門業者への依頼が必要
  • 壁に蜂の巣をつくらせないためには殺虫スプレーや木酢液による予防が効果的

あなたの家の壁にできた蜂の巣が安全に駆除され、また元通りの生活を送れるよう祈っています。

迅速かつ安全なハチの巣駆除は、みんなのハチ駆除屋さんにお任せください!
ご希望の方には、当日対応や再発防止処理も含めたご提案が可能です。
蜂の巣駆除の料金・到着の流れはこちらのページをご覧ください。

それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

この記事を監修したハチ退治の専門家
スタッフの写真
日向 準(ひむかい じゅん)

家の壁に蜂の巣ができると、刺されるんじゃないかと気が気じゃないですよね。
家の周りを歩くのも躊躇してしまうと思います。
蜂の巣は時間の経過とともにどんどん大きくなっていくため、早めに取り除くことをオススメします。

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