先日、家の軒下にできたハチの巣を駆除しました。
次の日、巣があったところを見てみたらけっこうな数のハチがブンブン飛び回っていてびっくりしました。
せっかく駆除したのに、どうして駆除したハチの巣のところにハチが戻ってくるんですか?
このハチはいつまで飛び回っているんでしょうか…?どのくらいで寿命になるのか気になります。
またずっといる場合、どう対処すればいいか教えてください。
巣に戻ってくるのは「戻りバチ」。巣を作られたり、ハチの数が多い時はプロに依頼を!
こんにちは!
みんなのハチ駆除屋さんの日向がお答えします。
「ハチの巣を駆除したのに、またハチが戻ってくる…!」
実はこのお悩み、かなり多いんです。
巣を駆除した後に戻ってくるのは、駆除の時に巣にいなかったハチや、駆除しきれなかったハチです。この現象は「戻りバチ」と呼ばれます。
戻りバチが発生したらなるべく近づかず、数が多いようであれば駆除業者に連絡しましょう。
戻りバチ予防としては、巣があった場所に殺虫剤を吹きかけておくことも有効です。
戻りバチの寿命はそう長くありません。
約1週間ほどは巣があった場所を飛び回りますが、拠点となる巣がないため数日で寿命を迎えます。
注意したいのは、巣を失って凶暴になるハチがいること。
ハチには帰巣本能があるため元の巣に戻ってきますが、巣が無くなっていた場合に怒って凶暴になることがあるんです…。
また女王蜂が生き残っていると、もう一度同じ場所に巣を作られる可能性も。
とくに引越し途中の巣だった場合は、他の巣も見つけて駆除しないと危険です。
戻りバチの対策方法はこのあと詳しく解説するので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。
▶︎「戻りバチが不安だから、プロの人に駆除してほしい」「戻りバチをいますぐ退治してほしい」そんな方は、私たちみんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。
危険な巣をすみやかに駆除し、再発防止策も徹底的に行います!
お見積もり無料で、当日対応も可能です!
注意!ハチの数が多い時はプロに依頼しよう
- 戻りバチの数が多い(3匹以上)
- 家の中に入ってきて追い出せない
- また巣を作り始めた
このような場合は、早めにプロのハチ駆除業者に相談してください。
巣がないことに怒るハチもいるので、自分で対応するのはキケンです。
また、巣のあった場所の周辺を飛び回って、時には近くの家に入り込むことも…。そうなる前に、プロに駆除してもらうのが安心です。
スズメバチは要注意!種類別の対策ポイント
巣に戻ってくるハチの対策方法は、ハチの種類によって変わってきます。
もともと攻撃的な性格をもつスズメバチには、とくに注意が必要です。
それぞれのハチごとに、主に巣ができやすい場所と注意点をおさえておきましょう。
スズメバチ | |
---|---|
主に巣が できる場所 |
屋根裏、軒下など雨風をしのげる閉鎖的な場所。または土の中 |
注意点 | もともと攻撃性が高く、戻りバチの場合はさらに凶暴になっている可能性が高い |
アシナガバチ | |
主に巣が できる場所 |
外壁、庭の木、ベランダなど開放的な場所 |
注意点 | 巣への執着が強く、刺激すると攻撃的になる |
ミツバチ | |
主に巣が できる場所 |
雨戸の戸袋、壁のスキマ、天井裏など狭い空間 |
注意点 | 攻撃性は低いが、数が多い |
巣に戻ってきたハチは、気が立って凶暴化している可能性も十分あります。
それぞれ巣ができやすい場所を確認し、これからお伝えする対策方法を実践しましょう。
ちなみに、戻りバチが発生している場所・建物の種類で方法は変わってきます。
建物の種類 | 注意点 |
---|---|
戸建て・一軒家 | 持ち家の場合、自分でやるか駆除業者に依頼する |
賃貸 | まずは大家さんや管理会社に連絡する |
公共部分 | 公園や道路などの公共の場所に関しては、役所に連絡する |
あなたのお家で戻りバチが発生していた場合は、ご自身で対処するか駆除業者に依頼するかのどちらかです。
「戻りバチの数が多く、再び巣を作られた」「自分で駆除しても、ハチが戻ってきそうで怖い」このような場合は、駆除業者に相談してみてくださいね。
このあとは、ご自身での対処法を紹介します。
スプレーや木酢液で戻りバチを防ぐ方法
すでに戻りバチが発生しているなら、まずは離れた場所から様子を確認してください。
すぐにその場を離れていくようであれば、その隙にスプレーや木酢液を使って対処しましょう。
また、「戻りバチは発生していない」という場合でも、これからハチが戻ってくる可能性は十分に考えられます。
同じ方法で予防もできるので、よくよくチェックしてくださいね。
ではさっそく、詳しい対策方法を見ていきましょう!
①殺虫スプレーを吹きかける(刺されないよう注意!)
駆除の後、巣があった場所に殺虫スプレーを噴射しておきましょう。
すでに戻りバチが発生している場合でも、これ以上寄ってくることはなくなります。
スプレーは、とくにハチ退治の効果がある「ピレスロイド系」の殺虫剤がオススメ。
1度のスプレーで効果が続くのは、およそ2週間ほどです。
ただし、「全然効果がない」「使ったけど巣を作られた」という声もありますので、効果は万全ではありません…。
私たちのような専門業者の薬剤の方が、やはり強い効果があります。
また、スプレーでハチを駆除しきれずに刺激してしまうと、さらに攻撃的になる可能性も。
刺されないように、スプレー使用時は以下の点に注意してください。
- 肌を露出しない
- スプレーがペットや植物にかからないようにする
- 吸い込まないようにする
- 風が強い日は避ける
- スプレーの注意書きを読み、効果のあるハチの種類を確認する
- 雨が降ったら、もう一度同じところに吹きかけておく
蜂の巣を駆除する時と同様、安全に注意を払って作業を進めてください。
②木酢液・ハッカ油を吹きかけておく
木酢液やハッカ油は、ハチが苦手な香りです。
巣があった場所、または巣が作られそうな場所に吹きかけておきましょう。
こちらもスプレー同様、1〜2週間に1回ほどのペースで使用してくださいね。
やや面倒かもしれませんが、雨が降ったら改めて吹きかけておくのを忘れずに。
ちなみに、巣があった場所に水をまくいておくのも効果がありますよ!
ハチは乾いた場所に巣を作ります。
屋根裏や軒下に巣が作られやすいのは、雨風をしのげる場所だからなんですね。
そのため、水で濡れている場所は避ける傾向があります。
この方法は、すぐにスプレーや木酢液を用意できない場合などの応急処置として有効です。
高いところはホースを使って、手の届く場所はボウルなどを使って試してみてください。
「戻りバチはいつまでいるの?」
せっかく蜂の巣を駆除したのに、また同じ場所に戻ってくるハチ。
戻りバチは、1〜2週間ほどその場所を飛び回ります。
その後は、新しい居場所を探して飛んでいくか、もしくは力尽きて死んでしまいます。
そのため、戻りバチの数が多くなければ放っておくのも一つの手段。
しかしハチが凶暴化していた場合は、あなた自身やご家族が刺されてしまう危険があります。
被害が出てしまってからでは遅いんです…。
「ハチの数が多くて対処しきれない」
「駆除しても、また戻ってこないか不安…」
戻りバチの対処に不安がある場合は、ムリせずハチ駆除の専門業者に相談しましょう。
引っ越し中の巣だったら、元の巣も駆除しよう
最後に、もうひとつの可能性を考えておきましょう。
それは「引っ越し中の巣」を駆除してしまった可能性です。
まれにですが、ハチは巣を引っ越しする場合があります。
引っ越し先の「新しい巣」を駆除した時に、「もとの巣」が残っていると、また同じ場所に「新しい巣」が作られることがあるんです。
その場合、「もとの巣」を駆除しない限り、何度も巣を作られるかもしれません。
みんなのハチ駆除屋さんでは、引っ越し中の巣の見極めから駆除までやっています。
くわしく調査しますので、ご相談ください。
まとめ:戻りバチが心配な時
戻りバチは、数が少なければ自分で対処できそうですよね。
でも、気が立っているハチもいるので要注意なんです。
「刺されるのは嫌だから、安全に戻りバチを退治したい」そんな場合は、みんなのハチ駆除屋さんにご相談ください。
ハチの巣駆除の専門スタッフが、安全に駆除します。
ちいさな心配事でも大丈夫なので、お気軽にご相談くださいね。