栃木県 M・A様
一軒家の貸家に住んでいる主婦です。
毎年4月頃から蜂のフン被害に悩まされています。
布団やタオルなどの洗濯物にフンをされるため、外に干しておけません。
しかもフンがなかなか落ちなくて厄介です…。
どうしてこんなにフンをされてしまうんですか?
どうやって対策すればいいですか?教えてください。
みんなのハチ駆除屋さんの日向がお答えします。
せっかく綺麗にした洗濯物にフンを落とされてしまったら、ガッカリしますよね…。
フン被害が何度も続けば、ウンザリしてしまうはず。
蜂のフン被害を防ぐには、蜂を近くに寄せ付けないための対策をしておくことが有効です。
(▶︎すぐに対策方法を確認したい方はこちらから)
蜂のフン被害のほとんどは、ミツバチによるもの。
ミツバチは、白っぽい色・薄い色めがけてフンをする傾向があり、その理由は明確にはわかっていません。
フンは黄色〜茶褐色の泥状で、一度付着するとなかなか落ちにくいためかなり厄介です。
フン被害に気づいたら、これ以上被害を大きくしないためにも早めに対策しておきましょう。
このあと「なぜあなたの家にフンをされてしまうのか?」「どう対策すればいいのか?」を詳しく解説します。
シミになってしまったフンの落とし方も紹介するので、蜂のフン被害でお困りの方はぜひ最後までご覧くださいね。
あなたのフン被害のお悩みが解消されれば幸いです。
※蜂の巣の駆除をご希望される方は、みんなのハチ駆除屋さんにお気軽にご相談ください。
お電話いただいてから最短30分で駆けつけ、お家の状況に合わせて対処いたします!
そもそも蜂があなたの家にフンをするのは、蜂の行動圏内になっているため。
多くの場合、蜂は巣から100m〜200m圏内の場所にフンを落とします。
とくにミツバチは、掃除専門の働き蜂がいるほど綺麗好きな蜂です。
巣の中でフンをすることはなく、エサ探しで飛び回っている最中にフンを落とすんですね。
加えて春〜初夏にかけては、冬の間に体内に溜めていたフンをまとめて排出します。
そのため、この時期はフン被害がかなり多いんです…。
春〜初夏の時期はとくに注意して、蜂が寄ってこないように対策しておきましょう。
対策方法はこのあと詳しく紹介しますね!
蜂がフンをするのは具体的には次のような場所です。
洗濯物を干しているベランダや軒下、またカーポートなどに蜂が寄り付かないような対策をしていきましょう。
蜂は干してある洗濯物の洗剤・柔軟剤の成分に反応して寄ってくることがあります。
次の2つの方法で、洗濯物の近くに寄せ付けないよう対処しましょう。
蜂は、柔軟剤の甘いニオイやお花のようなニオイに反応する傾向があります。
柔軟剤を無香料のものに変えるだけでも、蜂が寄ってくるリスクを避けられます。
ただ、柔軟剤のいい香りを無くすのはイヤだ…という方がいらっしゃるかもしれませんね。
その場合は、「蛍光増白剤」が入っていない洗剤を使用してみましょう。
蛍光増白剤とは、洗濯物を白く見せる効果がある薬剤です。(漂白剤とは異なります)
ミツバチは白い場所にフンを落とす習性があるため、蛍光増白剤が使用された洗濯物はフンをする標的になりやすいんですね。
お使いの洗剤を確認し、蛍光増白剤が入っているようであれば別の洗剤に変更してみましょう。
蜂が寄ってくるのは、その場所は蜂が好む環境になっているということ。
殺虫剤や木酢液などの蜂が嫌がる成分・ニオイを利用して対策しましょう。
蜂が寄り付きやすく、かつフン被害が起きやすいベランダや軒下、カーポートなどの近くに上記のアイテムを吹きかけておくことで対策できますよ。
ただし、木酢液はミツバチへの効果が殺虫剤に比べてやや弱いとされています。
薬剤の使用に抵抗がないのであれば、殺虫剤の使用がおすすめです。
※お庭で植物を育てている方は、植物への影響が少ない木酢液を使用すると安心ですよ。
物理的に蜂を侵入させない方法として、防虫ネットの設置もおすすめです。
ただし一般の方では設置が難しいほか、景観を損ねるというデメリットも。
また、賃貸にお住いの方は大家さんや管理会社さんの許可が必要かもしれません。
ウチでやるのは難しそうだな…という方は、ここまでにお伝えした対策法①②を試してみてください。
いくら対策をしても効果がない!という場合は、お家の敷地内やすぐ近くに巣が作られているかもしれません…。
すでに巣を作られている場合は、被害が大きくなる前に駆除することが望ましいです。
放置することで、フン被害のみならず刺される危険性も高まります。
ミツバチが巣作りの場所として選ぶのは、屋根裏や床下です。
不安な方は一度確認することをおすすめしますが、巣を刺激しないようご注意ください。
(こちらは、実際にみんなのハチ駆除屋さんに駆除をご依頼いただいたお宅の写真です。床下に巣を作られていました。)
もしお家の敷地内で巣を発見したら、決して近づかず、みんなのハチ駆除屋さんにご相談くださいね。
ミツバチの巣は蜂の数が多く駆除もかなり危険であるほか、ベトベトと垂れてしまったハチミツの処理が難しいもの。
自力駆除も可能ではありますが、その困難さを考えるとプロにお任せするのが賢明です。
ちなみに養蜂家さんが無料で引き取ってくれるケースもあるため、お近くの養蜂場に連絡してみてもいいかもしれませんね。
もし巣が公共の場所にできているのであれば、まずはお住まいの地域の自治体に相談してみましょう。
さて、ここまでは蜂を寄せ付けないための対策方法を紹介しました。
このあとは、付いてしまった蜂のフンの落とし方を詳しく解説しますね。
寄ってきた蜂が家の中に入ってきてしまったら、次の3ステップで対処しましょう。
蜂に限らず、虫は明るい方を目指して飛んでいきます。
ムリに退治しようとせず、外に出ていくのを待つのが安全です。
「蜂のフンが全然落ちない…」
「シミになってしまった」
蜂のフン被害で厄介なのは、フンがなかなか落ちないこと。
蜂のフンには花粉・油分が含まれていて、一度フンが乾ききってしまうと繊維に付着してシミになりやすいんですね。
また、時間が経ってフンが酸化することで車の塗装を傷めてしまうことも。
洗濯物に付いたフン・車に付いたフンそれぞれに落とし方を解説しますので、ぜひ試してみてください。
※もしかすると「蜂のフンには有害な成分が入っているんじゃ…」と不安な方がいらっしゃるかもしれませんが、その点は心配いりません。
フンに毒の成分は入っていないため、通常通り洗濯していただけますよ!
基本的には、一般的な油汚れの落とし方と大差ありません。
落ちにくい汚れは、手洗い&つけおきをして洗濯機に入れましょう。
付着してすぐのシミは、食器用洗剤を使用した手洗いで対処できます。
それでも落ちない場合やしばらく時間が経ってしまったフンは、つけおきで対処しましょう。
これでだいぶ綺麗になるはずです。
どうしても落ちない場合は、漂白剤を使っていただく、もしくはクリーニングでシミ抜きをお願いするようにしましょう。
車に付いたフンは洗濯物に付いたフンよりも落ちにくいことに加え、強くこすると塗装を傷つけてしまう可能性があるためかなり厄介です…。
車についてしまった蜂のフンはまず汚れを浮かせましょう。
お湯があまりにも高温だとガラスが割れてしまう恐れがあります。
お湯の温度は40〜45度程度にしましょう。
また、油汚れ用のクリーナーや研磨剤は、車のワックスや塗装を剥がしてしまうことも。
車の状態を確認しつつ、強い力でこすらないようご注意ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
蜂のフンについて、モヤモヤは解消されたでしょうか?
蜂があなたの洗濯物や車にフンをするのは、その場所が蜂の行動圏内であるため。
フン被害を防ぐためには、次の方法で対策することが重要です。
刺される被害だけではない蜂の被害。
とくにフンは時間が経てば経つほど落ちにくくなるため、早めに対処していきましょう。
ちなみに、「フンの被害で巣が作られていることに気づいた!」というお客様から駆除のご依頼をいただくこともございます。
とくにミツバチは屋根裏や床下に巣を作るため、なかなか巣の存在に気づきにくいものです。
「蜂にフンをされている…」という方は、一度お家の周りを確認してみることをおすすめします。
もし巣が作られていた場合は、みんなのハチ駆除屋さんにお気軽にお電話ください。
被害が拡大する前に、プロの作業員がすみやかに対処いたします。
ここまではみんなのハチ駆除屋さんの日向がお届けしました。
蜂のフンに関するお悩みが、きれいさっぱり解決することを願っております。
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