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【専門家が教える】蜂に刺されない方法

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2023.07.25更新
ハチ退治の専門家が丁寧に教えます!

蜂に刺される人と刺されない人の違い

「夏が近づくと周囲を飛び回る蜂が怖すぎる」
「蜂が家に近付かなくなる方法、蜂に刺されなくなる方法が知りたい」

6〜8月になると、家の周りに蜂が飛び交い、巣をつくるようになります。
蜂に刺されずに夏を安全に乗り切るには、この記事で紹介する蜂対策が非常に有効です。
この記事では、プロのハチ駆除業者の目線から、蜂と遭遇しないためにできること、蜂と遭遇したときに刺されないための対処法、お家でできるハチの営巣対策をお伝えします。
それではまいります。

「ハチ退治の専門家に相談したい」という方は、みんなのハチ駆除屋さんにお問い合わせください。最短30分で駆けつけ、ハチ退治のベテランが安全に退治します。
蜂の巣駆除の料金・到着時間こちらのページにくわしく記載しております。

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ハチに刺されないための服装は?(白色・長袖・無香料)

ハチを刺激する服装

6〜8月のハチの繁殖期には、ハチを刺激するものを身に着けないようにしましょう。
具体的には、次のような服装がベストです。

  • 黒い服を避け、白い服を着用する
  • 毛皮を避け、綿、ナイロン、ポリエステルなどの素材を着用する
  • ひらひらする服や物を避け、体にフィットする服を着用する
  • 香水や化粧品、整髪料などの強い匂いを避け、汗を抑制する
  • 柔軟剤の匂いがきつい洗濯物は外に干さない(室内に入れるときも洗濯物の間にハチが挟まっていないか確認する)

ハチに刺されやすい場所は「素肌の露出した部分」

ハチに刺されやすいのは、顔・頭・手・腕・足など露出してる部分です。
長袖や帽子など、できるだけ露出を減らすことで防ぎましょう。

ハチと遭遇したときの正しい対処法は?(声を出さずその場を離れる)

ハチと遭遇したら、刺されないために、次の4つの行動を必ず守ってください。

  • 大きな声を出さない
  • 静かにゆっくりとその場を離れる
  • 頭や目を守る(ハチは黒いものを攻撃する性質があるため)
  • スズメバチの場合、ハチの巣の半径10メートル以内に近寄らない

スズメバチは、日本に生息する4,200種を超えるハチの中でもっとも凶暴です。巣の形が丸いボール型だったり、ハチが顎をカチカチと鳴らして威嚇してきた場合、それはスズメバチの可能性が高いです。ハチの見分け方は、次の記事でくわしく解説しています。
▶ハチの種類と特徴:見分け方

ハチの視覚は動くものに反応する

ハチの視覚は、一定以上の角速度(回転速度)に反応します。

どういうことかというと、人間がハチの巣を前にして静かに前後に動く場合は、ハチにとって大きな刺激にはなりません。
しかし手を振り回したり、体を左右にひねるような動きには、敏感に反応します。とくに、そのような動きが早くなるとハチの興奮も高まります。

ハチに追いかけられても、勇気を出して動かずにじっとしていれば、別の場所に飛び去ることがあります。これもやはり、ハチが動きの遅いものや静止しているものを上手く判別できない習性を持つためです。

こんな場所に注意!ハチが巣をつくりやすい場所

スズメバチガスを作る場所

ハチは土の中や木の枝、家屋など、さまざまな場所に巣を作ります。
とくに現代の人家は、雨風をしのげて餌場が近いため、ハチにとって非常に住みやすい場所です。
家の敷地内で、とくに次のような場所にハチの巣がないか、注意して確認してください。

  • 家の軒下、外壁
  • 雨戸の中、屋根裏
  • 庭木の枝、茂みの中、土の中
  • ベランダ、室外機の中
  • バイクのマフラー、車のバンパーの隙間、車のドアの内側など

営巣初期のハチの巣は小さく目立たないため、4〜5月は家主が存在に気づかないケースが多いです。しかし6月以降は巣が大きくなり、働き蜂の数も日に日に増えるため、たいへん危険です。
ハチの巣を放置すればするほど、刺されるリスクが高まりますので、見つけ次第必ず駆除してください。巣の計上からハチの種類を見分ける方法は、次の記事でくわしく解説しています。
▶蜂の巣種類の見分け方、プロが教える駆除・予防のコツ

ハチに巣をつくられないための予防・対策

「毎年、同じ場所にハチの巣がつくられて困っている」
私たちのもとには、このようなご相談がよく届きます。
ご自宅にハチの巣を作られないようにするには、3〜6月に次の予防・対策を行うと効果的です。

  • 予防したい場所に殺虫剤や木酢液を撒く・塗布する(雨で流されるため、3〜4日おきに予防するのがベスト)
  • 頻繁にを撒く(ハチは湿気を嫌うため)
  • ゴミや甘い匂いのするジュース・お菓子を外に放置しない

ちなみに人家でよく見られるスズメバチ・アシナガバチの巣は1年もので、翌年以降、別のハチが巣に住み着くことはありません。
しかし1度ハチの巣をつくられたということは、その場所がハチにとって快適だったということです。
同じ場所に巣を作られないよう、翌年以降も注意して見るようにしてくださいね。

家の敷地内に巣がある場合は速やかに駆除すること

スズメバチに刺される被害を最小限にするには、巣に近づかないことが重要です。

スズメバチが攻撃するのは、「巣が危ない!」と察知したときでしたよね。
巣が近くにある状況では、うっかり近づいて刺されるというリスクを避けられません。

もしお家の周りに巣がある場合は、被害が出る前にすみやかに駆除しましょう。

ただし、駆除の途中に刺されるといった危険があることも忘れずに。
ご自分で駆除される際は、防護服を着用することをオススメします。

※安全に徹底的に駆除したい場合は、私たちみんなのハチ駆除屋さんにお気軽にご相談くださいね。ハチ駆除のプロがすぐに駆けつけ、被害が出る前に対処いたします。
蜂の巣駆除の料金・到着時間こちらのページにくわしく記載しております。

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蜂の攻撃の4つのサイン

ハチの中でも攻撃性と毒性が高いスズメバチの攻撃サインをお伝えします。

サイン1:監視

巣を攻撃する敵がいないか、巣の入り口にいる見張りバチが監視します。
巣の半径5m以内に外的が近付き、大きな物音を立てて刺激した場合、警戒対象になります。

サイン2:警戒

異常を感じると、警戒して飛び回ります(警戒飛行)。

例えば、人間が巣に近づいた時などに、「ここは近づいちゃダメだよ!」とメッセージを送る意味で、人間の周りを飛び回ります。

サイン3:威嚇

警戒飛行をしても敵や人間がいなくならないと、アゴをカチカチ鳴らしたり、音を発して飛び回ります。これは最後の警告を意味します。

低い姿勢でゆっくり動けば、刺されずに離れることができます。

サイン4:攻撃

威嚇・警告しても敵が去らない時は、飛び回りながら、黒いもの、動くもの、髪の毛などを狙って毒針で攻撃します。


スズメバチは、何度も刺すことができるのでやっかいです。なのでやはりこの4段階のサインのうち、早めにサインを察知することが大事になるんです。

スズメバチが「自分たちの巣が危ない」と感じるのは、巣に伝わる振動を感じた時です。
とくに地中に巣を作るオオスズメバチは、地面の揺れを感じるとすぐにサイン3の段階にいくので危険です。

蜂よけの薬や忌避剤はあるの?

ハチ避けのために、体につけて蜂を避ける特効薬は、特にありません。
蜂の巣を作らせないために、壁に吹きかけるスプレーなどはありますが、体には使えません。
ハチが嫌うハッカ油や木酢液なども、人の体にかけるのではなく、巣が作られる場所に吹きかけるものです。

ハッカ油は天然成分なので比較的安全性が高いです。
バッグや服など持ち物にかけておくと良いでしょう。
濃度を薄めて肌に塗ることもできますが、肌に負担がかかるわりに効果は期待できないのでおすすめしません。

また、(市販の蚊よけなどの)虫除けスプレーには蜂をよける効果はありません。
興奮しているハチはなおさらです。

まとめ

この記事では、ハチに刺されないための方法を解説しました。
とくに重要なポイントは、次の3点でしたね。

  • ハチに刺されないために、白色・長袖・無香料の服装を意識する
  • ハチに遭遇したら、大きな音や動きを避け、ゆっくりとその場から離れる
  • ハチに巣を作られないよう、殺虫剤や木酢液、水撒きなどで予防対策する

スズメバチの巣が見えないときでも、スズメバチが飛び回っている時は近くに巣があると考えたほうがいいです。
天井裏や木の茂み、壁のスキマなど気づかない場所にあるかもしれません。

もしスズメバチを見かけたら、静かな行動で刺激せず、みんなのハチ駆除屋さんにご連絡ください。プロが安全に駆除します!
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万が一スズメバチに刺された場合の応急処置

もしもスズメバチに刺されたら、刺された場所をつまむようにしてハチ毒を絞り出し、針が残っている場合はピンセットで抜いてください。
ハチ毒は水に溶けやすいため、しっかりと水で洗い流し、抗ヒスタミン剤やステロイド剤(虫刺されの薬)を塗布してください。
その後、患部を冷やし、幹部を仰向けで横になってから、めまいや呼吸困難などの症状が出ないか確かめましょう。

少しでも異常が見られる場合は、迷わず病院に行ってください。
全身症状ならアレルギー内科・内科・外科、局所症状なら皮膚科に問い合わせてください(総合病院なら、確実に案内されます)。

この記事を監修したハチ退治の専門家

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日向 準(ひむかい じゅん)

スズメバチに遭遇してしまっても、慌てず、その場からゆっくり離れることが大事です。くれぐれも手ではたいたりして、ハチを刺激することがないようにしましょう。

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